南薩縦貫道
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南薩縦貫道(なんさつじゅうかんどう テンプレート:Lang-en)は、鹿児島県鹿児島市を起点とし、鹿児島県枕崎市に至る計画の延長約40kmの地域高規格道路である。1994年12月16日に候補路線に、1998年6月16日に計画路線に指定された。
また、鹿児島IC-谷山IC間は指宿スカイラインと重複している。
目次
概要
2012年時点で指宿スカイラインの鹿児島IC-谷山IC間及び川辺道路 南九州川辺ダムIC-南九州川辺IC間が供用されている。
南九州川辺IC-知覧交差点(仮称)間が知覧道路、知覧交差点(仮称)-塗木交差点(仮称)間が霜出道路として整備区間に指定されており、一般道路規格のバイパス道路として建設される予定である[1]。また、谷山IC-南九州川辺ダムIC間及び塗木-枕崎間は計画路線となっているが、谷山IC-南九州川辺ダムIC間及び塗木交差点-枕崎市間は既存道路の改良による整備を行い、2015年中に南薩縦貫道全線の整備完了を予定している[2]。
歴史
- 1988年3月29日 : 鹿児島IC-谷山IC (7.6km)間が指宿スカイライン3期として開通[3]。
- 1994年12月16日 : 建設省(現・国土交通省)が地域高規格道路の候補路線に指定。
- 1998年6月16日 : 鹿児島IC-枕崎市 (約40km)間を計画路線に指定。
- 1998年12月18日 : 鹿児島IC-谷山IC (7.6km)間を整備区間に指定。
- 1999年12月17日 : 南九州川辺ダムIC-南九州川辺IC (6.5km)間を調査区間に指定。
- 2000年12月20日 : 南九州川辺ダムIC-南九州川辺IC (6.5km)間を整備区間に指定。
- 2004年12月22日 : 南九州川辺ダムIC-南九州川辺IC (6.5km)間の起工式を実施。
- 2006年3月31日 : 南九州川辺IC-知覧IC (5.7km)間を調査区間に指定。
- 2009年3月13日 : 知覧道路(南九州川辺IC-知覧IC間)を整備区間に指定[4]。
- 2010年8月27日 : 南九州川辺ダムIC-南九州神殿IC (4.0km)間開通[5]。
- 2012年4月17日 : 知覧IC-塗木IC間が霜出道路として事業が新規採択[6][7]。
- 2012年6月 : 知覧道路の一部及び、霜出道路以南の17キロを自動車専用道路から一般道路へ整備方針を変更[1]。
- 2012年8月8日 : 南九州神殿IC-南九州川辺IC (2.5km)間開通[8]。
- 2012年9月20日 : 谷山IC-南九州川辺ダムIC間を既存道路活用による整備に計画を変更する[2]。
各事業区間
川辺道路
県道19号の一部区間であり、南九州川辺ダムIC - 南九州川辺ICまでの区間。総延長 6.5km。2010年8月27日に南九州川辺ダムIC-南九州神殿IC (4.0km)間が開通し[5]、2012年8月8日には南九州神殿IC-南九州川辺IC (2.5km)間が開通し、これにより川辺道路は全線開通した[8]。 テンプレート:Main
知覧道路
県道27号の一部区間として建設される、南九州川辺ICから知覧交差点(仮称)までの区間。総延長 5.7km[9]。知覧道路の全区間が整備区間となっており、一般道路として建設される予定。 テンプレート:Main
霜出道路
県道34号の一部区間として建設される、知覧交差点(仮称)から南九州市知覧町西元の塗木交差点(仮称)までの区間[6]。総延長3.4km。2012年4月17日に整備区間となった[7]。霜出道路は一般道路として建設される予定。 テンプレート:Main
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が開通済みの区間を示している。又、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、又は完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。また、高速道路規格の区間については■、一般道路規格の区間については■で示す。
鹿児島IC~谷山IC
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点 から |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
(29) | 鹿児島IC | 南九州西回り自動車道・鹿児島東西幹線道路 | 0.0 | 鹿児島市 | |
TB | 山田TB | ||||
山田IC | 県道35号永吉入佐鹿児島線 | 2.8 | |||
中山IC | 4.9 | ||||
谷山IC | 指宿スカイライン(県道17号) | 7.6 |
谷山IC~南九州川辺ダムIC
施設名 | 接続路線名 | 起点 から |
経由する道路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
谷山IC | 県道20号鹿児島加世田線 | 0.0 | 鹿児島市 | |
この間計画路線(既存一般道活用区間) | 県道20号鹿児島加世田線 県道19号鹿児島川辺線 | |||
南九州川辺ダムIC | 県道19号鹿児島川辺線 | 12.0? | 南九州市 |
南九州川辺ダムIC~南九州川辺IC
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点 から |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
南九州川辺ダムIC | 県道19号鹿児島川辺線 | 0.0 | 南九州市 | ||
TN | 軸屋TN | 総延長 495m | |||
南九州神殿IC | 県道19号鹿児島川辺線 | 4.0 | |||
南九州川辺IC | 国道225号 | 6.5 |
南九州川辺IC~枕崎市
施設名 | 接続路線名 | 起点 から |
経由する道路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
南九州川辺IC | 国道225号 | 6.5 | 南九州市 | |
知覧北交差点 | 県道27号頴娃川辺線 | |||
知覧交差点 | 県道27号頴娃川辺線 | 12.2 | ||
霜出交差点 | 県道27号頴娃川辺線 | |||
塗木交差点[7] | 県道34号枕崎知覧線・県道262号霜出南別府線 | 15.6 | ||
この間計画路線(既存一般道活用予定) | 県道34号枕崎知覧線 | |||
枕崎市 |
トンネル
- 西陵トンネル(鹿児島IC-山田IC間)
- 広木トンネル(鹿児島IC-山田IC間)
- 山田トンネル(鹿児島IC-山田IC間)
- 中山トンネル(中山IC-谷山IC間)
- 滝之下トンネル(中山IC-谷山IC間)
- 軸屋トンネル(総延長 495m、南九州川辺ダムIC-南九州神殿IC間)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 1.0 1.1 『南日本新聞』 2012年6月9日付 4面(南薩縦貫道 車専用を一部一般道に)
- ↑ 2.0 2.1 『南日本新聞』 2012年9月21日付 4面(南薩縦貫道 15年度までに完成 谷山以南も既存道活用)
- ↑ 公社概要 - 鹿児島県道路公社 2012年6月4日閲覧。
- ↑ 平成21年第2回県議会提案理由説明要旨 - 鹿児島県 2012年6月4日閲覧。
- ↑ 5.0 5.1 南薩縦貫道川辺道路(南九州川辺ダムIC~南九州神殿IC間)が開通しました! - 鹿児島県 2012年6月4日閲覧。
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:PDFlink 道路27 - 国土交通省 2012年4月7日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 地域高規格道路の指定状況 - 鹿児島県 2012年5月11日閲覧。
- ↑ 8.0 8.1 『南日本新聞』 2012年8月9日付 4面(川辺道路が全線開通)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省 2012年6月4日閲覧。