88オリンピック高速道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox road 88オリンピック高速道路(パルパルオリンピックこうそくどうろ、高速国道12号線)は、大韓民国南部の全羅南道潭陽郡(光州広域市郊外)を起点とし大邱広域市に至る高速道路。「88オリンピック」はソウルオリンピックを指す。
潭陽-高霊間は、韓国の高速道路としては唯一の2車線区間であり、制限速度も時速80kmである。
沿革
光州郊外の古西JCTと大邱郊外の玉浦JCTを結ぶ高速道路として、1981年に着工された。光州側では既存の湖南高速道路潭陽線(古西JCT-潭陽IC間)を組み込み、1984年に88オリンピック高速道路として開通した。
湖南地方(全羅道)と嶺南地方(慶尚道)を結ぶが、道路整備は遅れている。2008年より潭陽-高霊間の拡幅工事が着工され、2015年の完工が予定されている。
年表
- 1973年11月14日 古西JCT-潭陽IC間が湖南高速道路潭陽線として暫定2車線で開通
- 1984年 潭陽IC-玉浦JCT間が暫定2車線で開通。古西JCT-潭陽IC間を88オリンピック高速道路に編入
- 2006年12月7日 古西JCT-潭陽IC間(17.0km)拡幅、移設(2車線→4, 6車線)
- 2008年 潭陽IC-高霊JCT間(142.7km)拡幅、移設工事着工[1]
インターチェンジなど
- 12 古西(コソ)JCT(湖南高速道路(25号線))
- 13 鳳山(ポンサン)JCT(高敞-潭陽高速道路(253号線))
- 14 潭陽(タミャン)IC
- 15 淳昌(スンチャン)IC
- SA 南原(ナムォン)SA(大邱方向のみ)
- 16 JCT予定地
- 17 南原(ナムォン)IC
- 18 南長水(ナムジャンス)出入口(平面交差路)
- SA 智異山(チリサン)SA
- 19 智異山(チリサン)IC
- 20 咸陽(ハミャン)IC
- 21 咸陽(ハミャン)JCT(中部高速道路(35号線))
- SA 竹山(チュクサン)SA(光州方面のみ)
- 22 居昌(コチャン)IC
- 23 加祚(カジョ)IC
- SA 居昌(コチャン)SA
- 24 海印寺(ヘインサ)IC
- 25 高霊(コリョン)IC
- 良田(ヤンジョン)出入口(閉鎖)
- 26 城山(ソンサン)IC
- 27 高霊JCT(中部内陸高速道路(45号線))
- SA 論工(ノンゴン)SA(光州方面のみ)
- 28 玉浦(オッポ)JCT(邱馬高速道路(451号線))
通過する地域
車線数
- 4-6車線 古西JCT-潭陽IC間、高霊JCT-玉浦JCT間
- 2車線 潭陽IC-高霊JCT間[2]
- 2車線(片側1車線)区間は中央分離帯がなく、センターラインが引かれただけの区間も多い[3]。急カーブが多い、勾配が急など、路面状態も悪い。事故の発生率も、韓国内の他の高速道路に比べ高いと報道されたことがある。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ http://www.ex.co.kr/jsp/introduce/construction_view.jsp?seq_no=59&ctrl_command=getBoardview&board_kind=93&accept_gubun=4&style=5
- ↑ 2009年7月現在までに、潭陽〜淳昌ICの途中の区間までは新しく4車線で道路が完工している。
- ↑ 見通しの悪い一部区間には対向車線にはみ出しての追い越しが出来ないようセンターライン上にポールが設置してあるほか、長い登坂区間では部分的に片側2車線になっている箇所もある。