大宮区

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大宮区(おおみやく)は、埼玉県さいたま市を構成する10のうちの一つである。中山道宿場の一つである大宮宿が置かれた宿場町、また氷川神社門前町としての歴史を有する。

地理

埼玉県の県庁所在都市であるさいたま市の中央部北寄りに位置する。同市が2001年(平成13年)の新設合併により誕生する以前の、旧大宮市南部にあたる。

旧大宮市の中心市街地を区内に含んでおり、近代以降は鉄道交通の要衝であり、埼玉県下有数の商業都市として発展した。

ほとんどの区域が大宮台地上にある。東側を流れる芝川、西側を流れる鴨川の周囲は沖積平野となっている。全般に地形は平坦で山岳丘陵はない。

区中央部に位置する大宮駅周辺は埼玉県内最大の業務地・商業地となっており、大宮ソニックシティなどの高層建築物もみられるが、鉄道敷設当時は駅も設置されないほど衰退していた。その後駅の誘致に成功し、大宮駅が開業したが、再開発が行われるまでは駅前は住宅が密集しており、現在も国道17号より西はすぐに住宅地が広がっている。

河川・湖沼

行政

経済

商業

本社を置く主な企業

主要施設

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鉄道関連

区内中央部に位置する大宮駅付近にはJR東日本大宮総合車両センター(旧大宮工場)やJR貨物車両工場(旧大宮工場機関車検修部門)があり「鉄道の街」としても知られている。

商業・業務
文化・公園

交通

鉄道

かつて通っていた鉄道

バス

  • 国際興業 東急系の中仙道乗合自動車が運行していたが、1944年同じ東急系の東都乗合自動車が合併
1946年東都乗合は国際興業買収され、1951年に吸収合併。
1959年太平バスを買収して現在の路線網を確立。区内南東部を中心に運行している。
2005年5月のダイヤ改正で、大宮開成中学・高等学校直通の大08系統<急行>天沼町行きが設定される。天沼町停留所は従来の場所を使用せず、学校構内に新たに設置。
1947年までに東武鉄道の子会社・東武自動車が統合した路線と、1944年までに総武鉄道(現・東武野田線)が運行していた路線からなる。
  • 西武バス もともとは旧西武鉄道・大宮線の廃止代替路線バスが母体。
1946年西武傘下の東浦自動車が国土計画興業(現・プリンスホテル)・西武鉄道関連のバス事業を統合して西武自動車(現・西武バス)と改称。
現在は区内南西部を中心に運行している。

道路

教育

小学校

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  • さいたま市立上小小学校
  • さいたま市立桜木小学校
  • さいたま市立大宮小学校

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  • さいたま市立大宮東小学校
  • さいたま市立大宮南小学校
  • さいたま市立大宮北小学校

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  • さいたま市立三橋小学校
  • さいたま市立大成小学校
  • さいたま市立芝川小学校

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中学校

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高等学校

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専門学校
  • 埼玉コンピュータ&医療事務専門学校
  • 大宮国際動物専門学校
  • 大宮医師会看護専門学校

大学

その他、各種学校

地域

町名等

  • 土手町 (どてちょう)- 大宮駅北部の市街地。大宮警察署東武野田線北大宮駅がある。旧土手宿。
  • 高鼻町(たかはなちょう) - 大宮駅東口。氷川神社、大宮公園などがある。大宮競輪場が大宮公園内にある。北足立郡大宮町大字高鼻から。
  • 宮町(みやちょう) - 大宮駅東口地区。ロフトなどがある商業地区。氷川神社の門前であることから。大宮宿宮町。
  • 大門町 (だいもんちょう) - 大宮駅東口の地区。髙島屋や区役所がある。江戸期の大宮宿甚之丞新田の小字大門(大宮宿大門町)からの町名。
  • 仲町 (なかちょう)- 大宮駅東口地区。歓楽街「大宮南銀座通り」に面した町。大宮宿新宿中町からの町名。かつて町名整理前には東側(東町方面)に「東仲町」が存在した。バス停に「東仲町」の名が残る。県内有数の繁華街 大宮南銀座が広く知られている。
  • 下町 (しもちょう) - 上に同じ。大宮宿新宿下町から。
  • 吉敷町(きしきちょう) - 最寄り駅のさいたま新都心駅を挟み、中央区に接している。大宮宿吉舗町より。
  • 北袋町 (きたぶくろちょう) - 三菱マテリアルがある。元は木崎村(現浦和区)に属した。最寄り駅は、さいたま新都心駅。
  • 寿能町 (じゅのうちょう) - 東に大宮公園(氷川神社)、西にさいたま市営大和田公園、大宮第二公園に挟まれた住宅地。東武野田線大宮公園駅の所在地。かつて寿能城県指定旧跡)があった。
  • 堀の内町(ほりのうちちょう) - 大宮区東部の住宅街。大宮第二、第三公園がある。芝川を挟み見沼区に接し、見沼代用水西縁が縦断する形で流れているている。
  • 東町(あずまちょう) - 大宮駅東口側。氷川参道東部の一帯。
  • 天沼町(あまぬまちょう) - 大宮区東部。さいたま市防災センター・防災展示ホールが併設された大宮消防署、自治医科大学附属さいたま医療センター、合併記念見沼公園などがある。見沼代用水西縁が縦断する形で流れ、芝川を挟み見沼区に接している。上天沼、下天沼村から。
  • 浅間町(せんげんちょう) - 大宮駅東口側。氷川参道に面した住宅街。大字大宮字浅間から。
  • 大原(おおはら) - もともと浦和市だったが当該地域は旧大宮市に入り組んだ形で隣接していたため行政区設置の際一部(6、7丁目)を大宮区とした。住宅街。
  • 錦町(にしきちょう) - ほぼ全域を大宮駅 、JR大宮工場、線路などの鉄道用地が占める。もともとは大字大宮字鐘ヶ谷戸であるが、鐘ヶ谷戸の金偏と鉄道の金偏から、金偏の漢字で縁起のよい錦の字を町名とした。
  • 桜木町(さくらぎちょう) - 大宮駅西口一帯。そごう丸井などの商業ビルが多く建つ。旧大字大宮字鐘塚。東口の町名が宿場町時代から続く地名なのに対し、西口の桜木町は後年につけられた瑞祥地名で、桜が多かったためこの町名とした。西口は1980年代後半から再開発事業が行われ急速に発達した。31階立てのソニックシティは建築当時は県内最高のビルであった。かつて西口には「旭町」、「中小町」という町名も存在したが、桜木町に統合された。
  • 上小町(かみこちょう) - 大宮駅西口側の住宅街。大字上小村田から。
  • 三橋(みはし) - 大宮区最西部。1~4丁目が大宮区、5~6丁目が西区。住宅地だが、西部には農地も見られる。側ヶ谷戸古墳がある。町域はかつての北足立郡三橋村。三橋村を合併して以後、並木上町並木仲町並木南町側ヶ谷戸町内野下町などの町名が使われてきたが、町名整理の際に「三橋」の村名を残したいという地元の要望で三橋に統一された。バス停に「並木南町」の名が残っている。
  • 大成町(おおなりちょう) - 西口北部。行政区設置の際、北区と大宮区とに分断される。1~3丁目が大宮区、4丁目が北区である。ニューシャトル鉄道博物館(大成)駅がある。大成の由来は「普門院」を開いた金子大成(かねこおおなり)より。
  • 櫛引町(くしひきちょう) - 1丁目が大宮区、2丁目が北区の住宅地。最寄り駅は、ニューシャトル鉄道博物館駅。

テンプレート:大宮区の町・字

その他

シンボルカラー

区の色は大宮をホームタウンとするJリーグのクラブ・大宮アルディージャのチームカラーに因んだ[1]オレンジ。

関連項目

脚注

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外部リンク

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  1. さいたま市公式サイト「区の色・ロゴマークの使用について」