国際航空運送協会
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(IATAから転送)
国際航空運送協会(こくさいこうくううんそうきょうかい、IATA, International Air Transport Association)は、国際線を運航する航空会社、旅行代理店、その他の関連業界のための業界団体である。現在の事務総長兼CEOはトニー・タイラー(Tony Tyler、2011年7月1日より)。
概要
近年は「IATA」を「イアタ」と読むが、古くは「アイアタ」と慣用読みするのが普通だった。2004年現在、カナダのモントリオールとスイスのジュネーヴに本拠地がある。会員数は250社を超える。1980年代以降は航空運賃の高止まりを画策するカルテル機関として批判される事も多く、格安航空会社などの新興航空会社は加盟しない事も多い。
設立の経緯
- 1919年にオランダのハーグにInternational Air Traffic Associationが設立された。
- 1945年、この継承機関として設立された。主要メンバーであったパンアメリカン航空の要請によりキューバのハバナに本拠地をおいた。
歴代事務総長・最高経営責任者
- サー・ウィリアム・ヒルドレッド(Sir William Hildred、1946-1966)
- クヌート・ハマーショルド(Knut Hammarskjöld、1966-1984)
- ギュンター・エザー(Günter Eser、1985-1992)
- ピエール・ジャン・ジャニオ(Pierre Jean Jeanniot、1993-2002)
- ジョバンニ・ビジニャーニ(Giovanni Bisignani、2002-2011)
- トニー・タイラー(Tony Tyler、2011- )
関連項目
外部リンク
- IATA official site(英語)
- SITA official site(英語) 国際航空情報通信機構(旧:国際航空通信共同体)