CQモーターズ
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Mboxテンプレート:Infobox CQモーターズ(しーきゅーもーたーず)は電気自動車のミニカーを製造している自動車メーカー。2002年にチョロQモーターズとして設立され、タカラ(現タカラトミー)の子会社だった。
電気ミニカー「U」を製造販売していたが、2010年現在は全ての機種の販売を終了しており修理・保守のみを行っている。
概要
フォルクスワーゲンの専門チューナーであるコックスの社長がタカラのチョロQのファンだったことが始まりだった。タカラはアラコの原付四輪電気自動車「エブリデー コムス」をベースとした「Q-CAR」を「実車版チョロQ」として位置づけ、コックスの協力の下、電気自動車ビジネス参入を図った。
体制は、EVシステム供給はアラコ、型式認証取得はコックス、企画販売はチョロQモーターズというものであった。
販売開始当初は物珍しさや外見の可愛らしさから話題になったが、次第に販売台数が頭打ちとなった。タカラ本体の経営も苦しくなっていたことから、不採算事業の整理の対象となった。
歴史
- 2002年(平成14年)2月 - タカラの連結子会社「チョロQモーターズ株式会社」として設立、Q-CARの製造・販売を開始。専門ディーラーが東京お台場にオープンする。
- 2003年(平成15年)10月6日 - MINEサーキット(山口県美祢市)の経営権を取得。
- 2004年(平成16年) - ル・マン24時間レースに日本から『チョロQ』チーム参戦。その一方、実車版チョロQ(Q-CAR)の製造を終了。
- 2005年(平成17年) - チョロQモーターズの経営に他社資本を入れる。タカラ本体は出資比率を引き下げ、連結決算の対象外とする。
- 2006年(平成18年)1月17日 - MINEサーキットをマツダに譲渡(サーキットは2月28日に閉鎖)。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 「CQモーターズ株式会社」に社名変更。
- 2006年(平成18年)3月15日 - 本社を千葉県いすみ市深堀1751番地11に移転。
歴代の車
- QQ(2002年(平成14年))
- Q-car(2002年(平成14年)) - 千葉商科大学がソフトカーとして4台保有、千葉マリンスタジアムがリリーフカーとして2台保有。
- Qi(2002年(平成14年))
- トゥー(2003年(平成15年))
- Qi特別仕様車(2003年(平成15年))
- U-フィッシング(2006年(平成18年))
- QVOLT(鳥山明プロデュース)