NO.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:基礎情報 テレビ番組

NO.エヌオー)は、テレビ朝日系列1993年4月から1999年9月24日まで、毎週月曜日~金曜日に放送されていた音楽番組ミニ番組である。

概要

  • 音楽制作会社のビーイングに所属する、ビーイング系アーティストの新譜情報などを伝える、ミニ音楽番組。
  • ビーイング系アーティストのプロモーションビデオが毎日約1分半放映され、普段、あまり見ることが出来ないアーティストのレコーディング作業や、当番組でしか視聴出来ない別バージョンのプロモーションビデオも放映されていた。
  • 当時ヒット曲を多数送り出していたビーイングのマスメディアに対する方針として、93年春頃からメディアへの露出を極力抑えるイメージ戦略があったとされ、当番組の開始時期はZARDやWANDSがテレビに出演しなくなった時期と重なっている。
  • 音楽番組などのテレビに出演しないアーティストの動く映像や、ビデオクリップが多数紹介された。特に金曜日のミュージックステーション終了直後のオンエアでは有力アーティストが配置され、自社がスポンサー提供する帯番組を最大限に活用してアーティスト像のイメージコントロールをするという形での宣伝も担っていた。
  • ナレーターは、元・Mi-Ke村上遙が担当し、オープニングの「エヌオーッ!」というタイトルコールの叫びは、ナレーターを務める村上遥が「エヌオーッ!」のタイトルコールを叫ぶ回と、プロモーションビデオに出演するアーティスト自ら「エヌオーッ!」のタイトルコールを叫ぶ回があり、オープニングの「エヌオーッ!」のタイトルコールの声で、今日はどのアーティストのプロモーションビデオが放映されるかが分かる目安にもなっていた。ただし、必ず声とその日に登場するアーティストが一致しているわけではなかった。ちなみに、「エヌオーッ!」のタイトルコールを収録していたアーティストは、B'zZARD坂井泉水)・大黒摩季宇徳敬子FIELD OF VIEW(ボーカルの浅岡雄也)・PAMELAH(ボーカルの水原由貴)などであった。
  • 1996年-1998年には、年末の1時間スペシャル番組として「NO.スペシャル」が一部系列局を除き放送されていた[1]。司会は村上遥とUJが担当していた回や、テレビ朝日高井正憲アナ(当時)が担当していた回もあった。
  • オープニングや放送中に表示されるタイトルロゴは何度か変遷しており、1993年の放送開始~1998年3月まではオープニングで使用された様々なロゴをそのまま使用し、1998年4月からは、NO.の文字ロゴ、オープニングのタイトルコール、担当ナレーターが一新され、1998年夏~1999年の1月末までは、当時「CD NEWS」のナレーターも担当していた鈴木聖子がナレーターを担当、1999年2月~9月24日の最終回まではHIROMIがナレーターを担当した。
  • キー局のテレビ朝日では月曜から金曜の20:54から20:56までの2分間の放送であったが、放送時間帯は各系列局によって異なっていた。各局の過去の放送時間は、各局の放送時間を参照のこと。
  • 1997年1月には、放送1000回を数え、その1000回目に放送されたのは、B'z稲葉浩志の初のソロアルバム「マグマ」の収録曲「波」のビデオクリップだった。

主な放送内容

※特記のない場合は、通常のビデオクリップ放送を指す。 テンプレート:節stub

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

各局の放送時間

放送対象地域 放送局 放送日時 備考
関東広域圏 テレビ朝日(ANN)【制作局】 毎週月曜-金曜 20:54-20:56
北海道 北海道テレビ放送(HTB) 毎週月曜-金曜 18:58-19:00 [4]
香川県岡山県 瀬戸内海放送(KSB) 毎週月曜-金曜 18:57-18:59 [5]
関西広域圏 朝日放送(ABC) 毎週月曜~木曜 24:24-24:29 金曜 24:19-24:24 [6]
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 不明
大分県 大分朝日放送(OAB) 毎週月曜-金曜 18:57-18:59

関連項目

脚注

  1. ABC朝日放送やKSB瀬戸内海放送では、3年間の間、一度も特別番組の放送は実現しなかった。
  2. 前田亘輝の初のベストアルバム「Single Collection +」の初回限定版にソロ楽曲のビデオクリップを収録したDVDが付属したが、この曲のビデオクリップの収録は見送られている。
  3. この当時、後に追悼ライブ「What a beautiful memory」で披露される事になる、ミュージックステーションのスタッフと共に制作されたビデオクリップが放送されていた。
  4. 当時放送されていた「myステーション」→「情報ワイド 夕方Don!Don!」の終了直後に放送。19時台の番組にステブレレスで繋いだ。
  5. 当時放送されていた「KSBステーションEYE」の終了直後の15秒の番組宣伝の後にCMが30秒流れた後に放送されていた。
  6. 当時放送されていた「ナイトinナイト」の各曜日放送終了後の「ABCフラッシュニュース」「ABCニュース」の後番組として放送されていた。金曜日は、「探偵!ナイトスクープ」の放送があり、この放送終了後の番組として放送されていたため、開始時間が異なっていた。


テンプレート:Being テンプレート:Asbox