S7航空
S7航空(エスセブンこうくう、英語: テンプレート:En テンプレート:Small)は、ロシア連邦の航空会社、シベリア航空(ロシア語: テンプレート:Ru テンプレート:Small)の商標・愛称である。
歴史
本社はかつてはシベリアのノヴォシビルスクに置かれていたが、現在ではモスクワに移転している[3]。 2005年から、運航をはじめとする航空サービス全般については、新しい商標「S7 Airlines」のもとで提供を始める。現在でもシベリア航空と呼ばれる事が多い。以前はシビル航空(シビーリ航空; テンプレート:En)とも呼ばれた。なお、「S7」とはIATAの2レター航空会社コードであり、2レター航空会社コードを航空会社の商標名に使っていることになる。
2009年5月、日本航空やアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどが加盟する航空連合「ワンワールド」へ加盟する事を発表[1]、2010年11月15日に正式加盟した。
2013年1月30日から、東京/成田 - ハバロフスク線・ウラジオストク線で、日本航空とコードシェアを開始した[2]。
路線
本拠地のノヴォシビルスクやイルクーツクからロシア国内線と独立国家共同体諸国、東アジア、ドイツ、オーストリアやスペイン、エジプトなどへ国際線を運航している。アエロフロート・ロシア航空が不採算国内線を整理している間も国内線を拡張し続けた結果、今日ではロシア国内線で最大手となっている。機材は2008年10月まではツポレフTu-154B2Mを主に使っていたが、現在はボーイングやエアバスが主力である。
就航都市
ロシア
国際線
- テンプレート:Flagicon 日本
- テンプレート:Flagicon 韓国
- テンプレート:Flagicon 中国
- テンプレート:Flagicon 香港
- テンプレート:Flagicon アルメニア
- テンプレート:Flagicon ブルガリア
- テンプレート:Flagicon フィンランド
- テンプレート:Flagicon スペイン
保有機材
機種 | 保有機数 | 乗客数 | 備考 |
---|---|---|---|
エアバスA310-100 ※退役済み | 5機 | 255名 | |
エアバスA310-200 ※退役済み | 2機 | 205名 | |
エアバスA319 | 20機 | 128名 | |
エアバスA320 | 17機 (11機発注中) |
164名 | |
ボーイング737-400 | 3機 (1機退役) | 170名 | |
ボーイング737-800 | 10機 (1機発注中、10機オプション) |
160名 | |
ボーイング767-300 | 2機 |
240名 |
2008年10月にツポレフ製の航空機を全て引退させた事で、ロシア製の機材が姿を消した。なおボーイング787 ドリームライナーを発注していたが、金融危機によるロシアの貸し渋りから15機全てキャンセルしている[3]。