大宮法科大学院大学
テンプレート:Infobox 大宮法科大学院大学(おおみやほうかだいがくいんだいがく、テンプレート:Lang-en)は、埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-333-13に本部を置く日本の私立大学である。2004年に設置された。 学部を持たず、法科大学院(日本版ロースクール)のみから成る大学院大学。
概要
平成国際大学・埼玉短期大学・埼玉栄中学校・高等学校などを傘下に持つ学校法人佐藤栄学園と第二東京弁護士会(二弁)が2002年に提携。2003年11月に文科省の設置認可を経て2004年4月に開学。日本では大学に付属しない大学院大学形態による唯一の法科大学院である。、社会人、特に有職者(医師など、法曹界以外の専門性を持った者が中心)を有職のまま法科大学院で養成し、法曹界に送り込もうという企図を持ち、全国でも数少ない夜間コースを擁する。
本学は佐藤栄学園が建築した「OLSビル」に入居しており、1階路面に店舗(喫茶店・コンビニ)、18階にホテル エスポワール(客室14室)、19階にレストラン、その他中高層のフロアはオフィスビルとして一般向けに賃借している。
OLSビルの前身は1981年に埼玉銀行が設置した福利厚生施設であり、あさひ銀行となった1999年に経営合理化のため閉鎖され、2002年に跡地の一部を佐藤栄学園に売却したものである。なお、跡地の大半は旧:埼玉銀行から独立した大栄不動産が取得し、OLSビルの南隣(国道17号沿い)に分譲マンション「セントラルスウィート大宮桜木町」が2004年に竣工している。
2011年8月8日、法科大学院を持つ桐蔭横浜大学と統合することが発表された。これにより本学は募集を停止し、桐蔭横浜大が大宮法科大学院大学を吸収合併する。2012年4月から統合作業に入り、2016年3月をめどに完了する予定[1]。
設置研究科
- 法務研究科
教員
- 柏木俊彦 - 学長、専門職責任(弁護士・第二東京弁護士会)
- 北沢義博 - 副学長、会社関係訴訟論他(弁護士・第二東京弁護士会)
- 久保利英明 - 教授、現代弁護士論他(弁護士・第二東京弁護士会)
- 川端和治 - 教授、憲法訴訟論他(弁護士・第二東京弁護士会)
- 増田晋 - 教授、国際取引法(弁護士・第二東京弁護士会)
- 難波幸一 - 教授、学内民事クリニック(弁護士・埼玉弁護士会)
- ローレンス・レペタ - 教授、アメリカ法特殊問題他
- 牧野和夫 - 教授、知的財産法
- 薮口康夫 - 教授、民事訴訟法