鹿児島県道291号松元川辺線

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テンプレート:Infobox road 鹿児島県道291号松元川辺線(かごしまけんどう291ごう まつもとかわなべせん)は、鹿児島県鹿児島市上谷口町から同県南九州市川辺町両添に至る一般県道である。

概要

鹿児島市上谷口町(かつての日置郡松元町の中心部)を起点とし、途中日置市吹上町湯之浦今木場を経て南九州市川辺地域に至る一般県道である。

交通量は全線を通して少なく、一部区間では4t以上の車両は通行が禁止されている。最狭部は道幅2.2mとなるほか、ガードレールのない区間も存在する。その他の区間に比べ、起点付近及び終点付近は交通量が多い。

路線データ

沿革

  • 1958年昭和33年)11月1日 - 日置郡上伊集院村大字上谷口字松元から川辺郡川辺町までを結ぶ区間が鹿児島県道松元川辺線として認定される[1]
  • 1972年昭和47年)8月2日 - 路線番号決定公告により路線番号が291となる[2]

地理・路線状況

上谷口町付近の交通量は、鹿児島県道24号鹿児島東市来線鹿児島県道35号永吉入佐鹿児島線を結んでいることもあり、始点から松元中学校付近まで交通量が多いが、そこから川辺方面への交通量は極端に減り、車線数も片側0.5車線になる。周辺は農村風景で、茶畑が多い。四元町より平田町までの区間は鹿児島県の「自動車の交通量がきわめて少ない道路の指定」の告示により交通量の少ない区間と指定されている[3]。周辺は茶畑ではなく水田が広がる地帯でもある。また、自然が数多く残っている地帯でもある。

平田町より伊作峠までの区間は雑木林の中を通り、道の傍は崖であるため、離合は不可能である。その後春山町中山町日置市吹上町与倉の境界付近で鹿児島県道22号谷山伊作線に接続する。

吹上町方面に約10m進み、再び本道の続きがある。日置市吹上町与倉より、進行方向を南に進み南さつま市金峰町大坂にて鹿児島県道20号鹿児島加世田線に接続する。その後沿線に金峰ダムが見え、カーブが連続し南九州市川辺町神殿付近で鹿児島県道19号鹿児島川辺線に接続し、すぐに南薩縦貫道(県道19号)の南九州神殿インターチェンジがある。これより国道225号の両添上交差点まで鹿児島県道19号鹿児島川辺線と重複する。

ギャラリー

交通量

平日24時間交通量(台)(上下合計)[4]

測定場所 平成17年度
(2005年度)
平成22年度(2010年度)
台数 混雑度
鹿児島市四元町 643 443 0.06
南さつま市・南九州市境 166 148 0.02

通過する自治体

接続する道路

重複する道路

  • 鹿児島県道35号永吉入佐鹿児島線(鹿児島市上谷口町)
  • 鹿児島県道22号谷山伊作線(鹿児島市中山町 - 日置市吹上町与倉)

周辺施設

脚注

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関連項目

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  1. 昭和33年鹿児島県告示第772号(県道の路線の認定)
  2. 路線番号決定公告(鹿児島県公報昭和47年8月2日付掲載)
  3. ○自動車の交通量がきわめて少ない道路の指定 - 鹿児島県例規集 2012年1月3日閲覧。
  4. テンプレート:Cite web