NHK総合テレビジョン
テンプレート:Redirect テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox TV channel テンプレート:日本の衛星放送チャンネル NHK総合テレビジョン(エヌエイチケイ そうごう テレビジョン)は、日本放送協会(NHK)の地上波テレビジョン放送局の一つである。
通称はNHK総合あるいは総合テレビ。また、英語で総合という意味を表す"General"からGTVあるいはNHK Gとも表記される。前者は群馬テレビ(群馬県)との混同を防ぐために多くはNHKを冠し、後者は地上デジタルテレビ放送で東京(NHK放送センター)から送出される番組の放送時に、画面右上に表示されるロゴマークなどで使用されている。
新聞や雑誌の番組表ではNHKテレビと表記される場合が多い[注 1]。
目次
概要
東京にて1953年2月1日開局(以降の開局は#沿革参照)。本チャンネルは日本初のテレビチャンネルである。「総合テレビジョン」という通称名は、同じく地上波で放送されている教育テレビジョン(通称:Eテレ)と対比して、総合編成を実施しているということから付けられたものである。
呼出符号(コールサイン)はラジオ第1放送に加えてデジタルテレビジョンを示す符号がつけられたもの(東京:JOAK-DTV、大阪:JOBK-DTV、など)となっている。
日本全国でほぼ統一された番組編成を持つEテレに対して、総合テレビでは各地域ごとに異なる番組編成がなされている。そのため、アナログ放送での広域放送は関東広域圏(1都6県)のみで、その他の40道府県は全て法令上の県域放送がとられていた。デジタル放送においては関東地方のうち茨城県では2004年に、栃木県と群馬県が2012年に県域放送に移行し、広域放送は事実上南関東4都県のみとなった。
総合テレビの本放送開始当初、一般家庭へのテレビ普及には程遠く、テレビ番組として独自に制作をするには予算的にも厳しかったことから、ラジオの人気番組を本チャンネルで中継するということがしばしば行われていた[出典 1]。
総合テレビの関東地区における全日視聴率(ビデオリサーチ社の調査)は、1963年から1986年までの24年間、各民放キー局を押しのけて、連続して1位を獲得していた[出典 2][注 2]。しかし1987年はフジテレビに全日視聴率1位を譲り、1988年・1989年は奪還したが、1989年を最後にその座から遠ざかっている。
『NHK紅白歌合戦』があることなどから、年間視聴率1位は総合テレビの番組ということが多い。2001年まで総合テレビの番組が年間視聴率1位の座を譲ったことがなかった。2002年以降は年によっては民放番組(主に国際スポーツ中継の日本戦)にその座を奪われることもある。
沿革
各局毎の放送開始日は後述の各局の放送開始日を参照。
- 1953年
- 1月11日 - テレビジョン放送の開始に備え、NHK自前の東名阪マイクロ回線の運用開始。
- 2月1日 - 14時、東京テレビジョン(呼出符号:JOAK-TV)本放送開始。演奏所は内幸町のNHK東京放送会館に、送信所は紀尾井町の千代田放送所(現・千代田放送会館)に置かれ、VHF3chで送信された。
- 1954年
- 3月1日 - 大阪テレビジョン(呼出符号:JOBK-TV)、名古屋テレビジョン(呼出符号:JOCK-TV)本放送開始。
- 4月15日 - 電電公社(現在のNTTコミュニケーションズ)がテレビジョン放送の全国展開に対応するため、専用マイクロ回線の運用を開始。これに伴いNHK自前回線を廃止し、公社回線に移行。
- 8月22日 - 名古屋テレビジョン、完成したばかりの名古屋テレビ塔に送信所を移し、映像出力を10kWに増力。
- 1956年
- 3月21日 - 仙台、広島、福岡の各放送局がテレビジョン放送開始。以降4年をかけて全国のネットワークをほぼ完成させる。
- 1957年
- 秋頃 - 早朝放送開始。
- 12月28日 - 東京テレビジョンでカラー実験放送開始。
- 1958年
- 12月1日 - 大阪テレビジョン、毎日放送のテレビジョン放送開始に備え送信チャンネルを4chから2chに変更。
- 1959年
- 4月6日 - 東京テレビジョン、放送エリアを関東全域に拡大するため、この年1月10日に開局した東京教育テレビジョン(呼出符号:JOAB-TV)と送信所を入れ替え。この日の放送開始から送信所は東京タワー(芝放送所)に、チャンネルはVHF1chに変わり、デジタル放送完全移行までの半世紀以上の間総合1ch、教育3chというチャンネル割り当てで放送を行った。
- 1960年
- 9月10日 - 東京と大阪でカラー本放送開始。
- 1964年
- 東京オリンピック終了後、渋谷区神南のNHK放送センター運用開始。以後9年をかけて順次機能移転。
- 1969年
- 3月15日 - 佐賀テレビジョン(呼出符号:JOSP-TV)、総合テレビ初のUHF親局として放送開始。以後、高松、大阪以外の近畿5府県、津、岐阜でUHFによる親局が開局し、県域放送開始。
- 1970年
- 4月 - UHFテレビジョン試験放送が東京と大阪で開局(ともにUHF14ch)。
- 1971年
- 10月 - 全番組カラー化[注 3][注 4][注 5]。
- 1974年
- 1月16日 - 第1次オイルショックに伴い、テレビ放送の昼間、深夜の放送を一部休止。
- 総合テレビ、UHFテレビ試験放送では月~金曜日の14時台後半~16時台前半を放送休止とし、深夜は23時で放送打ち切りとなる。[注 6]
- 4月 - 深夜の放送終了を23時15分に繰り下げ。翌年には週末のみ[注 7]24時まで、と段階的に放送時間を拡大させている。
- 9月9日 - 昼間の放送休止を解除。
- 1975年
- 4月7日 - UHFテレビ試験放送終了。
- 1978年
- 10月1日 - 東京と大阪で音声多重実用化試験放送開始。
- 1982年
- 12月17日 - 音声多重本放送開始。
- 1984年
- 4月 - 平日の放送終了が24時となり、オイルショックから続いていた深夜の放送休止を全面解除。
- 1985年
- 11月 - 文字多重放送開始。
- 1988年
- 9月19日 - 昭和天皇が重体に陥る。この日からフィラーの形で終夜放送を開始し、随時昭和天皇の容体を伝えた。
- 1989年
- 1月7日 - 昭和天皇崩御。NHKは教育放送を除いて連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』と大河ドラマ『春日局』を含めた全番組を休止し、9日未明まで昭和天皇の追悼特別番組を編成した。臨時終夜放送を終了するが3月まで暫定的に翌日1時までに定時番組を編成した。
- 1990年
- 4月 - 土曜日の深夜に限り24時以後をまたぐ深夜放送を開始。
- 1995年
- 1月17日 - 阪神・淡路大震災発生。NHKは教育放送を含むすべての放送チャンネルを使い、6時から報道特別番組を開始。連続テレビ小説「春よ、来い」などの通常番組を全て休止。2月以降からほぼ通常編成に戻ったが、2月末まで(近畿地方は3月末まで)震災報道を中心とした編成となった。
- 4月 - 放送時間を早朝5時から翌日1時までに拡大[注 8]。それ以前は6:00(後に5:57→5:50 - この時は天気予報が1日の最初の番組)開始だった。
- 1996年
- 4月 - 週末(金・土曜深夜)に限り24時間放送開始。また平日の放送時間も翌日2時までに拡大。
- 1997年
- 4月 - 月曜未明(日曜深夜)を除き24時間放送開始(基点は5時)。
- 2000年
- 4月 - 生放送番組の文字放送による同時字幕放送を開始(順次拡大)。また日曜についても終夜放送に踏み切る。
- 2003年
- 12月1日 - 11時、東京・大阪並びに名古屋の3局で地上デジタルテレビジョン放送の本放送を開始。
- 2004年
- 3月 - NTTコミュニケーションズの中継回線が、マイクロ波を用いたアナログ回線から光ファイバーを用いたデジタル回線に完全移行[注 10]。これに併せ、回線運用体系を東京からの一元的なものとする。
- 4月 - 放送開始(基点)時刻を4時30分に繰り上げ。
- 2005年
- 10月 - 放送開始(基点)時間を4時20分に繰り上げ[注 11]。
- 2008年
- 4月 - 放送開始(基点)時間を4時15分に繰り上げ[注 12]。また若者向け番組のゾーン『EYES』(日曜除く)を設け、各番組の冒頭に「EVERY MIDNIGHT ON GTV」と表記されるようになった。これまで、GTVの表記を用いることはほとんど無かった。
- 7月24日 - アナログ放送について、2011年7月24日までに終了予定であることとデジタル放送への円滑な移行を促進するため、画面右上にウォーターマークで「アナログ」の字幕を出す。
- 2010年
- 3月11日 - BSデジタル放送のCh.291で東京総合テレビジョンの衛星によるセーフティネット(地上波デジタル難視聴対策の衛星放送)サイマル放送を5年間限定で開始。
- 3月29日 - 2011年7月のアナログ放送完全終了と地デジ完全移行を前提として、一部の新番組から段階を追ってNTSCの番組画面をレターボックス16:9サイズで放送。
- 7月5日 - 地デジ完全移行を念頭にした日本民間放送連盟との申し合わせにより、午前4時15分の基点(前日付け=7月4日付の深夜休止の地区は開始)時間から、NTSCで全番組レターボックス16:9での放送に移行[注 13]。
- 10月25日 - アナログ放送では総務省地デジコールセンターの受付電話番号の常時表示を開始。また、ロールスーパーによる終了告知の表示はこれまで開始冒頭のみ行っていたが、同日から放送時間が10分以上の全番組についても10分毎に表示を始めた。東京以外の地域放送(全国放送番組の時差放送も含む)では画面の黒帯上に「ご覧のアナログ放送は2011年7月に終了します」のテロップが追加表示されているところがあった(札幌局など)。
- 2011年
- 3月11日 - 東日本大震災発生。国内全ての放送チャンネルを使い、地震発生の瞬間・14時46分に緊急地震速報を発し報道特別番組を開始。連続テレビ小説『てっぱん』[注 14]、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』などの通常番組を全て休止し、異例の大長時間特別編成となった。また、暫時的ではあるが衛星によるセーフティーネットとは別に、衛星第1テレビジョン(BS101=ID1)も総合テレビの番組を同時配信した。
- 6月1日 - 教育テレビジョンの対外的な名称を全て「NHK Eテレ」に統一[注 15]。これに併せこの日から一部メディアでは一般呼称を「NHKテレビ」に変更した。但し局名告知やNHKの公式文書、番宣などでは、この日以降も「総合テレビジョン」の名称を使用しているほか、EPGの局名表記「NHK総合・(放送局名[注 16])」も従来どおり継続している。
- 「NHKテレビ」は国内だけでも地上波・衛星波合わせて4波、国際放送NHKワールドにも2波あるため。なお放送免許上は「NHK(地名)デジタルテレビジョン」の局名が用いられ、局名ID表示でもそのようになっている。
- 7月24日 - 東日本大震災で被害の大きかった岩手・宮城・福島の3県を除いてアナログ放送終了、デジタル放送へ完全に移行。最終番組は、11時59分にアナウンサーの鈴木奈穂子による終了アナウンスと、「どーもくん」のアニメーションによる終了メッセージだった。
- 2012年
- 3月31日 - 岩手・宮城・福島の各県についてもアナログ放送終了。これらの地域では、11時59分にアナウンサーの谷地健吾による終了アナウンス[注 17]と、「どーもくん」の静止画による終了メッセージが放送されて、日本国内全域でデジタル放送への移行を完了した。
- 4月1日 - 宇都宮・前橋両中継局を親局に移行させることにより、栃木・群馬両県が関東広域圏から離脱し、県域放送に移行[出典 3]。
番組
編成方針
地上波放送の特性を生かして、地域対象番組も放送している。主に、平日11時台、17~18時台、20:45~21:00、金曜日の19:30~20:43など。デジタル放送のデータ放送では地域のニュースや生活情報を見ることができる。
震度5弱以上の地震が発生した時や猛烈な勢力を持った台風が日本列島に接近したときは、予定していた番組を変更・休止してニュースを放送する。台風や梅雨により長雨が生じる場合は終夜放送を行う。
また、季節特番もある。民放では春季・秋季の番組改編時と年末年始を中心としてゴールデンタイムの特番を組むが、NHKでは改編期ではなく、帰省で視聴者層が多くなるお盆(8月中旬)と年末年始および祝日に特別編成を集中的に組んでいる。
現在のゴールデンタイム・プライムタイム・ネオプライムタイム編成
- ※2014年4月度改編時。
\ | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
19 時 台 |
NHKニュース7 | ||||||
クローズアップ現代 | 地域情報番組 | 伝えてピカッチ[注編 1] | ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜 | ||||
20 時 台 |
鶴瓶の家族に乾杯 | NHK歌謡コンサート | ためしてガッテン | 【木曜時代劇】[注編 2] | 地域情報番組 | 突撃!アッとホーム[注編 1] | 【大河ドラマ】 軍師官兵衛 |
ニュース845(地域別) | NHKニュース | ||||||
21 時 台 |
ニュースウオッチ9 | 土曜ドラマ[注編 1] | NHKスペシャル | ||||
サンデースポーツ | |||||||
22 時 台 |
プロフェッショナル 仕事の流儀 | 【ドラマ10】 | 歴史秘話ヒストリア | LIFE!〜人生に捧げるコント〜 | 総合診療医ドクターG[注編 3] | ||
サタデースポーツ | |||||||
幻解!超常ファイル | 特ダネ!投稿DO画 | ||||||
23 時 台 |
【23時のNHK】 | SONGS | 【海外ドラマ枠】 | ||||
サラメシ | 応援ドキュメント 明日はどっちだ | 探検バクモン | 超絶 凄ワザ! | ドキュメント72時間 | |||
Sportsプラス | |||||||
NEWS WEB | タイムスクープハンター |
注釈
デジタル放送
マルチ編成は基本的にはプロ野球やオリンピック中継とNHKニュース7が重なる場合や大相撲中継と同時間帯に放送される注目度の高いスポーツ中継が重なる場合などに限られている。毎週日曜日の4:10-4:13に動作試験の形で定期的に行なわれる(番組は毎週変わるが、2チャンネルとも同じ番組である)
NHKプロ野球の場合、ローカル放送=宮城県・愛知県・九州沖縄など一部でも実施されているが、その場合、メインチャンネルは21時以降定時放送に戻るため途中で中継を飛び降りるが、サブチャンネルで継続して中継する事例がある。また、2006年4月から2007年3月までの間、静岡局では平日17:30~18:00の間、「ゆうどきネットワーク」(011)と「ゆうどきネットワーク東海・北陸」(012)のマルチ編成をレギュラー編成で行っていた。2013年からは、土曜のデーゲーム中継についても『土曜スタジオパーク』(13:50 - 14:50)の時間帯に、サブチャンネルでの中継を実施している。[注 18]
全編4:3で収録した一部の番組および一部の番組案内スポット(両サイドにグレーのサイドパネルがついているもの)では4:3テレビ使用時の場合、自動的に4:3に映像が拡大される画角情報を付けている。これは教育テレビでも同様である。但し、勢力の強い低気圧や台風関連の情報などL字画面を表示する場合はその間だけ4:3の映像拡大はされない(レターボックスのまま)。
双方向番組に参加する際、事前に「かんたん登録」で名前(1人分のみ)・住所・電話番号を受信機に登録する必要があった。これはBShi、教育テレビのデータ放送でも設定可能だが、BShi・総合・教育のいずれかのチャンネルで1度登録すれば、NHK衛星波・地上波の双方向番組のすべてに参加できる(いずれかのチャンネルで1度登録すれば修正がない限り別のチャンネルで新たに登録する必要はない)。なお、「かんたん登録」はデータ放送の大幅なリニューアルに伴い総合テレビ・教育テレビでは2011年3月27日、デジタル衛星ハイビジョン同年3月31日で終了し、同年4月1日以降は登録した情報が自動的に消去される。
デジタル放送開始に伴い、県域テレビ放送が皆無だった茨城県での県域放送を開始。2012年4月1日から新たに栃木県と群馬県で県域放送が開始された。しかし、南関東4都県については、新たに親局の送信施設設置が必要となることや、現在でも「首都圏」としての一体的需要があることなどから、デジタル化完了後に改めて実施の是非を検討するとの表現にとどまった。
移行期間における独自編成
2003年12月1日から順次開始されている地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)を活かし、全国放送のほぼすべての番組がハイビジョン方式で制作・放送されている。標準画質マルチ放送は最大3チャンネル取れるが、NHK総合では現在011と012(あるいは031と032)のみで行われており、013(033)は使用されていない。なお、2005年12月までデジタル放送では以下のように独自の差し替え番組があった。
- 日曜11:00~11:45 「地球!ふしぎ大自然」(先行放送)2005年9月で終了(アナログ放送では「日曜スタジオパーク」と「食彩浪漫」)
- 日曜13:05~13:50 「大河ドラマ」(先行放送)2005年12月で終了(なお、2004年1月から2005年3月までは、13:00~13:45の放送だった。アナログ放送では「笑いがいちばん」と「ふだん着の温泉」と「みんなのうた」)
- 土曜14:00~14:45 「NHK歌謡コンサート」(再放送)2005年9月で再放送終了(アナログ放送では「土曜スタジオパーク」)
近畿圏では2010年4月より夕方時間帯で地上デジタル放送告知番組の差し替えを行っていた。
- 月曜~金曜16:50~16:55「にっぽん木造駅舎の旅」(アナログの総合テレビでは「目指せ!地デジ芸人 ウーイェイ」(全20回、同じ内容を繰り返し放送)
現在はスポーツ中継(NHKプロ野球、大リーグ他)で不定期に行う程度になっている(この場合、所定時間終了後の延長は012(または032)で行われるが、電波の運用管理の都合上、概ね次の定時番組が開始されるまではフィラー(映像散歩他)を流す場合がある)。
放送形態
4:15基点の24時間放送(原則として毎月第1・3日曜深夜=月曜未明の深夜は各局任意で放送休止、ないしは減力放送を行う地域あり)。
※なお、2004年より放送されている大相撲本場所(奇数月)の実況ダイジェスト「大相撲・幕内の全取組」の放送日に放送休止、あるいは減力放送がなされる場合は2005年9月までは4:00、同11月からは3:50までに休止・または減力を切り上げたことがあった(但しオープニング映像は起点時間に流す。局によっては起点時間まで放送休止となる場合もあった)が、2010年3月場所で未明の再放送が廃止されており、相撲期間中の休止切り上げは事実上なくなった。
4:20起点時代、2007年末と2008年始では深夜番組特別編成の為、起点時間が繰り下げとなった日が存在した。
ネットワーク
各放送局に関する情報は日本放送協会放送局の一覧を参照。
- 関東1都3県以外は県域放送を基本とするが、北海道と福岡県は地域別放送を行っている。
- 太字は拠点局。
- 呼出符号(コールサイン)は、ラジオ第1放送と同一の「JO◇◇」の後ろに、「-TV」(アナログ放送)、または「-DTV」(デジタル放送)が付加される。
- 地上デジタルテレビジョン放送のリモコンキーIDはラジオ第1放送にちなんだ1(地図の赤く塗られている箇所の都道府県)が原則であるが、1に民放が割り当てられている地域に限り3(同じく青く塗られている箇所の都道府県)となる。当初NHKは「2」の教育テレビだけでなく総合テレビについても全国統一の「1」を希望していたが、既にアナログ放送で「1」を使用していた各民放局の反発が強く断念した。
ブロック | 放送局 | デジタル | アナログ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ID | 呼出符号 | 物理ch | 空中線電力 (W) |
放送開始日 | 呼出符号 | 物理ch | 空中線電力 (映像:W) |
放送開始日 | 放送終了日 | ||
北海道 | 札幌 | 3 | JOIK-DTV | 15ch | テンプレート:03k | 2006年テンプレート:06月テンプレート:01日 | JOIK-TV | テンプレート:03ch VHF | 10k | 1956年12月22日 | 2011年テンプレート:07月24日 |
函館 | JOVK-DTV | 18ch | テンプレート:01k | 2007年10月テンプレート:01日 | JOVK-TV | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:01k | 1957年テンプレート:03月22日 | |||
旭川 | JOCG-DTV | 15ch | テンプレート:01k | JOCG-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:01k | 1958年12月28日 | ||||
帯広 | JOOG-DTV | 15ch | テンプレート:01k | JOOG-TV | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:01k | 1959年12月24日 | ||||
釧路 | JOPG-DTV | 33ch | テンプレート:01k | JOPG-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:01k | 1959年12月28日 | ||||
北見(網走送信所)[1] | JOKP-DTV | 18ch | テンプレート:01k | JOKP-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:01k | 1961年テンプレート:04月テンプレート:05日 | ||||
室蘭 | JOIQ-DTV | 24ch | テンプレート:01k | JOIQ-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:01k | 1958年11月27日 | ||||
東北 | 仙台 | JOHK-DTV | 17ch | テンプレート:03k | 2005年12月テンプレート:01日 | JOHK-TV | テンプレート:03ch VHF | 10k | 1956年テンプレート:03月21日 | 2012年テンプレート:03月31日 | |
秋田 | 1 | JOUK-DTV | 48ch | テンプレート:01k | JOUK-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:05k | 1959年12月25日 | 2011年テンプレート:07月24日 | ||
山形 | JOJG-DTV | 14ch | テンプレート:01k | JOJG-TV | テンプレート:08ch VHF | テンプレート:03k | 1959年12月19日 | ||||
鶴岡 | (山形・中継局) | 34ch | テンプレート:0500 | 2006年12月テンプレート:01日 | JOJP-TV[2] | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:01k | 1960年テンプレート:02月27日 | |||
盛岡 | JOQG-DTV | 14ch | テンプレート:01k | 2005年12月テンプレート:01日 | JOQG-TV | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:03k | 1958年12月28日 | 2012年テンプレート:03月31日 | ||
福島 | JOFP-DTV | 15ch | テンプレート:03k | JOFP-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:03k | 1959年テンプレート:04月テンプレート:01日 | ||||
青森 | 3 | JOTG-DTV | 16ch | テンプレート:01k | JOTG-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:05k | 1959年テンプレート:03月22日 | 2011年テンプレート:07月24日 | ||
関東 甲信越 |
東京 | 1 | JOAK-DTV | 27ch | 10k | 2003年12月テンプレート:01日 | JOAK-TV | テンプレート:01ch VHF | 50k | 1953年テンプレート:02月テンプレート:01日 | |
長野(美ヶ原送信所)[3] | JONK-DTV | 17ch | テンプレート:01k | 2006年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JONK-TV | テンプレート:02ch VHF | テンプレート:01k | 1958年11月15日 | |||
新潟 | JOQK-DTV | 15ch | テンプレート:03k | JOQK-TV | テンプレート:08ch VHF | テンプレート:05k | 1958年12月テンプレート:01日 | ||||
甲府 | JOKG-DTV | 21ch | テンプレート:02k | JOKG-TV | テンプレート:01ch VHF | テンプレート:03k | 1959年テンプレート:09月18日 | ||||
前橋 | JOTP-DTV | 37ch | テンプレート:0100 | 2012年テンプレート:04月テンプレート:01日[4] | (東京・中継局) | 52ch UHF | テンプレート:0100 | 1965年10月テンプレート:05日 | |||
水戸 | JOEP-DTV | 20ch | テンプレート:0300 | 2004年10月テンプレート:01日 | (東京・中継局) | 44ch UHF | テンプレート:030 | 1976年テンプレート:07月17日 | |||
宇都宮 | JOBP-DTV | 47ch | テンプレート:0100 | 2012年テンプレート:04月テンプレート:01日[4] | (東京・中継局) | 29→51ch UHF[5] | テンプレート:0100 | 1980年10月テンプレート:03日 | |||
中部 | 名古屋 | 3 | JOCK-DTV | 20ch | テンプレート:03k | 2003年12月テンプレート:01日 | JOCK-TV | テンプレート:03ch VHF | 10k | 1954年テンプレート:03月テンプレート:01日 | |
金沢 | 1 | JOJK-DTV | 15ch | テンプレート:01k | 2006年テンプレート:07月テンプレート:01日 | JOJK-TV | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:03k | 1957年12月23日 | ||
静岡 | JOPK-DTV | 20ch | テンプレート:01k | 2005年テンプレート:06月テンプレート:01日 | JOPK-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:01k | 1957年テンプレート:06月テンプレート:01日 | |||
浜松 | (静岡・中継局) | 20ch | テンプレート:01k | JODG-TV[6] | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:01k | 1959年11月20日 | ||||
福井 | JOFG-DTV | 19ch | テンプレート:01k | 2006年テンプレート:05月テンプレート:01日 | JOFG-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:03k | 1959年テンプレート:08月テンプレート:03日 | |||
富山 | 3 | JOIG-DTV | 27ch | テンプレート:01k | 2004年10月テンプレート:01日 | JOIG-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:03k | 1958年10月15日 | ||
津 | JONP-DTV | 28ch | テンプレート:0500 | 2005年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JONP-TV | 31ch UHF | テンプレート:05k | 1973年テンプレート:04月テンプレート:02日 | |||
岐阜 | JOOP-DTV | 29ch | テンプレート:0500 | 2004年11月テンプレート:01日 | JOOP-TV | 39ch UHF | テンプレート:05k | 1973年テンプレート:02月17日 | |||
近畿 | 大阪 | 1 | JOBK-DTV | 24ch | テンプレート:03k | 2003年12月テンプレート:01日 | JOBK-TV | テンプレート:02ch VHF | 10k | 1954年テンプレート:03月テンプレート:01日 | |
京都 | JOOK-DTV | 25ch | テンプレート:01k | 2005年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JOOK-TV | 32ch UHF | 10k | 1972年テンプレート:03月13日 | |||
神戸 | JOPP-DTV | 22ch | テンプレート:01k | 2004年11月テンプレート:01日 | JOPP-TV | 28ch UHF | 10k | 1971年テンプレート:05月24日 | |||
和歌山 | JORP-DTV | 23ch | テンプレート:0100 | 2005年テンプレート:06月テンプレート:01日 | JORP-TV | 32ch UHF | テンプレート:01k | 1971年テンプレート:05月31日 | |||
奈良 | JOUP-DTV | 31ch | テンプレート:0100 | 2005年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JOUP-TV | 51ch UHF | テンプレート:01k | 1972年テンプレート:07月テンプレート:03日 | |||
大津 | JOQP-DTV | 26ch | テンプレート:0100 | JOQP-TV | 28ch UHF | テンプレート:01k | 1971年テンプレート:04月テンプレート:01日[7] | ||||
中国 | 広島 | JOFK-DTV | 14ch | テンプレート:03k | 2006年10月テンプレート:01日 | JOFK-TV | テンプレート:03ch VHF | 10k | 1956年テンプレート:03月21日 | ||
福山 | (広島・中継局) | 42ch[8] | テンプレート:0100 | 2007年テンプレート:04月30日 | JODP-TV[9] | テンプレート:01ch VHF[10] | テンプレート:01k | 1960年テンプレート:03月テンプレート:01日[11] | |||
岡山 | JOKK-DTV | 32ch | テンプレート:02k | 2006年12月テンプレート:01日 | JOKK-TV | テンプレート:05ch VHF | 10k | 1957年12月23日 | |||
松江 | 3 | JOTK-DTV | 21ch | テンプレート:01k | 2006年10月テンプレート:01日 | JOTK-TV | テンプレート:06ch VHF | テンプレート:01k | 1959年10月28日 | ||
鳥取 | JOLG-DTV | 29ch | テンプレート:0100 | JOLG-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:01k | 1959年テンプレート:03月テンプレート:03日[12] | ||||
山口(防府送信所)[13] | 1 | JOUG-DTV | 16ch | テンプレート:01k | JOUG-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:01k | 1959年テンプレート:06月15日 | |||
四国 | 松山 | JOZK-DTV | 16ch | テンプレート:01k | JOZK-TV | テンプレート:06ch VHF | テンプレート:05k | 1957年テンプレート:05月29日 | |||
高知 | JORK-DTV | 15ch | テンプレート:01k | JORK-TV | テンプレート:04ch VHF | テンプレート:01k | 1958年11月28日 | ||||
徳島 | 3 | JOXK-DTV | 34ch | テンプレート:01k | JOXK-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:01k | 1959年テンプレート:03月15日 | |||
高松 | 1 | JOHP-DTV | 24ch | テンプレート:01k | 2006年12月テンプレート:01日 | JOHP-TV | 37ch UHF | 10k | 1969年テンプレート:03月22日 | ||
九州・ 沖縄 |
福岡 | 3 | JOLK-DTV | 28ch | テンプレート:03k | 2006年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JOLK-TV | テンプレート:03ch VHF | 10k | 1956年テンプレート:03月21日 | |
北九州[注 19] | JOSK-DTV[14] | 40ch | テンプレート:01k | 2006年10月テンプレート:01日 | JOSK-TV | テンプレート:06ch VHF | テンプレート:01k | 1957年テンプレート:05月29日 | |||
熊本 | 1 | JOGK-DTV | 28ch | テンプレート:01k | 2006年12月テンプレート:01日 | JOGK-TV | テンプレート:09ch VHF | テンプレート:02k[15] | 1958年テンプレート:02月22日 | ||
長崎 | JOAG-DTV | 15ch | テンプレート:01k | JOAG-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:01k | 1958年12月22日 | ||||
佐世保 | (長崎・中継局) | 42ch | テンプレート:01k | 2007年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JOAQ-TV[16] | テンプレート:08ch VHF | テンプレート:01k | ||||
鹿児島 | 3 | JOHG-DTV | 34ch | テンプレート:01k | 2006年12月テンプレート:01日 | JOHG-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:05k | 1958年テンプレート:02月22日 | ||
宮崎 | 1 | JOMG-DTV | 24ch | テンプレート:01k | JOMG-TV | テンプレート:08ch VHF | テンプレート:01k | 1960年テンプレート:07月テンプレート:01日 | |||
大分 | JOIP-DTV | 15ch | テンプレート:01k | JOIP-TV | テンプレート:03ch VHF | テンプレート:03k | 1959年テンプレート:08月24日 | ||||
佐賀 | JOSP-DTV[17] | 33ch | テンプレート:0100 | JOSP-TV[18] | 38ch UHF | テンプレート:05k | 1969年テンプレート:03月15日 | ||||
沖縄 | JOAP-DTV | 17ch | テンプレート:01k | 2006年テンプレート:04月テンプレート:01日 | JOAP-TV[19] | テンプレート:02ch VHF[20] | テンプレート:05k | 1968年12月22日[21] |
- ↑ 北見市内には別途「新北見中継局」が置かれている。
- ↑ 1991年11月の免許更新を機に呼出符号廃止。
- ↑ 長野市内には別途「善光寺平中継局」が置かれている。
- ↑ 4.0 4.1 開局自体は2005年12月1日。
- ↑ デジタル放送移行に伴う「アナ・アナ変換」によるチャンネル変更。
- ↑ 時期不明ながら免許更新時に呼出符号廃止。
- ↑ 表記チャンネルによる県域放送開始日。其の10年以上前から、「実験局」などの名目で大阪局の中継局として運用されてきた。
- ↑ 福山市内の彦山におけるチャンネル。
- ↑ 2003年11月の免許更新時に呼出符号廃止。
- ↑ 尾道市向島町の高見山送信所におけるチャンネル。
- ↑ 開局時は「尾道放送局」。1967年3月15日付で今の福山市内に移転し改称。
- ↑ 大都市圏以外初の民放テレビ局である日本海テレビに合わせた。
- ↑ 山口市内は鴻ノ峯中継局などでカバー。
- ↑ デジタル放送は段階的にフルパワー化したこともあり、当初は呼出名称だけが付与され、呼出符号(コールサイン)の付与が保留されていた。
- ↑ 開局時から1kWで放送を続けてきたが、テレビ西日本福岡局増力などによる混信対策として増力した。
- ↑ 開局時はJOAT-TVで、1982年11月の免許更新時に変更。1991年11月の免許更新迄に呼出符号廃止。
- ↑ 親局は九千部山。
- ↑ 親局は日の隈山。
- ↑ 沖縄放送協会中央放送局時代はKSGB-TV。
- ↑ 本土復帰を見据え最初から日本式チャンネルであった。
- ↑ 沖縄放送協会中央放送局による放送開始日。本土復帰に合わせてNHKが引き継ぐ。先島地区は前年に放送を開始した。
アナログ総合の親局で全国的に3chが多かった理由は、テレビ放送が開局した当初1ch・2ch・12chが米軍のレーダーに使用されていたために、後にその周波数は返還されたものの、NHKについては第一次チャンネルプランでそれらの地域に3chが割り当てられたからである。沿革にもある通りテレビ放送開始当初東京が3ch、大阪が4chで送信されていたのはこのことが原因である。その後放送東京はエリアの拡大のため、当時1chで東京タワ-から送信されていたNHK教育テレビとチャンネルを入れ替える形で1chとなった。一方大阪も、その後大阪第4局(毎日放送)の開局予定日であった1958年12月1日から2chに変更された。しかしアナログ総合が3ch地域の大半の地域では民放用に1chが割り当てられた。これが半世紀後の地デジ移行に際し、アナログ放送親局が1chの民放がそのままデジタルでも1chを継承し、総合テレビが全国統一の1chにならず地域により異なる番号が割り当てられる遠因にもなった。
なお、アナログ教育テレビジョンは全国的に12chを割り当てられている地域が多かった。
オープニング・クロージング
- 現行 - 2003年12月1日~現在(関東地方の場合。地方局は各放送局のデジタル化の進ちょく・内容により異なる) ハイビジョン制作。
- オープニング - ランドサットから撮影した日本列島~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き、無しのときもある)~各放送局のID
- クロージング - 深夜放送休止(ないしは減力放送実施)のお知らせ~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~ランドサットから撮影した日本列島~各放送局のID(減力放送の場合IDが省略される場合もある) 日本放送協会の放送形態・国歌の扱いも参照。
- 通常は基点時間にインターミッション(当該項参照)の環境映像(日章旗の映像を含む)が放送され、国歌の放送はメンテナンスによる休止・減力放送前後に行われるのみである。
- 「深夜放送休止のお知らせ」は各放送局で個別に制作されている。まず、「深夜放送休止のお知らせ」と書かれた静止画を表示し、続いて「深夜放送を休止させていただきます ~放送設備の点検・整備のため~ (地震などの緊急時は放送) 放送再開 午前(開始時刻)」と書かれた静止画を表示する(放送局により表現は若干異なる。)。これにアナウンスが入る。BGMは使っている放送局と使わない放送局にわかれている。
- 地域によってはジャンクション映像に載せて告知テロップのみの表示で済ませる場合もある(関東地方、北海道地方など)。
- 大阪放送局では、近畿圏全域に一括して30秒間、一枚画で掲載する。その場合、画面上部に「放送休止のおことわり」とテロップを出し、その下に放送休止の対象地域・休止時間を掲載している(アナログ・デジタル別々に放送しているが、2007年12月9日深夜=10日未明から2008年11月までの間はアナログ・デジタルを一括して掲載していた)。2008年12月より対象地域は「近畿地方の一部」[注 20]と表現されている(具体的な地域名については、FM・ラジオ第1を含めNHK大阪局のサイト「放送休止のお知らせ」のPDFに掲載されている)。なお減力放送となる場合については、「減力放送のお知らせ」という1枚画テロップを出した後、対象地域の減力放送の告知を流す。特に大阪府や奈良県は山間部等を除きほぼ全域で周辺府県の府県域放送を視聴可能だからである。デジタル統合後の2011年7月30日深夜以後の休止の場合も「深夜放送休止のお知らせ」の1枚画を出してから休止告知を行うようになった。
- 放送局管内の一部地域の放送休止または一部地方放送局ローカルの放送休止ではクロージング映像は流れないこともある。
- 各地の放送局のホームページにてテレビ、ラジオの放送休止・減力を行うスケジュールを掲載している局もある。大阪放送局の場合近畿圏全体の予定を掲載しているが、2009年12月より点検を行う中継局の掲載も始めた。
- 点検・整備が終了すると、放送開始時刻前に放送を再開する放送局もある。(オープニングは4:15直前に入るジャンクションの時間を利用して流す。)
- 2010年3月29日よりアナログはレターボックス16:9サイズで放送
- 1世代前 - 2001年~2003年11月
- オープニング - 地球の映像~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き)~各放送局のID
- クロージング - 君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
- 2001年からは、放送休止または減力放送後から始まる時は上記の映像が流れて、それ以外は日の丸とファンファーレ(24時間放送時のジャンクション参照)となった。それと同時に開始前の音楽とカラーバー・テストパターン等も廃止した。
- クロージングは1997年からは日曜日のみ(メンテナンスタイムによる深夜放送休止の時も)、2000年以後はメンテナンスタイムに伴う放送休止(一部地域は減力放送実施の場合も)の前に行われる程度となった。
- 2世代前 1970年代~2001年(内幸町→渋谷時代)
- オープニング - 青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のBSアナログ放送アップリンク副局)の映像。BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。ちなみにNHK衛星第1テレビジョンの1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
- なお、開始時の各放送局IDは放送開始7分前に表示され、その後テストパターンを経て上記の開始映像を放送し正式な放送開始となっていた。
- エンディング フィルム時代(1970年代~1985年) 視聴者から送られた写真~君が代をBGMに日章旗~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID。
- VTR時代(1985~1995)ブルーバックに石井ゴシック体のテロップ(下記参照)~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
- VTR新ロゴ時代(1995年~2001年)前述と同じだが、ブルーバックが藍色になりテロップも新規なものになった。
- 2000年6月までは放送休止は全国一斉で行われていた(地域ごとの減力はあり)ので、休止当該日は終了時に「放送休止のお知らせ」の字幕→君が代の演奏・日章旗の映像→各局IDとなっていた。
- 局ロゴ表示は1995年3月までは旧ロゴの「NHK」が画面中央からズームインとなり、フィルム映像時代はロゴが出た瞬間、「総合テレビジョン(黄色文字)」が出て来るものだったが、VTR映像に切り替わると、「総合テレビジョン」が左からめくる形で出てきた(NHKのロゴは若干離れている)。だがよく見るとNHKロゴが少しずつ左に寄ってきている状態だった。1995年4月より「NHK」ロゴが三つのたまごへ改められ、1文字ずつ順に出てきて、「総合テレビジョン」がフェードインで表示する形態となった。
- フィルム時代はモノラルだったが、VTR映像に移行したものはステレオで流れている。
- オープニング - 青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のBSアナログ放送アップリンク副局)の映像。BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。ちなみにNHK衛星第1テレビジョンの1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
- 3世代前 開局5年後(1958年頃)~カラー放送開始以後
- いくつもの花が咲き、NHKと文字が出てくる。
- 4世代前 開局~開局5年後(1958年頃)
- 鳩→アンテナ→画面いっぱいに、NHK→周波数・出力テロップ。
- 24時間放送のジャンクション
- 1日の基点(24時間放送開始当初は5:00→2004年4月から4:30→2005年10月から4:20→2008年4月から4:15)にはこれらの代わりとしてのジャンクションとして環境映像(24時間放送開始当初は富士山の四季を撮影されたもの、2004年8月以降は四季の自然をハイビジョンで撮影されたもの)を1分半以上写した後、日章旗(2004年以後はデジタル放送用に改めて撮影し直した物)を写している。
- ここに出てくる日章旗は、出雲大社国旗掲揚塔で使われているもので、畳74畳分もの大きさを誇り、日本一である。
- 当該時間帯に特設ニュースやスポーツ中継(メジャーリーグ中継やオリンピック中継など)が組まれている場合は後述にある「調整犬」「調整猫」とコールサインアナウンスを含めてジャンクション映像の放送は行われない。
- 1989年度までは放送終了が日付をまたいで0:00を過ぎた場合には君が代・日章旗の放送がなく、NHKの女性アナウンサーがブルーバックに石井ゴシック体のテロップと共に「NHK総合テレビジョンはこれで放送を終わらせて頂きます。どちら様もお休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」というアナウンスがあった(担当・遠藤ふき子アナ)が、現在のロゴに変わってから「これでNHK総合テレビジョンの放送を終わります。お休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」と言うアナウンスとブルーバックに丸字角型ゴシック体(ナール)のテロップに変わった。1990年度から1999年まで(1997年からは深夜放送休止または日曜日のみ)は、連日上記のアナウンスの後君が代・日章旗が放送された。
- 1995年の深夜放送拡大後、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
- 当初はバックは夜のNHKの局舎。その後自然の映像になった時期があったが、後年はブルーバックのみだった。
- 1995年の深夜放送拡大後、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
- またオイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。
- (日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンの放送は4時半までお休みさせていただきます。ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい」
- (日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK総合テレビジョンの放送を再び始めます。この後4時半からは(再開直後の番組名)を放送します」
- (放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめになってお休み下さい」
- コールサインと局名を表示するパターン画像は、原則として全国統一フォーマットになっている。NHKのロゴが現在のものになった前後の時期には、地域の個性を活かした特徴的なパターンが数多く見られた(札幌局以外の道内各放送局ではアナログ放送のみ放送終了まで用いられていた)が、放送のデジタル化に伴って再び全国統一のフォーマットに戻った(地上デジタル放送に対応したマスターに切り替えし次第統一しているため、2007年9月までは放送局により現行タイプと旧タイプが混在していた。)。画像は、青の背景に銀河を模したと見られる模様が描かれており、その前面には上からコールサイン(例:JOAK-DTV)、NHKのロゴ、局名(例:東京デジタルテレビジョン)が表示される(札幌局以外の道内各放送局ではデジタル放送のみ見ることができる。)。表示では「総合」の文字は入らないが、アナウンスではアナログ・デジタルともに「総合」を含めている。以前は地方放送局によってはコールサインの呼び出しアナウンスで「総合」を含めなかったところもある。(例:東京、旭川など)
- コールサインと局名を表示するパターン画像の表示と同時に行われるアナウンスは、「(呼出符号)」→「NHK+(設置場所の地名)+総合(デジタル)テレビジョン(です)。」(例:「JOAK-(D)TV、NHK東京総合(デジタル)テレビジョンです。」)で、アナウンサーはラジオ第1放送やFM放送と同じアナウンサーが担当する[注 21]。
- 2008年7月24日以降はオープニング・ジャンクション映像の前にアナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を放送していた(静止画のみでBGMあり。教育テレビも同様。火曜日~木曜日限定だが、緊急報道などその日の状況により告知が行われない場合もあった)。一方、デジタル放送ではNHK受信料の訪問集金廃止に関する告知を放送していた(2008年8月現在)。
- 放送開始前や関東地方・北海道地方での放送休止案内の字幕スーパー挿入時には、30秒間の犬(9種類)や猫(3種類)の映像が放送される(主に「調整犬」、「調整猫」)。
その他
- 1970年台後半から1980年台前半の一時期、放送終了が教育テレビ(現:Eテレ)より早い期間があった。
- 2008年9月29日以後、総合テレビの放送を休止する地域がある場合、緊急地震速報に対応するために教育テレビを臨時に終夜放送していたが、2009年4月以後は終夜フィラーは放送せず、教育テレビでは「臨時ニュースがある場合、総合テレビ休止地域では教育テレビで放送」という字幕を出している。但し、総合・教育双方ともメンテナンスを行う場合は教育テレビでも放送休止とする。
- ハイビジョン製作番組が増加した2003年ごろから、NTSCでは画像サイズ(レターボックス=サイズは16:9、14:9、13:9←→4:3コンバートとの切り替え)の調整などのため、番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年7月5日以後、大河ドラマと過去に4:3SDで制作した番組を除いてレターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されている[注 22]。
各局のID
- 関東地方などほとんどの局…卵形の青色バックにコールサイン表示(アナログ・デジタルとも全国共通のフォーマット。アナログでは16:9レターボックスで表示)。
- 旭川放送局…緑の自然(緑葉)の写真をバックにコールサイン表示。4:3表示でアナログのみ使用していた。元々は札幌放送局のフォーマットにコールサインとCH表記をしていたのが、札幌放送局が地上デジタル放送を開始したことに伴い変更された。旭川局のアナログ放送のID画面切り替えの際、一瞬画像が乱れることがあった。このIDは2011年7月24日のアナログテレビ放送終了とともに使用を終了した。なお、デジタル放送のIDは2007年10月1日の開始当初から上記と同じく全国共通のフォーマットである。
- 仙台放送局…仙台城をバックに馬とコールサイン表示。
- 山形放送局…緑の自然(緑葉)の写真をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。
- 富山放送局…黄緑色をバックにコールサイン表示。
- 神戸放送局…局舎の夜景をバックにコールサインを表示。
- 大分放送局…大分県のフォーマットにNHKと表示。コールサインは左上に表記。
- 鹿児島放送局…局舎と桜島をバックにコールサイン表示。
脚注
注釈
出典
- ↑ 太田省一『紅白歌合戦と日本人』、27頁。
- ↑ 『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』(引田惣弥・著、講談社、2004年、ISBN 4062122227、116頁)
- ↑ 基幹放送普及計画(昭和63年郵政省告示第660号)(総務省電波利用ホームページ)
外部リンク
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