岩泉町

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テンプレート:Infobox 岩泉町(いわいずみちょう)は、岩手県の中央部から東部に位置し、本州一面積の広いである。水の透明度が高いことで有名な龍泉洞鍾乳洞)の町として知られ、観光地としてはもとより、その水がミネラルウォーターとして販売されている。 町内における中心地区の水道水は龍泉洞のであり、大川や釜津田の集落では近くの湧水が利用されている。岩泉町は、町営のバスに「水と緑のシンフォニー」と謳われるとおり各地で水が涌いており、水に恵まれた町である。

1978年、町内の茂師(もし)で日本で初めてとなる恐竜化石「モシリュウ」が発見された[1]

地理

テンプレート:Sectstub 北上高地の東部に位置する。東部は太平洋に面する。この地域では、ちょうど北上山地が、大きく横たわる地帯であるため、極めて深い意味で神と結び付けられている。

  • 山:宇霊羅山(内部に「龍泉洞」と呼ばれる鍾乳洞がある)、鉄山(鉄鋼産業が盛んだったから。岩泉駅近くの駅の寺に、ここで採れた、鉄を使った灯篭あり。町文化財に指定されている。)
  • 河川:小本川清水川安家川、大川(釣り趣味の世界では、ここの七滝が全国的に有名)、小川

歴史

沿革

  • 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制施行にともない、岩泉村・尼額村・乙茂村・猿沢村・二升石村の計5か村が合併して新制の北閉伊郡岩泉村が発足。安家村有芸村組合村を形成。
  • 明治29年(1896年)3月29日 - 北閉伊郡・中閉伊郡東閉伊郡が合併して下閉伊郡が発足。下閉伊郡岩泉村となる。
  • 大正11年(1922年)8月1日 - 町制施行し、岩泉町となる。これにともない町村組合の形態が岩泉町外二箇所組合となる。
  • 昭和3年(1928年)10月31日 - 安家村・有芸村との組合を解消。
  • 昭和31年(1956年)9月30日 - 安家村・有芸村・大川村小本村と合併し、新制の岩泉町が発足。
  • 昭和32年(1957年)4月1日 - 小川村を編入。

行政

  • 町長:伊達勝身(だて かつみ、平成11年(1999年)12月26日就任、4期目)

姉妹都市・友好都市

経済

産業

漁業

郵便

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

小学校

  • 岩泉町立岩泉小学校
  • 岩泉町立二升石小学校
  • 岩泉町立大川小学校
  • 岩泉町立浅内小学校
  • 岩泉町立釜津田小学校
  • 岩泉町立小川小学校
  • 岩泉町立門小学校
  • 岩泉町立中沢小学校
  • 岩泉町立国見小学校
  • 岩泉町立安家小学校
  • 岩泉町立有芸小学校
  • 岩泉町立小本小学校
    • 岩泉町立小本小学校大牛内分校

中学校

  • 岩泉町立岩泉中学校
  • 岩泉町立釜津田中学校
  • 岩泉町立小川中学校
  • 岩泉町立安家中学校
  • 岩泉町立小本中学校

高校

交通

空港

鉄道路線

  • 県庁への連絡(盛岡駅):宮古駅まで北リアス線を利用し、山田線に乗り換え。主に小本地区で利用されている。
小本地区周辺以外からはJRバス東北早坂高原線を利用し盛岡駅へ出るルートが利便性が高い。また、宮古駅から106急行バス岩手県北バス)というルートもある。

備考

かつては 東日本旅客鉄道(JR東日本)が 宮古市茂市駅から岩泉駅まで岩泉線を運行していたが、2014年4月1日で廃止された。
岩泉線は国鉄時代に「小本線」として小本地区(太平洋沿岸部)まで延長される計画であった。さらに東北本線方面への建設計画もあった。

道路

一般国道

県道

主要地方道
一般県道

道の駅

バス

港湾

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

岩泉町出身の有名人

その他

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

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  1. 岩手県立博物館 モシリュウ