布土駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 布土駅(ふっとえき)は、かつて愛知県知多郡美浜町大字布土にあった名古屋鉄道河和線の駅。
2006年(平成18年)12月16日に廃止となった。毎時2本の普通電車のほか、朝に数本急行が停車していた。ただ、普通電車は知多新線を除いた他の路線とは違いほぼ30分間隔の等間隔ダイヤとなっておらず(普通電車が2本続けて発車した後特急と急行が連続して通過していた)非常に利用しづらいダイヤであったため、隣の快速急行(一部特急も停車)停車駅(2006年当時)である河和口駅などに利用者は流れてしまい、低迷した。
駅構造
ホームは2面2線の相対式の地上駅。ホームは最大6両まで対応していた。駅集中管理システム未導入の、完全な無人駅。駅舎もなく、直接ホームに入る形になっていた。冒頭の通り、同システム導入に伴うコストの削減のため、この駅は廃止対象の駅となり、2006年(平成18年)12月16日に廃止された。
配線図
駅周辺
利用状況
1日平均の乗車人員は2004年度105人、2005年度110人であった。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日 知多鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 知多鉄道が名古屋鉄道に合併。
- 1972年(昭和47年)4月1日 同日廃止された四海波駅を統合し、太田川寄りに900m移設。
- 2006年(平成18年)12月16日 廃止。
隣の駅
脚注