生田原駅
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生田原駅(いくたはらえき)は、北海道紋別郡遠軽町生田原にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。
2002年(平成14年)12月1日から特急「オホーツク」を含む全列車が停車するようになった[1]。駅番号はA53。電報略号はイハ。
歴史
- 1914年(大正3年)10月5日:官設鉄道下生田原 - 留辺蘂間開業にともない設置。当時の駅名は上生田原駅(かみいくたはら)。一般駅。
- 1928年(昭和3年):上生田原森林軌道(馬鉄)開設。
- 1942年(昭和17年):森林軌道が機関車を導入して森林鉄道となる。
- 1946年(昭和21年)3月1日:生田原駅に改称。
- 1954年(昭和29年):上生田原森林鉄道廃止。
- 1984年(昭和59年)11月10日:簡易委託化。
- 1985年(昭和60年)6月1日:貨物・荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止。
- 1993年(平成5年)3月25日:文学館・図書館併設のコミュニティセンターとして駅舎改築[2]。
- 2002年(平成14年)12月1日:特急「オホーツク」の全列車が停車するようになる[1][3][1]。
駅構造
単式・島式ホーム2面2線の複合ホーム。ホーム間の線路は両方と接するが、島式ホーム側での乗降は行わない。2番のりばへは構内踏切を渡る。
1 | ■石北本線 | (上り) | 遠軽・旭川・札幌方面 | |
---|---|---|---|---|
2 | ■石北本線 | (下り) | 留辺蘂・北見・網走方面 | |
(上り) | 遠軽方面 | (当駅始発) |
遠軽駅管理の無人駅。駅舎には図書館、オホーツク文学館が併設されている。
駅名の由来
アイヌ語の「イキタラ」(笹)が転訛したもの。この地域には笹が多く生えていることから。
駅周辺
- 北海道道592号湯里生田原停車場線
- 国道242号
- 遠軽町役場生田原総合支所(旧・生田原町役場)
- 遠軽警察署生田原駐在所
- 生田原郵便局
- 遠軽信用金庫生田原支店
- えんゆう農業協同組合(JAえんゆう)生田原支所
- ちゃちゃワールド(木製のおもちゃをテーマとする観光施設[4]。1998年(平成10年)4月28日に開館[4]。
- 生田原温泉ノースキング
- 北海道北見バス「生田原」停留所
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color石北本線
脚注
参考文献
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜 - 当駅にてテレビ中継が行われた。