新潟日報

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テンプレート:基礎情報 新聞 新潟日報(にいがたにっぽう)は、新潟日報社が編集・発行する朝、夕刊の新聞(地方紙)。1942年昭和17年)の新聞統制によって新潟日日新聞、新潟県中央新聞、上越新聞を統合し創刊された。朝刊(統合版)発行部数約49万部、夕刊発行部数約6〜7万部。朝刊(統合版)は県下普及率約60%(2005年)。

構成

総合・国際面は共同通信社提供が中心、県外記事は北海道新聞(北海道)・河北新報(宮城)・東京新聞(東京)・中日新聞(愛知)・神戸新聞(兵庫)・中国新聞(広島)・西日本新聞(福岡)との連携が強い。

地域面は、かつては各地域ごとに差し替えられていたが、2010年3月30日より全地域一括掲載となった。平日は月曜日を除いて6面(「地域(フロントページ)」、「下越新潟ワイド」、「新潟佐渡」、「県央長岡」、「中越上越」、「地域」)で構成される(月曜日は全県で1面と隣県に関する記事が1面の計2面)。また、スポーツ面はアルビレックス新潟新潟アルビレックスBBなど、新潟のチームの試合の翌発行日朝刊に、他会場の結果よりスペースが取られて試合結果が掲載されることが多い。

柏崎刈羽発電所問題について通年企画を組んでいる。

読者投稿欄

毎日、「窓」と題した投稿欄に読者の投稿記事を掲載しており、その中に若者対象の投稿欄を「キラキラきらり」として日に一名分設けている。これには県外読者からの投稿もある。読者の投稿に対し返答がきた場合、「お答えします」の欄で答えとして掲載される。類似投稿欄として「私も一言」、長文の投稿を掲載する「私の視点」もある。

番組表

朝刊掲載分について記載。

最終面
中面

4コママンガ

朝刊

  • 『トマトさん』(にしみやおさむ):1990年頃〜2000年6月
  • 『あんずちゃん』(田中しょう)2000年6月〜2007年7月31日
  • ちびまる子ちゃん』(さくらももこ)2007年8月1日〜2011年12月31日
    • 中日新聞など他の連載紙より1か月遅れの連載開始となったが、連載初日は他紙が7月1日に掲載した初回分を掲載し8月2日から同時掲載となった。
  • 『カリンさん』(しもんまさゆき)2012年1月1日〜

夕刊

  • 『ヒラリ君』(井田良彦):〜2000年6月
  • 『トマトさん』(にしみやおさむ):2000年6月〜2007年7月31日
  • 『カンちゃん』(フジヤマジョージ):2007年8月1日〜

歴史

ファイル:Niigata nippo.jpg
新潟日報社 黒埼本社社屋、1982年から2013年まで本社が置かれていた。
  • 1942年 新潟日日新聞、新潟県中央新聞、上越新聞の3紙が合併し、「新潟日報」が誕生。
  • 1955年 新潟大火のため臨時に長岡支社で発行。
  • 1964年 新潟地震による報道活動により日本新聞協会賞を受賞。
  • 1970年 通年企画「あすの日本海」が菊池寛賞を受賞。
  • 1982年 本社を新潟市東中通(現在の中央区)から西蒲原郡黒埼町善久(現在の新潟市西区、黒埼本社所在地)に移転。
  • 1989年 通年企画「東京都湯沢町」が日本新聞協会賞を受賞。
  • 2001年 新潟放送などと共同で「メディアステーションbanana」を開設。
  • 2004年 キャンペーン企画「拉致・北朝鮮」が日本新聞協会賞を受賞。
  • 2008年 通年企画「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」が日本新聞協会賞と日本ジャーナリスト会議のJCJ賞を受賞。
  • 2013年 新潟市中央区万代の新社屋「新潟日報メディアシップ」が竣工。本社登記を同地へ移転、旧本社屋を黒埼本社に改称。

事件

不祥事

価格、購読料

  • セット版(朝刊と夕刊)新潟県内在住者…3,925円 新潟県外在住者…5,665円(郵送料含む)
  • 統合版(朝刊のみ)新潟県内在住者…3,007円 新潟県外在住者…4,567円(郵送料含む)
  • 一部売りは朝刊130円、夕刊50円

関連項目

脚注


外部リンク

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