「大阪府立体育会館」の版間の差分
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2014年3月14日 (金) 22:37時点における最新版
テンプレート:体育館 大阪府立体育会館(おおさかふりつ たいいくかいかん)は、大阪府大阪市浪速区難波中三丁目にある体育館である。
概要
1952年、飛行機用格納庫の骨組みを使った鉄骨製の体育館として建設された。
1985年に施設の老朽化に伴う全面改築工事を実施し、1987年に現在の体育館(写真)が完成した。
大相撲の三月場所(春場所、大阪場所)、全日本バレーボール選抜大会、プロボクシング、プロレスなどのスポーツイベントを開催。過去には同じく大阪市南部のターミナルに位置していた大阪球場と共に、スポーツのメッカとして親しまれていた。
近年は、ここで開催されてきた種々のイベントを大阪城ホール、なみはやドーム等へと分散させる傾向にある。
大相撲やメジャー団体のプロレス興行、プロボクシング世界戦などが行われる第1競技場のほか、地下には第2競技場、その他柔剣道場などがある。
プロレスや格闘技イベントの中で、固定席だけで3000席を超える第1競技場で興行実績があるのは現存する団体では新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DRAGON GATE、大阪プロレス、IGFプロレスリングで、その他の団体は、フロア面積は狭いが施設使用料の安い第2競技場を使用している。
プロボクシングの世界戦は前出の通り通常は第1競技場で開かれるが、2009年9月の名城信男 vs ウーゴ・カサレスのみ第2競技場で行われた。第2競技場では西日本新人王決勝戦も開かれている。
2008年、大阪府知事に就任した橋下徹が進めている大阪府の行財政改革の一環で、大阪府立体育会館の売却・廃止の方針が打ち出されたため、今後の行方が注目されている[1]。
2012年3月、命名権をBB-SPORTS社に売却し、「BODYMAKERコロシアム」(ボディメーカーコロシアム)となる。契約期間は2015年3月までの3年間[2]。なお大相撲の番付及びNHKの大相撲中継では、従来通り「大阪府立体育会館」の呼称を使用していたが、2014年3月場所では、番付のみボディメーカーコロシアムと表記された。
施設
- 第1競技場 - フロア面積:3,010m2(70m×43m)、固定席:3,131席
- 第2競技場 - フロア面積:912.6m2(33.8m×27m)
- 柔道場 - フロア面積:450m2(29m×15.5m)
- 剣道場 - フロア面積:450m2(29m×15.5m)
- 多目的ホール - フロア面積:330m2(27.5m×12m)
- 会議室
- 特別室
交通アクセス
- 鉄道
- バス
- 大阪市営バス なんば停留所から徒歩5分
- 道路
事故
- 2013年5月1日、当時同体育館で開催されていた第62回黒鷲旗バレーボール大会で、試合の合間の練習中に、体育館の床板の木片が男子選手の腹部に刺さり、この選手は5針を縫う負傷を負った。当時、床板の一部が浮き上がっていた模様だが、原因は不明である[3]。
脚註
外部リンク
テンプレート:相撲- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ 体育館の床板、滑り込んだバレー選手の腹に刺さる 大阪 朝日新聞 2013年5月1日