服部天神駅

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テンプレート:駅情報

ファイル:阪急服部駅クスノキ.jpg
服部天神 御神木のクスノキ
ファイル:服部駅 阪急電鉄運行安全祈願祭.jpg
服部駅 阪急電鉄運行安全祈願祭

テンプレート:ルビは、大阪府豊中市服部元町一丁目にある、阪急電鉄宝塚本線。2013年12月20日までの旧駅名は服部駅(はっとりえき)であった(以下の記述では旧名も併用する)。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅本屋の所在する上り梅田方面ホームと下り宝塚方面ホームとで改札口が分かれており、各ホームを連絡する跨線橋などはないため改札内でのホーム間の移動は不可能である。改札口は上下ホームとも駅北端(宝塚寄り)にある。

のりば

(西側) テンプレート:Color宝塚本線(下り) 宝塚川西能勢口石橋箕面方面
(東側) テンプレート:Color宝塚本線(上り) 大阪(梅田)神戸京都北千里方面

※のりば番号は設定されていない。

  • 1970年代までは駅構内踏切が存在し、改札内でホーム間の移動ができたが、8両編成化に伴うホーム延長工事の際に撤去された。以後、反対側のホームへは改札外の駅前踏切を渡る必要があるが、ラッシュ時間帯はいわゆる「開かずの踏切」状態になり、歩行者による無謀横断が後を絶たない。また駅前踏切は交通量も多いため、ホームに跨線橋等を設置するよう地元住民からの要望があるものの、建設に必要な用地確保ができない状態であり設置されていない。
  • 宝塚方面ホームの改札には大商学園生徒用の専用出口が存在したが、フェアライドシステム(乗車券類への出入場磁気記録化)の導入を契機に廃止された。
  • 当駅は地上駅であるため、バリアフリー設備としてスロープがある(2000年代に車椅子対応の傾斜の緩いスロープに更新された)。車椅子対応の広幅自動改札機が各改札口に1基設置されているが、上下線ともスロープから最遠箇所にあり、狭い改札付近で標準幅改札利用客の動線を横切って移動する形態である。

利用状況

2011年(平成23年)の一日平均乗降人員26,098人である[1]

近年の一日利用状況推移は下記の通り。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
出典
1995年 28,699 14,454 [2]
1996年 29,324 14,710 [3]
1997年 - - [4]
1998年 28,875 14,497 [5]
1999年 - - [6]
2000年 28,656 14,545 [7]
2001年 29,372 14,431 [8]
2002年 27,121 13,474 [9]
2003年 25,976 13,179 [10]
2004年 25,919 13,097 [11]
2005年 25,592 12,939 [12]
2006年 25,120 12,743 [13]
2007年 24,340 12,871 [14]
2008年 25,171 12,803 [15]
2009年 24,838 12,580 [16]
2010年 24,481 12,335 [17]
2011年 26,098 13,383 [18]

駅周辺

服部 (豊中市)も参照。

国道176号が、少し離れて東側を並行する。

服部緑地への最寄り駅は、北大阪急行緑地公園駅である。阪急宝塚本線における公園の中心および西側への最寄り駅は隣駅の曽根駅であり、服部駅は公園南側への最寄り駅である。服部駅から服部緑地(南端)までは最短距離で約1.2km(徒歩約15分)あり、公園の中心までは約2kmある。服部駅構内にその旨の案内表示がある。なお、曽根駅からも、かつて運行されていた路線バス(曽根 - 服部緑地)は廃止されたため交通手段は徒歩のみである。

バス路線

阪急バス

  • 南行
    • 9・10・13・63・160番(阪北線) 日出町(阪急バス本社前)
    • 13・63番(阪北線) 梅田 行(日出町・十三経由)
    • 160番(阪北線) 新大阪 行(日出町経由)
    • 86番(吹田線) JR吹田阪急相川 行(江坂駅前豊津吹田市役所前経由)
    • 85番(吹田線) JR吹田 行(江坂駅前・水道部前・吹田市役所前経由)
    • 87番(吹田線) 吹田営業所前 行(江坂駅前・金田町経由)
    • 95番(吹田線) 吹田市民病院 行(江坂駅前・水道部前・JR吹田北口経由)
    • 96番(吹田線) 吹田市民病院 行(江坂駅前・豊津・JR吹田北口経由)
  • 北行
    • 9番(阪北線) 千里中央 行(桜塚・北桜塚・豊中・上野坂一丁目経由)
    • 10番(阪北線) 千里中央 行(桜塚・北桜塚・豊中・東豊中経由)
    • 13番(阪北線) 箕面 行(桜塚・北桜塚・豊中経由)=土休日は豊中までの運行
    • 160番(阪北線) 大阪国際空港 行(桜塚・北桜塚・豊中・蛍池経由)
    • 63番(阪北線) 箕面 行(桜塚・北桜塚・豊中・柴原駅経由)=平日のみ
    • 85・86・87番(吹田線) 豊中方面 行(桜塚→克明小学校前→豊中→北桜塚→桜塚の一方通行循環)
      • 吹田線の一部系統で、柴原駅 行(桜塚・克明小学校前・豊中経由)も平日昼間のみ運行されていたが、廃止になった。

歴史

  • 1910年(明治43年)3月10日 - 箕面有馬電気軌道(阪急の前身)宝塚線開通と同時に開業。阪急では最古の駅のひとつ。開業当初は服部天神駅という駅名であった[19]
  • 2013年(平成25年)12月21日 - 再度服部天神駅に改称[20]。同時に駅番号を導入。

付記

  • 梅田方面ホームには大きな木()が一本生えており、ホームの屋根を突き抜けている。
    • 楠の由来 - 元来、服部駅の敷地は服部天神宮の境内であった。その境内にあった楠を御神木として残す形で服部駅が設置された。そのため神棚しめ縄が設けてあり、服部天神宮の夏天神祭の際には構内において安全祈願祭が行われる。
  • 当駅の宝塚側すぐには制限55km/hのカーブがあり、ATSも70km/hの速度照査制限がかかっている。

隣の駅

阪急電鉄
テンプレート:Color宝塚本線
テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急・テンプレート:Color準急
通過
テンプレート:Color普通
庄内駅 (HK-42) - 服部天神駅 (HK-43) - 曽根駅 (HK-44)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

  • 萱島駅 - 服部駅と同様にホーム、上屋を突き抜けてそびえ立つ神木の楠が存在する。
  • 服部駅 - 日本では他にJR吉備線にある。かつては北陸鉄道金名線にも存在したが、廃線廃駅となり現存しない。

外部リンク

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  17. テンプレート:PDFlink
  18. テンプレート:PDFlink
  19. 小西家資料館 白雪の明治・大正・昭和 第11章 小林一三と阪急の飛躍、白雪への応援 図10 創業時の箕面有馬電気軌道路線図 Fujiyama NET
  20. テンプレート:PDFlink 阪急阪神ホールディングス2013年4月30日