コボちゃん

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テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible listsコボちゃん』は、植田まさしによる日本4コマ漫画作品、およびこれを原作としたアニメ作品。

概要

読売新聞(朝刊)で秋竜山の『あっぱれサン』(連載期間:1980年1月1日 - 1982年3月29日)の後継作品として連載開始。『フリテンくん』や『かりあげクン』で4コマブームの火付け役となった植田まさしの初の新聞掲載漫画作品として、1982年4月1日から連載が開始された。2004年12月1日から、日本の全国紙の4コマ漫画としては初めてカラー化された[1][2]。なお、コミックスでは依然としてモノクロのままである。2010年6月14日に連載1万回を達成した。なお、読売新聞での4コマ漫画の長期連載は鈴木義司の『サンワリ君』(夕刊連載)の全1万1240回を抜き、2014年現在では最長記録となっている。2012年4月1日に連載30周年を迎えた。

蒼鷹社から単行本が第60巻まで発売されており、現在は芳文社が単行本の新規発行を承継し、第28巻まで発行されている(蒼鷹社版は現在Yahoo!ブックスでネット配信されている他、不定期でコンビニコミック版も刊行されている)。アメリカでも『Kobo,the li'l Rascal』というタイトルで翻訳出版され、人気を博した。その際、一部のコマが反転されている。

サザエさん方式で物語が進められているため、原則として登場人物は年を取らないが、結婚や新たな登場人物の登場が描かれたりする他、2010年は実穂の誕生を境に登場人物が年を取るなどの変更が行われた。また、2011年4月6日掲載分よりコボの設定が幼稚園児から小学生に変更された(2010年12月12日掲載文でその件がある)。

1992年から1994年まで、読売テレビ日本テレビ系列アニメ化(制作:エイケン)もされた(全63回)。

現在、植田の作品の中で唯一、セリフにふりがながついている(初期には振られていなかった)。セリフでの登場人物の氏名表記にはカタカナが多く用いられる。

2010年4月16日に、原作を扱った絵本が発売された(芳文社刊)。詳細は後述

植田自身は「コボちゃん」を「"コ"ボちゃん」ではなく「コ"ボちゃん"」と発音する[3]

登場人物

田畑家周辺

田畑家の下の名前は劇中ではほとんどカタカナ表記されているため、漢字表記されるのは稀である。

田畑小穂(たばた こぼ)
- 大谷育江
この漫画の主人公。みどり小学校3年生。耕二と早苗の息子で刈り上げ頭と何かを被せたようなヘアースタイルがトレードマーク。ごく平凡な子供であるが、時々子供とは思えないようなませた言動、考え、行動をすることがある。明るく元気な性格で、チャンバラごっこ、西部劇ごっこなどをよくやる。将来は耕二と同じ会社に勤めるつもりでいる。頭頂部の2本の毛を切られた際に、さくらんぼの枝を代用したことがある。誕生日は5月27日[4]
連載開始から長らくたんぽぽ幼稚園に通う5歳の幼稚園児という設定だったが、実穂の誕生と成長に合わせてコボも成長しており、小学校3年生程度まで加齢していく事が作者から明かされている。2011年4月6日掲載分でみどり小学校に入学し、それから小学2年になり、2013年度から小学3年に進級した。
名前の由来は、作者自身が子供の頃に呼ばれていた「こぼちゃん」(末っ子・小さい子供という意味)より[5]
田畑実穂(たばた みほ)
連載1万回を迎えた2010年6月14日掲載分に誕生した小穂の妹で耕二と早苗の娘。同年4月27日付の読売新聞朝刊および同社ホームページで名前の募集が行われた結果、応募第2位だった実穂(みほ、同音異字含む)[6]に決まり誕生翌々日の6月16日掲載分で発表された。2011年6月14日掲載分で1歳の誕生日を迎えた。作者によると「おませになる3歳ぐらいまでは成長させたい」とのことであり、これに伴い他の登場人物も同様に年齢を動かす[7]とのこと。
田畑早苗(たばた さなえ)
声 - 松井菜桜子
コボの母親で、専業主婦。パートなどはしていない様子。コボに数や言葉の勉強をことあるごとに実施している教育ママ。子供を甘やかさず、しつけも厳しくしている一方で、自身は両親と同居しているせいか、独身気分が抜けていないところがある。家事全般をこなすが、おっちょこちょいなところもあり、失敗をしては子供っぽい方法でごまかそうとする。料理はうまいが、しょっちゅう鍋や魚を焦がす。夫や息子の嘘には極めて敏感。デパートなどにお出掛けしたり、お菓子を隠そうとする時のコボとのやりとりが多い。29歳。2009年10月14日付の読売新聞朝刊にて、第2子の妊娠を告白。そして2010年6月14日掲載分にて女児を出産した。早苗の妊娠は後日、朝日新聞の「青鉛筆」でも取り上げられた。
田畑耕二(たばた こうじ)
声 - 二又一成
コボの父親で、サラリーマン。会社では係長(蒼鷹社の23巻で昇進)だが部下にあしらわれることもおおく「名ばかり係長」だと嘆いていた。岩夫の一世代下の父親像として、威厳も性格も少々軽めに設定されている。一家で早苗の両親と同居しているため、入り婿ではないが、少々肩身が狭い。平日は毎晩のように泥酔して帰ることが多く、休日もゴルフや競馬をやることが多い。それ以外にもパチンコやスキーが趣味。また、熱狂的なサッカーファンで特に日本代表の動向には一喜一憂する。自動車免許を取得しているが、車を持っていない。出身は秋田県の県南地域と推測され、アニメ版でもコボを連れて一度里帰りをしていた。雨男。33歳。
山川岩夫(やまかわ いわお)
声 - 宮内幸平1998年の特番では稲垣隆史
早苗の父親であり、小穂の祖父。つまりミネの夫。竹男の伯父。職はなく年金暮らしの様子だが、背広姿な時が多い。趣味は囲碁や釣り、盆栽と多彩で、そのため遊び友達、茶飲み友達も多い。かなりの孫煩悩で、老人らしからぬ奇抜な行動を取ることもある。性格は頑固で、家事はほとんど手伝わず(ただし、家事をいつもしている早苗とミネが眠ってしまったときは、耕二と竹男と3人で夕食の準備をしたこともある)、一度座ってしまうと動こうとしない。亭主関白的・女性差別的な行動・言動もしょっちゅうだが、ミネ・早苗の2人に逆襲されて負けることもしばしば。連載当初は普段着が和服であることが多かったが、現在は洋服が多い。言葉使いや性格などが変化しており、時代の移り変わりを最も反映しているキャラクターである。60歳。出身はテレビアニメ版では香川となっているが、原作では東京育ちであることをほのめかしている。また、小穂や遊びに来た小穂の友達と一緒に遊んでくれたりするという、いわゆる子供が好きだということである。小穂から口臭を指摘された後、練習の末に口を閉じたまま鼻でしゃべるという特技を身に付けた。家族一の鍋奉行で、いつも鍋の時は鍋奉行であるが、ときどき早苗とミネのリクエストでトマト鍋の時は、鍋奉行はやっていない[8]
山川ミネ(やまかわ ミネ)
声 - 上村典子
早苗の母親であり、小穂の祖母。つまり岩夫の妻。専業主婦のベテラン。田畑家で唯一の眼鏡愛用者。家事に追われる日々のため、無趣味で地味な性格だが、たまに突拍子もないものに挑戦しては周囲を驚かせている。夫に対する不満は多く、しょっちゅう喧嘩をしているが、仲が悪いわけではない。カエルやネズミ、ゴキブリなどが苦手で、現れた際は奇声を上げたり、無意識に竹馬に乗れたこともある。口癖は、「歳をとると○○なのよ」。最近では、花粉症にかかりやすいが、以前、花粉症(と猫アレルギー)を患う友人が来訪した時、ミネには花粉症の症状は出ていなかった(なお、2000年のスギ花粉飛散期頃には花粉症になっていた)。52歳。
大森竹男(おおもり たけお)
声 - 茶風林
蒼鷹社の単行本第12巻(1986年3月18日付の読売新聞朝刊)から登場。早苗のいとこで、岩夫の妹の息子。作中で紹介される時は「岩夫の甥」と言われる。四国出身。食欲旺盛な巨体の持ち主。趣味は登山、特技は柔道(3段)。学生時代はラグビーにも打ち込み、今でもクラブチームの試合に狩り出されることがある。中学校で社会科の教諭をしており[9]、生徒の間で人気は高いが、隙が多いためにいたずらの的となっている。
体格に似合わず小心者だが、正義感は強く、強盗を捕まえたり人命救助をしている[10]2005年1月30日付の読売新聞朝刊にて花田咲子にプロポーズし、受け入れられてめでたく結婚。現在は咲子と花田家に住んでいる。
初期は田畑家に居候して、よくサイフォンコーヒーを沸かして飲んでいた。また、岩夫などに対して気を遣っている様子が見られ、晩飯の前にラーメンを食べて腹を満たしてから晩飯を摂ることもあった(1986年12月6日付掲載分より。蒼鷹社 第14巻 p.37)[11]。26歳。
なお、この結婚話は連載8000回を迎えた日(2004年10月27日付)に読売新聞が植田に対してインタビューを行った際、植田はそれとなく読者に予告していた。
大森咲子(おおもり さきこ)
声 - 伊倉一恵
竹男の妻で、体育教師。旧姓:花田。竹男とは同僚だったが、結婚のため職場を田畑家の近くに変えた。竹男とはわりと前から両想いに近い関係だった。
ポチ
田畑家の飼い犬。雑種のオス。小穂より年上(6歳)で、体も大きく力も強いため、小穂にペット扱いされることを極端に嫌がるが、小穂と2人で散歩することが多い。しかし岩夫に一番懐いている模様。予防接種が苦手。ミー等、動物同士の場合は普通に会話している。また、ほかの犬よりも貫禄がある。
ミー
田畑家の飼い猫。メス。ポチと同じく6歳。一家のしぐさをよく観察している。メスなので、女らしい話し方をすることが多い。ミネに一番懐いている。オス猫にもてるらしい。ネズミを捕まえた時は一家を震え上がらせている。時々、塀の上からポチと会話をすることがある。近所では別な名前で呼ばれることもあり、合計7種類の名前があることが判明した。
2008年6月13日付の読売新聞朝刊では、名前が「ミーコ」になっていた。
チビ
小穂が拾ってきた子犬。小穂が1週間ほど世話をしていたが、ポチやミーとうまく行かず、再度捨てた。後に竹男の学校の生徒に引き取られた。『コボちゃんスペシャル夢がいっぱい!!』で登場。
ピョンスケ(助)
田畑家の庭に棲みついている大きなカエル。カエル嫌いのミネなどは見ると悲鳴を上げるが、小穂は名前まで付けてペット扱いしている。時々のっそり出てくる。ポチと会話することも。

コボの友達

野原サトシ(のはら サトシ)
声 - 矢島晶子(1998年版では浅野るり
幼稚園にいる友達。穏やかな性格で、なかなか聡明な少年。両サイドを刈り上げている髪形。小穂と2人だけで遊んでいることも多かったが、最近ではアキラの方が出番が多い。
森シゲル(もり シゲル)
声 - 伊倉一恵
コボのクラスメイト。茶髪で天然パーマ。ちょっと洒落た子で、珍しい物や体験で小穂たちに話題を提供している。原作では彼と小穂が2人だけで遊んでいることはほとんど無いが、アニメ版では親友といえるような関係であり、最終回のタイトルは「コボとシゲルの絶交宣言」であった。
小池アキラ(こいけ アキラ)
声 - 氷上恭子
腕白小僧。コボとはライバル関係で、ことあるごとに張り合っているが、悪戯や悪ふざけをする時はよくコンビを組んでいる。長身のおじいちゃんは岩夫の幼馴染だが、別のおじいちゃんも登場している。小穂たちからは「アキラくん」と呼ばれている。原作初期では「ノボルくん」と呼ばれていた。また、ごく初期では「シゲルくん」と呼ばれていた。アニメ版では、ハナコをめぐって対立することもあり、フトシが登場してからはフトシの子分となってる描写が多い。
大山フトシ(おおやま フトシ)
声 - 坂本千夏
アニメオリジナルキャラクター。第44話から登場するコボのクラスメイトでガキ大将。アキラと一緒になって悪事をすることが多く、コボやシゲルやサトシと対立することが多い。アニメ後半でハナコに思いを寄せる描写も描かれている。
谷沢ヒロコ(たにざわ ヒロコ)
声 - 金丸日向子(1998年版では岩井由希子
コボのクラスメイト。リボンをつけた女の子。小穂と一緒に良くおままごとをする。アニメ版では、小穂に好意を寄せているような描写もあった。
和泉ハナコ(いずみ ハナコ)
声 - 白鳥由里
小穂の憧れの女の子。他の登場人物と違い、目が一点ではなく星の描かれた黒い瞳になっている。
キヨエちゃん
おさげの女の子。
水の江ケンジ(みずのえ ケンジ)
声 - 矢島晶子
眼鏡をかけた男の子。家はお金持ちだが、親の職業の設定は定まっていない。家に大きなプールがあるが、遊ぶコボたちと一緒に小さなビニールプールに入った時は楽しくて泣いていたり、夏休みに海外旅行に行ったと自慢めいたことを言いながら、「ボクもこっちにいたかったー」とうなだれるなど、「お金持ち」の生活よりコボたちと一緒に遊ぶ生活の方がいいらしい。

その他の人々

林先生
小穂のクラスの女性担任。32歳独身。2011年4月7日掲載分より登場。フルネームは林あかね。性格はかなり厳格。
吉田先生
声 - 江森浩子、レギュラー以降は佐々木優子
幼稚園時代の小穂のクラスの女性担任。未婚。眼鏡着用。このほか、吉田先生より若い教諭がいる。
ヨシノ先生
初期に登場した幼稚園の先生。結婚により幼稚園を退職した。コボが将来、結婚したい相手であった。そのため、早苗がサトシと遊んでいた小穂に「ヨシノ先生、退職するって」と言うと、泣きながら遊んでいたことがあった(初期の漫画)。
大芝(おおしば)
声 - 大山高男
岩夫の友人。角刈りのごま塩頭に眼鏡がトレードマーク。岩夫とは「俺、お前」の関係であり、囲碁将棋のライバル。その勝敗を巡って喧嘩をすることもしばしば。理容店を経営している。
近所の少年
小穂の家の近所に住む小学生らしき少年。名前は明かされていないが、連載初期から中期には頻繁に登場した。スポーツ刈りが特徴。小穂にザリガニを分けてくれたり、様々な知識を教えてくれたりする。ウソは言わないが、小穂達はまだ幼稚園なので、教わった知識を勘違いすることもしばしば。ある時期から彼に代わって秘密結社と称して空き地に秘密基地を作った小学生2人組が登場し、「小穂たちよりも年長の子供」の役割を担うようになった。
ツルタ、カメヤマ
声 - 石田彰(ツルタ)、真殿光昭(カメヤマ)
竹男の教え子。教え子で名前が出ているのは彼ら2人だけである。ツルタは天然パーマで、カメヤマは丸坊主。常にコンビを組んで担任である竹男をよく茶化す。2人とも授業中の態度が悪いことが多く、成績も悪い模様。
校長・教頭
竹男の勤務先である中学校の校長と教頭。教頭がツルタとカメヤマの買い食いを注意しようとしたところ、竹男が教頭に飲みの誘いをしたことにより、注意できなかったことがある。
部長
耕二の直接の上司で、壮年の男性。眼鏡をかけている。
社長
耕二の勤務先「青空商事」の社長。眼鏡をかけ、白いヒゲを生やしている。自叙伝の『わが半生記』を自費出版したことがある。

アニメ版

テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 現在まで、以下の通りテレビアニメ化されている(読売テレビ発・日本テレビ系列全国ネットにて放送。本編は全てモノラル放送だが、一部主題歌はステレオ放送)。

備考

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

  • 本編アニメの他に、AパートとBパートの間に原作をそのままアニメ化したミニコーナー「ショートタイム」、アイキャッチのタイミングに合わせて「コボなぞ」というなぞなぞのコーナーがあり、「コボなぞ」の単行本も2巻発売された。
  • 『コボちゃんスペシャル 夢いっぱい!!』で、今回放送した話の中からある特定のシーンの1部を英語で教えるパターンがある。
  • 『コボちゃんスペシャル 祭りがいっぱい!』のCM前にミニコーナー「ショートタイム」もあるが、日本語だけではなく英語のパターンもあった。
  • 『コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ』のCM前に「コボ一句」というコーナーがあり、コボちゃんが一句詠むコーナーがあった。
  • 『コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ』で、『恋してZOO』をBGMに「ショートタイム」の20連発が流れた。
  • 主題歌とエンディングテーマは頻繁に変更された。アニメの内容に沿ったほのぼのとした曲がほとんどであったが、真心ブラザーズ大槻ケンヂが主題歌を歌っていた時期もあった。
  • 田畑家以外はキャストの役名がクレジットされないことが多かったが、テレビアニメ版のキャストには石田彰氷上恭子小桜エツ子星野充昭大山高男などが出演していた。
  • アニメ版はVHSソフトで発売されたり再放送されたことがあるが、全作品のDVDソフト化はなされていない。ただし東映ビデオから発売されたDVD『エイケンTVアニメ主題歌大全集』には、テレビレギュラー版のオープニング・エンディングが収録されている。
  • 実際の初アニメ化は1983年で、読売新聞のテレビCMのイメージキャラクターに使われた。
  • 1993年から中央児童福祉審議会推薦番組として放送された。
  • 田畑(山川)家の場所は、つくし台駅(架空の駅)から商店街を抜けてすぐ(上記「コボなぞ」より)。
  • アニメ放映当初は小学館の『小学二年生』にも4コマ作品の一部が掲載された時期もあった。
  • 2013年7月9日よりTOKYO MXで再放送されているが「コボなぞ」はカットされている
  • 2014年2月20日よりテレビ大阪で再放送されているが次回予告はカットされ、製作クレジットも加工された。

スタッフ

  • 原作:植田まさし
  • 製作:村田英憲(エイケン)
  • 企画:西野正夫(よみうりテレビ)、小林利雄(宣弘社)
  • 監修:小林利雄(宣弘社)
  • プロデューサー:諏訪道彦(よみうりテレビ)、伊藤忠幸(宣弘社)、小野辰雄(エイケン)
  • キャラクター設定:柳瀬譲二
  • 美術監督:遠藤守俊(1998年版は宮前光春)
  • 撮影監督:玉川芳行、大貫昌男(ティ・ニシムラ)
  • 音楽:冬木透、中島彰→神林早人
  • 音響監督:壺井正(グロービジョン)
  • 広報:仁賀木三恵(よみうりテレビ)、鷺巣政安(エイケン)
  • 制作担当:藤井正和、小野勤、種藤長臣→羽生田貴志(メルヘン社)、沖本信幸→山口秀憲(エイケン)
  • 総監督:鳥居宥之(「夢いっぱい!!」まで)→森田浩光(TVシリーズ以降)
  • シリーズ構成:城山昇
  • 文芸担当:三上牧子
  • 脚本:城山昇、外池省二、高屋敷英夫金春智子武上純希
  • 絵コンテ/演出:森田浩光、野間吐晶、小林孝志、棚橋一徳、小華和ためお、山崎友正、やすみ哲夫、よしだとしき、笠山葉一、鳥居宥之、永樹凡人志村錠児新田義方、若林常夫、野舘誠一、牛草健
  • 作画監督:柳瀬譲二、吉崎誠、礼木幾夫、小山善孝、川口幸治、よしだとしき、本木久年、高橋信也、青嶋克己、古佐小吉重、古宇田文男、兵頭敬 他
  • 動画検査:佐川久仁子、池末良彦、永富美智子、久我真澄、伊藤智子 他
  • 美術補佐:井置敦(スタジオじゃっく
  • 背景:宮内早苗、小林陽子、高木純子、植木香、生田目有子、長谷川かおり、井上久美子(以上、スタジオじゃっく) 他
  • 色指定:遠藤礼子、久保田光俊、大津多美子、渡辺芙美子、原田幸子
  • 撮影:久保村正樹、高橋勇夫、勝又雄一、世良隆光、細谷知代、眞木朱深(以上、ティ・ニシムラ)
  • 選曲:合田豊
  • 調整:飯塚秀保
  • 効果:柏原満(T.E.O)→加藤昭二アニメサウンド
  • 録音スタジオ:グロービジョンスタジオ
  • 編集:田中修、井上和夫、佐多忠仁
  • タイトル:マキ・プロ
  • 現像:IMAGICA
  • アニメーションコーディネーター:森田浩光(「夢いっぱい!!」まで)
  • 演出助手:志村錠児
  • アニメーション制作協力:メルヘン社
  • アニメーション制作:エイケン
  • 制作:読売テレビ宣弘社エイケン

主題歌・挿入歌

オープニング

  1. 『正しいパーティー』(「秋がいっぱい!!」)
  2. 『ニッポン!チャ!チャ!チャ!』(第1話(1992年10月19日)- 第10話(1992年12月21日)、「祭りがいっぱい!」、「約束のマジックディ」)
  3. 『恋してZOO』(第11話(1993年1月11日)- 第20話(1993年3月15日)、「約束のマジックディ」挿入歌)
  4. 『花のランランパワー』(第21話(1993年4月12日)- 第31話(1993年6月28日))
  5. 『コボちゃんグルー』(第32話(1993年7月5日)- 第42話(1993年9月20日))
  6. 『ガンバレ男の子』(第43話(1993年10月18日)- 第63話(1994年3月21日)、「祭りがいっぱい!」エンディング)

エンディング

  1. 『空が笑ってる』(「秋がいっぱい!!」)
  2. 『夢のおかず』(第1話(1992年10月19日)- 第20話(1993年3月15日)、「夢いっぱい!!」オープニング)
  3. 『白いスニーカー』(第21話(1993年4月12日)- 第42話(1993年9月20日)、「夢いっぱい!!」エンディング)
    • 作詞:荒木とよひさ/作曲:岸正之/編曲:吉川忠英/歌:チェリッシュ
  4. 『明日も会える』(第43話(1993年10月18日)- 第63話(1994年3月21日))

挿入歌

  • 『Suki Suki 大好き!』
    • 作詞:平出よしかつ/作曲:高橋ひろ/編曲:岩崎元是/歌:こんぺいとう

各話リスト

話数 サブタイトル 放送日
1 3世代のニューファミリー 1992年
10月19日
パパ、カゲうすいね
2 松茸ご飯とオムライス 10月26日
わが家のへそくり鍋
3 セリフ忘れて発表会 11月2日
不器用な家族たち
4 行き場のないひろい物 11月9日
夢盗り物語
5 いまどきの子供事情 11月16日
おすもうコボちゃん
6 会社のパパはカッコイー 11月23日
カゼなんかブッ飛ばせ
7 岩夫とミネの夫婦善哉 11月30日
コボも木から落ちる
8 竹男先生も走る12月 12月7日
お留守番てんまつ記
9 義理義理のお見合い 12月14日
火の用心パレード
10 飲めや歌えや忘年会 12月21日
ツイてない日曜日
11 ああ、カレーなる日々 1993年
1月11日
バーゲンに挑む男たち
12 意地っぱり凧合戦 1月18日
思い出はそのままに
13 僕達のスノーガーデン 1月25日
岩夫のワカサギ釣り
14 人間関係乾燥注意報 2月1日
福は内、鬼も内
15 受験生4泊5日 2月8日
久々デートはコボいらず
16 竹男さんの幸福な1日 2月15日
親まね、コボまね
17 ウグイス捜して街歩き 2月22日
転勤ばなしが花ざかり
18 ひなまつりの忘れもの 3月1日
赤ちゃん台風が来た!
19 春風のいたずら 3月8日
杉の木からの贈り物
20 あぶないホワイトデー 3月15日
嘘つきは苦労の始まり
21 花見だ団子だ人ゴミだ 4月12日
たけのこ取物語
22 頭ひねって大発明 4月19日
大阪商談に愛妻弁当
23 たくましい黄金週間 4月26日
天下御免だ子供の日
24 母をたずねてポチがゆく 5月10日
はばたけマイバード!
25 ボクの瞳はポッカポカ 5月17日
深夜の連続破壊事件
26 初ガツオ包丁さばき 5月24日
献血すればコワくない
27 大人扱い、子供扱い 5月31日
ボク幼稚園やめるッ!
28 恐怖の歯医者攻防戦 6月7日
青空市場で衣がえ
29 時計にサヨナラ! 6月14日
元来そそっかしい面々
30 父の日に接待ゴルフ 6月21日
大森竹男の災難
31 梅雨前線イロイロあり 6月28日
汚れたってドロ遊び
32 難問ズラリ性教育 7月5日
なぜパパは社長じゃないの
33 ママのパート体験記 7月12日
一度は見たい天の川
34 中学校でキモダメシ 7月26日
幸せの大玉スイカ
35 ウマの日にウナギ 8月2日
パパの不思議ワールド
36 パンツいっぱいのセミ 8月9日
避暑地での出来事
37 お国自慢だ高校野球 8月16日
プリンで夫婦ゲンカ
38 パパのふるさと 8月23日
39 夏やせしない人たち 8月30日
おいしい一日一善
40 男たちのアイデア料理 9月6日
防災ピクニック
41 口は災いのもと 9月13日
ムーンナイトセレナーデ
42 徹夜で台風対策 9月20日
ZOOッと大好き
43 ジュースとオシッコ 10月18日
仕切り屋ヒロコの泣き技
44 テストをねらえ! 10月25日
ガキ大将フトシの右腕
45 園児3人ひかり号 11月1日
やきもきゲートボール
46 テレビ取材が来るぞ 11月8日
我輩はポチである
47 おすもうコボちゃん2 11月15日
やっと手にしたTVゲーム
48 おぼっちゃまのカップ麺 11月22日
火花散らす五角関係
49 恐怖のWハンバーグ 11月29日
親の期待が重すぎる
50 ピーマンは絶対キライ! 12月6日
ピカピカおしゃれキッズ
51 ボクのお家は1ボックス 12月13日
コボのサンタクリスマス
52 コボなぞ大冒険 12月20日
53 一寸先はハッピー 1994年
1月10日
大見栄きったハワイ旅行
54 宝探してここ掘れワン 1月17日
飛べない天使
55 英会話道はつらい 1月24日
勇者コボ・ハナコ姫を救え
56 O・Kレストランの決闘 1月31日
都会のジャングル
57 再び受験生上京す 2月7日
ペンダントを取り返せ!
58 富士山の見える家 2月14日
コボ探偵がんばる!
59 家族トレードゲーム 2月21日
パパ、早く帰ってよ
60 ザ・ミステリーワールド 2月28日
パパの神技シュート
61 補助輪をはずせ! 3月7日
コボのハチャメチャ看病
62 幼稚園でミスコンテスト 3月14日
おぼっちゃまの誕生日
63 コボとシゲルの絶交宣言! 3月21日

教育映画

上記テレビアニメの他、コボちゃんの「教育映画」のアニメも制作された。ジャンルは交通・いのち・約束・大切で、ほのぼのとしたホームドラマの中で交通安全のルールを楽しく教える。タイトルは『小さないのち コボちゃんの交通安全』。アニメーション・カラー。14分。オープニング・『夢のおかず』、エンディング・『白いスニーカー』。1992年制作。16ミリ映画。ビテオ発売・販売は購入・寄付先・㈱三正、購入・寄付年・平成4年度。制作・読売テレビ宣弘社エイケン

コボちゃんの教育映画の話の内容

コボちゃんは友達のサトシくんと、親に内緒でオタマジャクシを取りに行った帰り道、喜び勇んでうっかり道路に飛びだして、そこにトラックが…。運転手さんに教わった急な飛び出しの危ないことや、酒屋さんから交差点の渡り方を習って今日あったことを反省する。

コボちゃん「絵本」

連載1万回を記念して、芳文社から発売。植田が監修を務めた。全カラー印刷。全32ページ、定価1260円。2010年4月16日発売。

その他

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

漫画
  • 1993年のコボちゃん第4000回の掲載日には同じく読売新聞夕刊連載(当時)の鈴木義司サンワリ君』も同日に第8000回を達成し、夕刊に植田と鈴木の合作一コマ漫画が書かれた。当時はJリーグが発足して話題となっており、サンワリ君がキックでパスしたボールをコボちゃんがヘディングするというサッカーの構図の絵であった。[13]
  • 2004年鈴木義司が死去しサンワリ君が終了した際には、植田の筆により「さようなら!サンワリ君」と題し、鞄を持って旅立つサンワリ君をコボちゃん一家が寂しそうに見送るという構図の追悼イラストが寄せられた。
  • 2003 - 2004年度に読売旅行のイメージキャラクターとなっていた。新聞休刊日や選挙での配達遅延などを告知する折り込み広告に、お辞儀しているコボちゃんが掲載されたことがある。
  • 2011年4月6日の読売新聞朝刊で小学校入学を記念し『あたしンち』とのコラボレーション漫画『コボちゃンち』が掲載された[14]
  • 読売新聞以外にebookjapanでも1話ずつ毎日更新し掲載されている。
アニメ

脚注

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外部リンク

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  1. 読売新聞中部支社版はモノクロ掲載のままであったが、2008年3月31日から愛知県清須市に建設された新工場が稼動したことにより、ようやくカラー掲載になった。なお、読売新聞衛星版は未だモノクロ掲載である。また、一部地域は、輪転機の関係上、稀にモノクロで掲載される回もある。。
  2. 実質的に全国紙の4コマ漫画で初めてカラー化されたのは、朝日新聞朝刊に連載されていた『フジ三太郎』(サトウサンペイ作)の最終回(1991年9月30日付に掲載)であった。
  3. テレビ朝日系「ショナイの話」2013年2月26日。
  4. 読売新聞1985年5月27日朝刊
  5. 『コボちゃん』作者・植田まさし氏、第2子誕生に初めて言及「連載1万回目で生まれる」ORICON STYLE
  6. 第1位はみのり(実、実里、実りほか)、第3位にはこむぎ(小麦)と続いていた。
  7. 読売新聞2010年12月15日付朝刊「気になる!」参照。
  8. ただ最近は、普通の鍋の際もあまり鍋奉行をしていない(ミネの発言より)
  9. 話によって、学級の担任でもあることもある。
  10. 一時、ひったくりを助けようとして気合を入れたが、ひったくり犯に倒されて、落ち込んだこともある
  11. これは、帰宅途中の耕二が発見した
  12. 事実上、筋肉少女帯の別名義(メンバーが同一)
  13. [1]
  14. 祝・コボちゃん小学校入学!あたしンちファミリーとご対面コミックナタリー)2011年4月6日