北海道旅客鉄道函館支社
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北海道旅客鉄道函館支社（函館市）
北海道旅客鉄道函館支社（ほっかいどうりょかくてつどうはこだてししゃ）は、北海道旅客鉄道（JR北海道）の支社の一つ。国鉄時代の青函船舶鉄道管理局に相当する。
目次
沿革
- 1913年5月5日 : 青函連絡船が北海道鉄道管理局（のち札幌鉄道管理局→札幌鉄道局）函館運輸事務所管轄となる。
- 1946年3月18日 : 函館船舶管理部設置。
- 1950年8月1日 : 青函鉄道管理局設置。
- 1955年7月5日 : 函館船舶管理部と青函鉄道管理局を統合し青函船舶鉄道管理局発足。船舶部を廃止し、海務部・船務部を設置。
- 1987年4月1日 : 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道 函館支店となる。
- 1988年4月1日 : 北海道旅客鉄道 函館支社に改称。
支社所在地
管轄路線
道南地区の路線を中心に管轄している。
- 路線
※本社と支社の境界はいずれも閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場（駅・信号場など）を記載している。
| 路線名 | 区間 | 備考 |
|---|---|---|
| 函館本線 | 函館駅 - 大沼公園駅 - 熱郛駅[1] 大沼駅 - 渡島砂原駅 - 森駅（砂原支線） 七飯駅 - 大沼駅（藤城支線） |
函館駅 - 五稜郭駅間は「津軽海峡線」にも含まれる |
| 室蘭本線 | 長万部駅 - 礼文駅[2] | |
| 江差線 | 五稜郭駅 - 木古内駅（全線） | 「津軽海峡線」のルートは以下の通り 新中小国信号場 - 木古内駅 - 五稜郭駅 - 函館駅 |
| 海峡線 | 新中小国信号場[3] - 木古内駅 |
国鉄青函船舶鉄道管理局時代は、JR化後に開業した海峡線を除き、青函連絡船（青森桟橋を含む）、松前線、瀬棚線（JR化直前に路線廃止）を加えた区間が管理路線であった。
車両基地
乗務員配置区所
- 函館運輸所 - 運転士・車掌が配置
施設関係区所
保線所
- 函館保線所
- 函館保線管理室
- 大沼保線管理室
- 八雲保線管理室
- 長万部保線管理室
電気所
- 函館電気所
工務所
設備所
- 函館設備所
構造物検査センター
- 函館構造物検査センター
ブロック
- 2012年4月1日現在（○印は、「簡易委託駅」）
ブロック 管理駅 被管理駅（有人駅のみ） 函館
ブロック函館駅 （有人駅なし） 五稜郭駅 桔梗駅、七重浜駅、○清川口駅、上磯駅、○茂辺地駅 七飯駅 （有人駅なし） 大沼駅 大沼公園駅 森駅 （有人駅なし） 長万部
ブロック八雲駅 ○落部駅 長万部駅 （有人駅なし） 木古内
ブロック木古内駅 ○釜谷駅、○泉沢駅、○札苅駅
- 長万部駅の被管理駅である黒松内駅は、2007年3月31日を以って無人化（2002年3月31日までは管理駅であった）。
- 2014年5月12日で廃止となった江差駅は木古内ブロックに所属し、湯ノ岱駅は江差駅の被管理駅であった。
トラベルセンター
現在、営業しているトラベルセンターはないが、過去に下記トラベルセンターがあった。
- JR北海道青森トラベルセンター（青森駅構内。津軽海峡線開業後、数年で廃止）
- 今金トラベルセンター（旧瀬棚線今金駅近く。2002年頃廃止）
- JR松前トラベルセンター（旧松前線松前駅近く。2007年3月31日を以って廃止）
関連会社
- 函館駅構内のレストラン、コインロッカーなどの運営、駅業務の受託を行っている。
脚注
外部リンク
関連項目
- 管轄エリアが隣接するJR他社の現業機関
- 東日本旅客鉄道盛岡支社（盛） - 中小国駅を挟んで隣接。
