774年
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他の紀年法
できごと
- 3月 - 歴任5年以上の員外国司を停廃する。
- この年から翌年にかけての1年間、原因は不明だが、宇宙から飛来する宇宙線の量が急増して平常時の20倍に達したことが、樹齢1900年など2種類の屋久杉に取り込まれた放射性炭素(炭素14)の濃度から分かった[1][2][3][4][5]。
誕生
- 7月27日(宝亀5年6月15日) - 空海、平安時代初期の僧(+ 835年)
- 9月26日(宝亀5年8月15日) - 平城天皇、第51代天皇(+ 824年)
- 藤原緒嗣、平安時代の公卿(+ 843年)
- 藤原仲成、平安時代初期の公卿(+ 810年)
- 藤原真夏、平安時代の公家(+ 830年)
死去
- 1月10日(宝亀4年閏11月24日) - 良弁、華厳宗の僧、東大寺の開山(* 689年)
- 2月17日(宝亀5年1月2日) - 吉備由利、奈良時代の女官(* 生年未詳)
- 国中連公麻呂、奈良時代の仏師(* 生年未詳)
- 不空金剛、中国唐代の高僧(* 705年)
脚注
テンプレート:Reflist- ↑ AD774-775年における宇宙線強度の急激な増加を発見
- ↑ (リンク切れ)8世紀における宇宙環境の大変動を発見-屋久杉年輪に大きな宇宙線変動の痕跡-
- ↑ (リンク切れ)宇宙線量:奈良時代に急上昇 名大チーム分析 毎日新聞 2012年6月4日閲覧
- ↑ (リンク切れ)8世紀、宇宙で大変動が? 屋久杉から解析 名大チーム 朝日新聞 2012年6月4日閲覧
- ↑ 英語:774–775 carbon-14 spike