2020年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年代は2020年から2029年までの10年間を指す。
目次
予定・予測されるできごと
2020年
- 東京で第32回夏季オリンピック(東京オリンピック)が開催。
- 2006年にNASAが打ち上げた惑星探査機ニュー・ホライズンズがカイパー・ベルトに到達。
- この頃以降、集積回路の微細化が限界に達すると予想され、スピントロニクスや量子コンピュータが研究されている。
- 第五世代携帯電話の登場。
- アメリカ合衆国は、この年までに月面に基地を建設し、それを有人火星探査の足場にする計画だったが、このコンステレーション計画について正式に中止すると2010年発表した[1]。
- 新東名高速道路が全線で開通。
- 日本の高齢者世帯が、全世帯の30%に達する。
- この年までにEUは、総発電量の20%を自然エネルギーで賄う計画。
- トルコ空軍はこの頃までF-4Eを運用する予定。
- 国際宇宙ステーションの運用について、この頃までの延長が検討されている。
- 第59回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- 民主党は2009年のマニフェストで、日本の二酸化炭素ガスの排出量をこの年までに1990年比で25%の削減を目指すとしていた(二酸化炭素25%削減)。
2021年
- ドイツの全原子力発電所が、稼働を停止する予定。
- 夏にコミックマーケット100が開催予定。
- 学生数の不足に伴って、この年までに日本の大学のうち60校が廃校に追い込まれる。
- インドの人口が中華人民共和国の人口を超え、世界一の人口大国となる。
2022年
- 日本の総電力需要がピークになると予想される。
- 第24回冬季オリンピック開催。
- 2022 FIFAワールドカップが、中東のカタールにおいて開催される。
- 第26回参議院議員通常選挙の実施。
- この頃から、団塊の世代(1947年から1949年の間に生まれた世代)が後期高齢者(75歳以上)となり、社会保障費が著しく増大すると考えられている。
2023年
2024年
- 第33回夏季オリンピック。
- 第60回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- 大韓民国は、この年までに、2010年比で14基の原子力発電所を新設する予定である。
- アメリカ合衆国のエネルギー省の傘下にある国立再生可能エネルギー研究所は、この年までに風力発電によって、本国東海岸地域の総消費電力の20%を供給できると見込んでいる。
- 箱根駅伝第100回記念大会が開催される
2025年
- 昭和100年問題により、官公庁や金融機関などのアプリケーションソフトウェアが誤動作すると危惧されている。
- 宇宙航空研究開発機構は「JAXA Vision 2025」で、月面に人型ロボットが居住するビジョンを描いている。
- NHK開局100周年を迎える。
- 第27回参議院議員通常選挙の実施。
- リチウムイオン二次電池の世界需要が、2008年比で約100倍に拡大する。
- 三菱総合研究所は、日本が海資源により、年間2000万キロリットルのバイオエタノール、年間1950トンのウランを生産していると見込んでいる。
- 日本の人口が1億2000万人を切る(国立社会保障・人口研究所「中位死亡」)。
- 中華人民共和国の人口がピークの約14億人に達し、以降人口減に転じる(WPP2010(国際連合経済社会局の人口推計2010年版))。
2026年
- 丙午(ひのえうま)。この頃の出生数は既に減少傾向にあり、1846年、1906年、1966年の際とは異なり、人口動態に大きな影響は与えないと予測される。
- 第25回冬季オリンピック開催。
- 第23回FIFAワールドカップ開催。
- スペインのサグラダ・ファミリアの完成予定。
- 大正時代に生まれた者がこの年から全員100歳以上になる。
2027年
2028年
- インドが中国を抜いて世界1位の人口になると予想されている。
- 第34回夏季オリンピック。
- SSLのルートキーの期限。
- 10月28日に直径1.6キロの小惑星が地球をかすめる。
- 第61回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- 第28回参議院議員通常選挙の実施。
2029年
- 4月13日に直径400メートルの小惑星アポフィスが地球に接近。衝突確率2万6千分の1(2007年10月23日現在)。