ザ・ダークネス
テンプレート:Infobox Musician ザ・ダークネス(The Darkness)は、イギリス出身のロックバンドである。2000年にサフォークにて結成された。
AC/DC、クイーン、エアロスミス、レッド・ツェッペリン、ヴァン・ヘイレンなどの1970年代風のハードロックを演奏するのが特徴で、リアルタイムだったリスナーからも支持を得ている。
メンバー
- ジャスティン・ホーキンス (Justin Hawkins, 1975年3月17日 -) :リードボーカル、ギター、ピアノ、シンセサイザー
- ダン・ホーキンス (Dan Hawkins, 1976年12月12日 -) :ギター
- エド・グラハム (Ed Graham, 1977年2月20日 -) :ドラム
- フランキー・ポーレイン (Frankie Poullain, 1967年4月15日 -) :ベース
略歴
北ロンドン周辺で殆どの土曜日にライブを行っていた彼らは当初「エンパイア」というプログレ・バンド(ジャスティン、ダン、フランキー)で活動していたが、ジャスティンが叔母の経営するパブのカラオケ大会に出場し、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』を1行も狂わずに歌い、そんなジャスティンのスター性を弟のダンが感じ取った事をきっかけに、ホーキンス兄弟の学友であるエド・グラハムが参加して「ザ・ダークネス」が誕生する。
日本では2003年10月にデビュー・アルバムの「パーミッション・トゥ・ランド」をリリース。このアルバムはUKアルバムチャート初登場2位にランクイン(後に4週連続1位を獲得)。「注目の新人」としてイギリスでは注目された。「KERRANG!」アワードで2部門受賞するだけでなくマーキュリー・アワードにレディオヘッドやコールドプレイらと共にノミネートされている。
ボーカルのジャスティンはテクニックやパフォーマンスに異常なまでの拘りがあり、「選ばれた人間による音楽であったロックを貶めた」と、しばしば専門誌においてパンクやグランジに対して敵対的ともいえる発言を行っている。 マドンナやアヴリル・ラヴィーンといった歌手だけでなく、イギリスのブレア元首相までもがファンだと公言していた。
2005年5月23日、ベーシストのフランキー・ポーレインがザ・ダークネスからの脱退を発表、新メンバーとして同年6月13日にリッチー・エドワーズが加入した。 2006年10月、ジャスティン・ホーキンスが薬物問題とその治療のため引責脱退した。3人はバンド名を変更すると発表。ザ・ダークネスは事実上の解散となる。 メンバーは、トビー・マクファーランドを迎えて2007年11月にストーン・ゴッズを始動させた。 2008年、ジャスティン・ホーキンスは自身の新バンドホット・レッグを始動させた。
2011年3月15日、バンドは公式に再結成を発表。 2011年のダウンロードフェスティバルへの参加を発表した。 LOUD PARK11にも出演。
2012年には、レディー・ガガのワールドツアーの前座を行っている。
来日歴
- 2003年
- 11月25日 大阪CLUB QUATTRO
- 11月26日 東京ZEPP TOKYO
- 11月27日 名古屋CLUB QUATTRO
- 2004年
- 5月23日 MTV Video Music Awards Japan 2004 (東京ベイNKホール)
- 2006年
- 4月20日 大阪IMPホール
- 4月21日 名古屋CLUB DIAMOND HALL
- 4月22日 東京STUDIO COAST
- 2011年
- 10月15日 LOUD PARK11 さいたまスーパーアリーナ
ディスコグラフィ
- パーミッション・トゥ・ランド Permission To Land(2003年)
- ブラック・シャック Black Shuck
- ゲット・ユア・ハンズ・オフ・マイ・ウーマン Get Your Hands Off My Woman
- グロウイング・オン・ミー Growing On Me
- アイ・ビリーヴ・イン・ア・シング・コールド・ラヴ I Believe In A Thing Called Love
- ラヴ・イズ・オンリー・ア・フィーリング Love Is Only A Feeling
- ギヴィン・アップ Givin' Up
- スタック・イン・ア・ラット Stuck In A Rut
- フライデー・ナイト Friday Night
- ラヴ・オン・ザ・ロックス・ウィズ・ノー・アイス Love On The Rocks With No Ice
- ホールディング・マイ・オウン Holding My Own
- ザ・ベスト・オブ・ミー The Best Of Me(日本盤のみ)
- メイキン・アウト Makin' Out(日本盤のみ)
- ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック One Way Ticket To Hell...And Back(2005年)
- ワン・ウェイ・チケット One Way Ticket
- ノッカーズ Knockers
- イズ・イット・ジャスト・ミー Is It Just Me
- ディナー・レディ・アームス Dinner Lady Arms
- シームド・ライク・ア・グッド・アイディア・アット・ザ・タイム Seemed Like A Good Idea At The Time
- ヘイゼル・アイズ Hazel Eyes
- ボールド Bald
- ガールフレンド Girlfriend
- イングリッシュ・カントリー・ガーデン English Country Garden
- ブラインド・マン Blind Man
- グリーフ・ハンマーGrief Hammer(日本盤のみ)
外部リンク
- The Darkness - 公式ウェブサイトテンプレート:En icon
- THE DARKNESS(ザ・ダークネス) - WARNER MUSIC JAPAN - 公式ウェブサイトテンプレート:Ja icon