鳥取空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(TTJから転送)
テンプレート:Mboxテンプレート:Infobox 空港 鳥取空港(とっとりくうこう Tottori Airport)は、鳥取県鳥取市にある地方管理空港である。
目次
概要
鳥取空港は鳥取市内より約7km(バスで約20分)の、日本海、千代川、湖山池に囲まれた砂丘地帯に位置し[1]、主に鳥取県東部の空運を担っている。
空港ターミナルビルは滑走路の南側に2棟ある。1つは国内線用のターミナルであり、通常の運航に使用される。もう1つは「鳥取空港国際会館」と呼ばれる建物で、国際線ターミナルの機能と国際交流の場としての機能とを兼ねている。ボーディングブリッジは、ターミナルビルと鳥取空港国際会館にそれぞれ1基ずつ、計2基が配置されている。ターミナルビルに隣接するエプロンは中型ジェット機用3バースを設置している。
年間利用客数は、国内302,139人、国際520人(2012年度)[2]。
沿革
- 1957年 - 滑走路は延長960m、幅30mで、市営鳥取飛行場として供用開始[1]。現在地の南側500mに位置したテンプレート:要出典。
- 1964年 - 市営鳥取飛行場を廃止する。
- 1967年 - 現在地に県営鳥取空港を設置する。滑走路は延長1,200m、幅30m。東京便の運航を開始(米子 - 東京便の往路のみ鳥取寄港)。
- 1969年 - 東京便を廃止する。大阪便を新設する。
- 1972年 - 滑走路が延長および拡幅される(延長1,500m、幅45m)[1]。
- 1979年 - 東京便の運航を再開する。
- 1985年 - 滑走路を1,800mに延長する[1]。
- 1990年 - 滑走路を2,000mに延長する[1]。ILSの供用を開始する。
- 1995年 - 動物検疫、植物防疫指定空港となる。大阪便を廃止する。
- 1996年 - 鳥取空港国際会館が開館する。
- 2006年1月1日 - 運用時間が延長され、7時から21時となる。
- 2013年4月1日 - 関西航空地方気象台鳥取空港出張所閉鎖。
施設
空港ターミナルビル (国内線ターミナル)
- 1階
- 案内カウンター
- 航空会社カウンター
- 到着ロビー
- 手荷物受取所
- 鳥取警察署 鳥取空港警備派出所
- 売店
- 空港ビル事務所
- レンタカーカウンター
- バス・タクシーターミナル
- 2階
- 出発ロビー
- 所持品検査場
- カフェ・売店
- 鳥取県 鳥取空港管理事務所
- 3階
- 送迎デッキ
国際会館 (国際線ターミナル)
- 1階
- 到着ロビー
- 手荷物受取所
- センタープラザ
- 鳥取県国際交流センター
- 2階
- 出発ロビー
- 入国審査場
- 出国審査場
- 3階
- 送迎デッキ
就航路線
- 全日本空輸 (ANA)
- 過去に存在した定期就航路線
- 大阪国際空港(伊丹空港)(全日本空輸 → エアーニッポン)
- 広島西飛行場(ジェイエア)
- 名古屋空港(小牧空港)(中日本エアライン → 全日本空輸)