上磯駅
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テンプレート:駅情報 上磯駅(かみいそえき)は、北海道北斗市飯生(いなり)2丁目7番地にある北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線の駅である。かつては急行「松前」・「えさし」が停車、津軽海峡線の快速「海峡」も停車していた。電報略号はイソ。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を備える。なお、1番のりばは折り返し専用の行き止まり式のホームとなっており、このホームのみ非電化である。
五稜郭駅の管理下にあり、ジェイ・アールはこだて開発が業務を受託する業務委託駅だが、早朝・夜間は駅員が不在となる。みどりの窓口(営業時間7時45分 - 17時35分)、自動券売機が設置されている。
かつては、駅の西側にある太平洋セメントの前身である日本セメント上磯工場への専用鉄道があったが、1985年(昭和60年)3月ごろに廃止された。また、上磯工場と峩朗鉱山(石灰石鉱山)及び万太郎採掘場(粘土採掘場)を結ぶ鉱山鉄道もあったが、1989年(平成元年)に廃止された。(これらについては日本セメント上磯鉄道を参照の事。)
のりば
1 | ■江差線 | 函館方面(当駅折り返し) |
2 | ■江差線 | 木古内方面 |
3 | ■江差線 | 函館方面 |
駅周辺
- 北海道道530号上磯停車場線
- 国道228号
- 函館中央警察署北斗交番
- 北斗郵便局
- 函館信用金庫北斗支店
- 新函館農業協同組合(JA新はこだて)上磯支店
- 上磯郡漁業協同組合上磯支所
- 北斗市商業活性化センターエイド'03[1]
- 函館商工信用組合北斗支店(エイド'03内、2003年(平成15年)4月7日開店)[2]
- 太平洋セメント上磯工場
- 函館バス「上磯駅前通」停留所(国道228号線沿い)
- スーパーとうかい北斗店(商店街通沿い、2011年(平成23年)10月20日開店)[3]
- セブンイレブン 北斗飯生店(国道228号沿い・函館バス「上磯駅前通」バス停そば)
※北斗市役所を含む北斗市中心部は清川口駅が最寄り駅
歴史
- 1913年(大正2年)9月15日 - 国有鉄道上磯軽便線(現在の江差線)の駅として開業。一般駅。
- 1915年(大正4年)4月6日 - 北海道セメント工場への専用線使用開始[5]。
- 1928年(昭和3年)頃 - 木古内までの延伸第1期工事に伴い構内拡張。
- 1930年(昭和5年)10月25日 - 木古内までの延伸開業に伴い新ホーム使用開始。
- 1981年(昭和56年)5月28日 - 専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 貨物の取扱を全廃。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道継承。
- 1988年(昭和63年)
- 3月 - 駅舎改築、橋上駅となる。
- ? - 津軽海峡線開通に伴い構内改造。当駅開設以来の旧1番ホーム、専用線ヤード撤去。
- 1998年(平成10年)4月1日 - 業務委託化。