ルミネtheよしもと

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テンプレート:ホール概要 ルミネtheよしもと(ルミネザよしもと、英語LUMINE the YOSHIMOTO)は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー2007年9月までは吉本興業)が運営するお笑い専門の劇場である。東京都新宿区東日本旅客鉄道(JR東日本)新宿駅に隣接する商業ビル「LUMINE2」の7階にある。通称「ルミネ」。ルミネのない関東以外で「ルミネ」といえばこの劇場のことであることが多い。

概要

  • ここは、元々ルミネホール「ACT」(アクト)という名の貸ホールであった。
  • 2001年4月に、吉本興業の東京拠点としてオープンする。458の客席を備え、同社の劇場としては中規模の部類に入る。客席数は大阪のなんばグランド花月(NGK)の約半分で、よしもと祇園花月より数十席少ない。
  • 同社が1990年代に設立した「銀座7丁目劇場」「渋谷公園通り劇場」は若手芸人のファン層である若い女性が主な客層だった。しかしルミネtheよしもとは幅広い年齢層の観客獲得に力を入れ(新喜劇の上演・休日昼間の公演など)、成果を挙げている。
  • 劇場の前には「よしもとテレビ通り」という物販スペースがあり、吉本芸人のオリジナルグッズやテレビ番組の関連グッズなどを扱っている。お笑いファンだけでなく地方からの団体客などを意識した商品が多く、観光名所としての充実を図っている。
  • インターネットの活用に積極的で、2003年3月までは若手芸人が出演するライブをストリーミング生中継していた。
  • 日本テレビとの共同キャンペーン「Laugh&Peace」の発表会見、遠藤章造千秋の結婚会見(現在は離婚)など注目を集める発表がルミネtheよしもとで行われている。
  • 2008年5月26日同劇場ロビーで7周年キャンペーン記者会見が行われた。
  • 2008年7月1日より、これまでの通常3公演から、日によっては最大6公演となる。
  • 2010年11月1日より、新宿夜寄席LUMI☆NETA 90という90分ネタのみのレギュラーライブが始まる。
  • TwitterUstream配信にも積極的で、2010年9月30日に行われたYTA Twit Liveの模様をUstreamで配信した。
  • 2010年10月25日より劇場の楽屋より毎日Ustream生配信を開始。12:15~ 15:15~ 19:15~の1日3回。MCはその日の前説担当の若手芸人。番組名は”ルミネtheよしもと なう。”前説担当の芸人のほか楽屋にいる芸人が飛び入りで出演することもある。

公演形態

  • ①回目、②回目、③回目 - ①回目(旧・1じ3じ):12時開演 14時終演、②回目(旧・4じ6じ):15時開演 17時終演、③回目(旧・7じ9じ):19時開演 21時終演。 ただし、3回目は平日のみ。前半は芸人のネタ見せである「ネタ」、後半は「吉本新喜劇」「スペシャルコント」「ルミネtheよしもとプロデュース公演」など日替わり公演となる。また、日によっては「ネタバラエティ」と題し、ネタ見せのみで2時間の公演となる場合もある。
  • 新宿夜寄席LUMI☆NETA90 - 2010年11月1日から開始となるレギュラーライブ。主に平日の19時より公演。漫才やコントのいわゆるネタのみのライブで、90分公演。前売・当日ともに料金3000円。公演終了後に出演者全員が舞台上に集合し、エンディングトーク並びに写真撮影タイムが設けられる。※スケジュールにより参加できないタレントがいる場合がある。
  • YOSHIMOTOライブスペシャル - 土・日・祝日・(平日に公演する場合も有):19時開演 21時終演。タレントプロデュースによるイベントやゲーム、「大喜利」「トーク」「ネタ」などのスペシャルライブ。定期的に行われる公演としては、千原兄弟MCの「べしゃり部」、千原ジュニアMCの「芸人定食」、ライセンス単独ライブの「ENJOY」、2丁拳銃単独ライブの「GU」などがある。また、毎年のM-1グランプリ、及びR-1ぐらんぷり準決勝もここで開催される。
  • 業界イチの青田買い - 不定期開催(月に3~4回程度):開演10:00~11:00、DVD収録日9:30~11:00。若手芸人主体のモーニングライブ。
  • ワンコインライブ - 平日:17:45~18:15。30分に凝縮された若手のネタ・企画中心のライブ。前売券、当日券共にワンコインの500円。
  • プライムライブ - 不定期開催:開演22:00~23:00。芸人発信の1時間の企画ライブ。
  • オールナイトライブ - 春夏冬休み期間中 金曜日開催:開演24:30~29:00。

過去の公演形態(~2008年6月30日)

  • 7じ9じ - 平日の夜7時〜9時に行われる。土日・祝祭日には「1じ3じ」「4じ6じ」の2回公演となる。2006年1月からは平日も昼公演を開始する。通常はネタと新喜劇の2本立てだが、ネタのみで120分の場合もある。
    • ネタ - テレビで活躍するクラスの人気お笑い芸人が出演。特にロンドンブーツ1号2号雨上がり決死隊ココリコなどのネタはルミネ以外では滅多に見ることができない。
    • 新喜劇 - NGKの舞台経験者を座長に据えたルミネオリジナル新喜劇の公演。山田花子島田珠代などはルミネの開業に合わせて東京に拠点を移した。2006年からはこれまでのルミネ新喜劇に加えて、毎月数日連続でNGK新喜劇メンバーによる本場吉本新喜劇の公演を開始、2007年にはNGK組、ルミネ組合同の東西交流スペシャルも公演している。
  • YOSHIMOTOライブ - 若手芸人の発掘を目的としたネタバトルなどで構成。平日の夕方に行われる。かつては「5じ6じ」という名称で、ロバートインパルス森三中三瓶などを送り出した。
  • このほか若手芸人の単独公演も頻繁に行われているが、人気芸人のライブはより大規模な他の会場で行われる場合が多い。
  • おでかけルミネtheよしもと」という地方公演を各地で不定期に開催している。
  • 売れっ子芸人である場合にはここで披露したネタをエンタの神様などのテレビ番組で使いまわす場合も多い。

出演している主な芸人

他多数。

吉本興業よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪本社に所属する芸人の出演も多い。ちなみに吉本芸人以外(色んなイベントでも)の芸人もゲストで登場した(ゲストの芸人:TIMダンディ坂野波田陽区他)。

新喜劇

本家・大阪の吉本新喜劇に比べて若手のメンバーで構成されている。なお、大阪NGKと違い「新喜劇団員」やベテランはおらず、座長それぞれが班を組み、各班に提供されたストーリーを2~3ヶ月間上演している[1] 。これは、テレビやロケの合間に舞台に出る者が多く、頻繁に新作を稽古し上演するのは難しいためとみられる。現在、板尾創路による舞台は「ルミネtheよしもとプロデュース公演」と呼ばれ、新喜劇とは趣の異なる内容である。

主な出演者

他多数。

スペシャルコント

いわゆる芝居形式の喜劇であるが、新喜劇という名称ではない。

主な出演者

ルミネtheよしもと なう。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. ★ルミネtheよしもと-よしもと新喜劇-: top http://lumine.laff.jp/shinkigeki/

関連項目

外部リンク


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