千原ジュニア

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox お笑い芸人 千原 ジュニア(ちはら ジュニア、1974年3月30日 - )は、日本お笑い芸人司会者俳優であり、コンビ千原兄弟ボケを担当。本名および旧芸名は千原 浩史(ちはら こうじ)。

京都府福知山市出身(本籍は父親と同じ京都府舞鶴市)。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。京都共栄学園中学校卒業。京都共栄学園高等学校中退。NSCの8期生であるが、卒業はしていない。

来歴・人物

小学校時代は周りの友達と悪さをしていたが、浩史だけが目立って見えていたせいか、友達の親からよく思われていなかった。ある日、友達の家へいつものように遊びの誘いに行くと、中から親が出てきて「息子はいない」と言われ、帰ることにした。帰り際に家の中から親の「千原くんと遊んだらあかん」という声が聞こえてきたという。

浩史の地元の小学生は、黒い制服の公立中学(大半はこちらに行くらしい)と青い制服の私立中学(中高一貫)のどちらかに行くのだが、青い制服の中学生は周りから一目置かれていたという。浩史は周りを見返すために青い制服の学校に行くことを決心する。3か月、親に頼みこみ塾へ行かせてもらい、私立中学を受験して合格。しかし、浩史にとってみれば、この青い制服の学校に入ることがゴールであったため、急に勉強をやる気が失せてしまった。

そんななか、周りの人は大学に向けて猛勉強をしている(進学校のため、1つの授業につき教室の前後に2人の先生が付いていた)。そんな学校の空気になじめず、登校拒否引きこもりとなる。高校にはなんとか進学したが、相変わらず引きこもりを続けていた。ごくたまに仕方なく高校に行っていたが、周りから気持ち悪がられていた(理由は、たまに学校に来ても一切誰とも話さなかったり、当時から尖っていて周囲の人を殴ったりしていたから)と浩史は言っている。

ある日、高校に行ったとき、「もうこんなところにいても自分は何も得ることができない!」と思い、帰り道で橋から川に青い制服を投げ捨てた。それを最後に、高校には行っていない。そのおり、先にNSCに入学していた兄・靖史から「お前、何もせんと家におんのやったら、俺吉本にいてるから来いや」と誘われる。NSCへ出向いた浩史は、靖史に「明後日までにネタつくってこい」と言われ、「ついこの間まで引きこもってた奴になんちゅうことさせんねん」と思いながらも、言いつけどおりにネタをつくり上げた。そのネタで生徒を前に爆笑をとり、浩史曰く体中に電気がバーッと走った感覚になり「俺にはこれしかない、この世界で闘っていくんや」と決意し、高校を2か月で中退した。

NSC時代について、「授業はつまらなかったが、同期の原西孝幸が面白くて、彼を見たさに通っていた」と語っている。

  • 15歳という若さでお笑いの世界に入ったため、同い年や年上の後輩を多く持つ(例:キャイ〜ンナインティナインくりぃむしちゅー陣内智則よゐこなど)。
  • 18歳で、心斎橋筋2丁目劇場を仕切っていた。
  • 「冠番組を持つと死にかける」という不幸な一面を持っており、急性肝炎オートバイ事故で2度にわたり生死の境をさまよったが生還。奇しくも2度とも誕生日の数日前に起きている。急性肝炎を患った際には、同時期にベイブルース河本栄得劇症肝炎で急逝したこともあり、ジュニアも同じ病気ではないかと懸念された。なお、これが6年周期でやってきており(肝炎は20歳、事故は26歳)、2007年がちょうど6年目にあたっていたため、「今回は何があんねん」と不安に思っていると番組内で告白した。不安は当たったが、この年6月の『着信御礼!ケータイ大喜利』の収録後に、足の指を剥離骨折した程度であった。奇遇にも同年10月から、TOKYO MXで冠番組の「千原ジュニアのシャインになりたい」がスタートした。
  • 以前から『ジュニア』と呼ばれていたが、2005年、芸名を本名から「千原ジュニア」に正式に改名。

事故後、全くバイクに乗っていなかったが、11年経った2012年にカワサキ・Z1を購入したことで再びバイクに乗り始めた[1]


出演

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現在の出演

テレビ番組

レギュラー番組
準レギュラー番組
不定期特番
  • ジュニアと淳の「結婚できない司会者と嫁いる芸人たち」→ジュニアと田村淳のラブ婚&ダメ婚スペシャル!!(テレビ朝日、2012年9月21日 - )
  • EXCITING TIME(フジテレビ、2013年4月16日)
  • 今年も生だよ!笑いっぱなしのお正月!ざっくり新年会(テレビ東京、2014年1月1日)
  • 千原ジュニアのヘベレケ(東海テレビ、2013年7月14日・10月27日・12月29日)

ラジオ番組

レギュラー番組

連載

  • 千原ジュニアのコラム(『TV Bros.』隔号)
  • 千原ジュニアの『公開メール』(『月刊EXILE』2009年1月号 - )
  • 想像書評(『CIRCUS』)
  • うたがいの神様(『papyrus』2009年 - )
  • 2009〜2012映画の旅(『月刊スカパー!!TVガイド』2009年 - )
  • J.P.P〜ジュニアプレゼントプロジェクト(『Quick Japan』太田出版 2009年 - )
  • すなわちトイレは宇宙である(『SPA!』2010年 - )

過去の出演

テレビ番組

レギュラー番組
過去の準レギュラー
不定期
ゲスト出演
ドラマ
CM
映画
連載
  • 千原ジュニアの『ニュース』なジャーナリズム(『マリ・クレール』2008年3月号〜、2009年5月号までのタイトルは「千原ジュニアのニュース鋭角斬り!」)
  • 音楽と芸人(『音楽と人』)
  • ジュニア事件簿(『月刊EXILE』2008年8月号 - 12月号)
ラジオ
  • 千原ジュニアのオールナイトニッポンR(2008年3月22日、ニッポン放送
  • 千原ジュニアのオールナイトニッポン(2008年8月25日、ニッポン放送)
舞台
  • 尋常人間ZERO(2008年)
  • CROWN〜眠らない、夜の果てに…/劇団EXILE(2008年5月)
映像作品
  • 囚(2003年5月28日、R and C
  • 囚 040229(2004年5月26日、R and C)
  • -詩- 05 TOUR(2005年6月29日、R and C)
  • 6人の放送作家と1人の千原ジュニア(2006年7月19日、R and C)

書籍

  • 答え(2004年)
  • 少年(2005年)
  • 千原ジュニアの題と解(2006年)
  • 14歳(2007年)
  • 3月30日(2008年・第25回織田作之助賞候補作)
  • 千原ジュニアの題と解 O型編(2008年)
  • 千原ジュニアのシャインになる君へ!(2009年)
  • 西日の当たる教室で(出版社が、ジュニアへのインタビューを元に作成。ジュニア自身ではなく、出版社が執筆)(2009年)
  • すなわち、便所は宇宙である(2011年)
  • とはいえ、便所は宇宙である(2012年)
  • あながち、便所は宇宙である(2013年)
  • 千原Bros.(2013年)

脚注・出典

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  1. 『ざっくりハイタッチ』2012年10月27日放送 有名人&芸能人の愛車データベース 2013年3月31日閲覧
  2. 2作目は関西ローカルで放送。

関連項目

外部リンク

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