3K
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3K
- 頭文字がラテン文字でKとなる語が3つ続いたもの、あるいは3つ揃っているもの
- ブルーカラー(現業系、技能系)とされる職種について、その労働環境・作業内容が「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」であることを意味する。そのような職場を3K職場(さんケイしょくば)とも言う。英語では「Dirty, Dangerous and Demeaning」から「3D」と略される。
- 新3K - ITサービス業界・コンピュータ業界などにおいて、ブルーカラーの3Kをもじり作られた。この新3Kは主に「きつい」「帰れない」「給料が安い」などで、時代・業種によって該当する意味は多少変化する。
- 1980年代に日本に巨額の財政赤字をもたらした国鉄、健康保険、米(生産者米価)の3つを指す[1]。
- 建築基準法・貸金業法・金融商品取引法の意。いずれも不正防止やトラブル防止の為に規制を強化する形で制定・改正されたものであるが、2008年の景気後退の要因の一部としてセットで挙げる者もいる[2]。
- 3K経済 - 沖縄県の経済を観光・基地・公共事業の三要素が支えていることを指す語[3]。
- アメリカの白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン (Ku Klux Klan) 。通常の略語はKKKだが、これをさらに3Kと略す。
- 宝塚歌劇団における、46期生から輩出された元主演スターの名称。甲にしき(元花組トップ)、古城都(元月組トップ)、上月晃(元星組トップ)の3人である[4]。
- その他
脚注
テンプレート:Dmbox- ↑ テンプレート:PDFlink 第3回郵政民営化委員会
- ↑ 日本経済低迷の原因として“行政不況”を考える(前編) 3K不況(建築基準法、貸金業法、金融商品取引法)が日本を襲う ダイヤモンドオンライン
- ↑ 「3K経済」から自立へ 県と経済界の模索|沖縄 - 脱基地経済への胎動 - 経済のいま 朝日新聞グローブ
- ↑ 小林公一 監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』p.138。阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 9784484146010