1962年のスポーツ
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目次
できごと
- 4月16日 - 全日本プロボクシング協会発足
- 4月18日 - 台湾問題で中華人民共和国が1964年東京オリンピックボイコットを決定
- 5月29日 - 大相撲の一行がハワイへ初の海外巡業
- 6月23日 - 日本体育協会、スポーツ少年団結成
- 7月3日 - 第15回世界体操競技選手権で日本男子団体初優勝
- 8月12日 - 堀江謙一、ヨットで太平洋を横断
- 9月5日 - 国鉄スワローズの金田正一、通算3514奪三振の世界記録
- 9月6日〜9日 - 第1回漕艇世界選手権、スイスのルツェルンで開催
- 9月20日 - 鈴鹿サーキット完成
- 10月10日 - ファイティング原田がボクシング世界フライ級王者に
- 10月13日〜30日 - バレーボール世界選手権で日本女子、7戦全勝の完全優勝
総合競技大会
- 第2回冬季ユニバーシアード(スイス・ビラール・3月6日〜12日) - 日本の獲得メダル:金3、銀3、銅3
- 第4回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ・8月24日〜9月4日) - 日本の獲得メダル:金74、銀57、銅24
アイスホッケー
- スタンレー・カップ決勝(1961-1962シーズン)
- トロント・メープルリーフス (4勝2敗) シカゴ・ブラックホークス
大相撲
- 一月場所(蔵前国技館・14日〜28日)
- 三月場所(大阪府立体育会館・11日〜25日)
- 五月場所(蔵前国技館・6日〜20日)
- 七月場所(名古屋市金山体育館・6月24日〜7月8日)
- 幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(14勝1敗,6回目)
- 十両優勝 : 琴櫻紀雄(11勝4敗)
- 九月場所(蔵前国技館・9日〜23日)
- 幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(13勝2敗,7回目)
- 十両優勝 : 若天龍祐三(12勝3敗)
- 十一月場所(福岡スポーツセンター・11日〜25日)
- 幕内最高優勝 :大鵬幸喜(13勝2敗,8回目)
- 十両優勝 : 岡ノ山喜郎(14勝1敗)
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):大鵬幸喜(77勝13敗)
ゴルフ
世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:アーノルド・パーマー(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:ジャック・ニクラス(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:アーノルド・パーマー(アメリカ)
- 全米プロゴルフ優勝者:ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)
全米オープンで22歳のニクラスがメジャー大会初優勝、通算「18勝」への道がここから始まる。これが彼のPGAツアー初優勝でもあった。
サッカー
- 第7回FIFAワールドカップ決勝(チリ・6月16日)
- 第42回天皇杯全日本サッカー選手権大会(5月3日〜6日)
自転車競技
ロードレース
- 第45回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:フランコ・パルマミオン(イタリア)
- 第49回ツール・ド・フランス
- 総合優勝:ジャック・アンクティル(フランス)
- この年、ツール・ド・フランスに企業スポンサーによるチームが復活する。
テニス
グランドスラム
- 全豪選手権 男子単優勝:ロッド・レーバー(オーストラリア)、女子単優勝:マーガレット・スミス(オーストラリア)
- 全仏選手権 男子単優勝:ロッド・レーバー(オーストラリア)、女子単優勝:マーガレット・スミス(オーストラリア)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ロッド・レーバー(オーストラリア)、女子単優勝:カレン・サスマン(アメリカ)
- 全米選手権 男子単優勝:ロッド・レーバー(オーストラリア)、女子単優勝:マーガレット・スミス(オーストラリア)
レーバーが男子テニス史上2人目の「年間グランドスラム」を達成。1938年のドン・バッジ以来24年ぶりの偉業となる。女子もスミスがウィンブルドンを除く年間3冠を獲得した。
バレーボール
野球
誕生
- 1月2日 - 正田耕三(和歌山県、野球)
- 2月19日 - ハナ・マンドリコワ(チェコ、テニス)
- 3月3日 - ジャッキー・ジョイナー=カーシー(アメリカ、陸上競技)
- 3月20日 - 郭泰源(台湾、野球)
- 3月23日 - スティーブン・レッドグレーブ(イギリス、ボート)
- 3月26日 - ジョン・ストックトン(アメリカ、バスケットボール)
- 4月6日 - 秋山幸二(熊本県、野球)
- 4月10日 - 広澤克実(栃木県、野球)
- 4月12日 - カルロス・サインツ(スペイン、ラリードライバー)
- 4月12日 - 高田延彦(神奈川県、プロレス)
- 4月26日 - 中西清起(高知県、野球)
- 5月8日 - オレステス・デストラーデ(キューバ、野球)
- 5月15日 - 本西厚博(長崎県、野球)
- 5月26日 - 塩谷育代(愛知県、ゴルフ)
- 6月13日 - シジマール(ブラジル、サッカー)
- 6月18日 - 三沢光晴(埼玉県、プロレス、+2009年)
- 6月22日 - クライド・ドレクスラー(アメリカ、バスケットボール)
- 6月29日 - スコット・スタイナー(アメリカ、プロレス)
- 7月1日 - 三杉里公似(滋賀県、相撲)
- 7月2日 - 偉関晴光(中国→日本、卓球)
- 7月7日 - 藤井康雄(広島県、野球)
- 7月12日 - フリオ・セサール・チャベス(メキシコ、ボクシング)
- 7月29日 - 秦真司(徳島県、野球)
- 8月3日 - 坂本勉(青森県、競輪)
- 8月4日 - 北沢欣浩(北海道、スピードスケート)
- 8月4日 - ロジャー・クレメンス(アメリカ、野球)
- 8月5日 - パトリック・ユーイング(アメリカ、バスケットボール)
- 8月12日 - 松永成立(静岡県、サッカー)
- 8月15日 - 愛甲猛(神奈川県、野球)
- 8月19日 - 小野和幸(秋田県、野球)
- 8月29日 - 伊東勤(熊本県、野球)
- 9月1日 - ルート・フリット(オランダ、サッカー)
- 9月2日 - 水戸泉政人(茨城県、相撲)
- 9月2日 - 和田豊(千葉県、野球)
- 9月14日 - 駒田徳広(奈良県、野球)
- 9月30日 - 斎藤清(山形県、卓球)
- 9月30日 - フランク・ライカールト(オランダ、サッカー)
- 10月5日 - マイケル・アンドレッティ(アメリカ、レーシングドライバー)
- 10月9日 - 大乃国康(北海道、相撲)
- 10月13日 - ジェリー・ライス(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 10月19日 - イベンダー・ホリフィールド(アメリカ、ボクシング)
- 10月27日 - 谷川真理(福岡県、マラソン)
- 10月31日 - 山本博(神奈川県、アーチェリー)
- 11月18日 - ジェイミー・モイヤー(アメリカ、野球)
- 11月30日 - ボー・ジャクソン(アメリカ、野球・アメリカンフットボール)
- 12月12日 - トレーシー・オースチン(アメリカ、テニス)
- 12月23日 - 武藤敬司(山梨県、プロレス)
死去
- 6月28日 - ミッキー・カクレン(アメリカ、野球、*1903年)
- 9月4日 - ウィリアム・クローシャー(アメリカ、テニス、*1881年)
- 11月10日 - ユリウス・レーンハルト(オーストリア、体操、*1875年)
- 11月24日 - フォレスト・スミスソン(イギリス、陸上競技、*1881年)
- 12月17日 - カール・ディーム(ドイツ、体育学者、*1882年)