青木村
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青木村(あおきむら)は、長野県小県郡に位置する村である。山村として知られる。 村名は今の青木中学校付近に生えていたネズの木に由来する。このネズ木は、根を三分割して、小学校、中学校、文化会館にねずみさしとして保管されている。旧上田藩領では「夕立と一揆は青木から」という言葉があったほど、江戸時代には上田騒動をはじめとする一揆が多くあり、「義民の里 青木村」と書かれた看板が村内にある。
目次
地理
隣接している自治体
主な山
青木村は三方を山に囲まれた山村であり、古くから青木三山として親しまれている。
- 夫神山(おかみやま、1,250m)-南に位置し、奇麗な三角錐の形をしている。
- 子檀嶺岳(こまゆみだけ、1,223m)-北に位置し、岩や崖などが目立ち、異様な形をしている。
- 十観山(じゅっかんざん、1,285m)-西に位置し、中腹にはパラグライダーの練習場がある。
これらの山の頂上からは、上田盆地を一望出来る。
人口
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、奈良本村・沓掛村(くつかけむら)・夫神村(おかみむら)・殿戸村・村松郷・田沢村の区域をもって発足。
- 1957年(昭和32年)3月31日 - 浦里村の一部(大字当郷)を編入。
- 浦里村の残部は川西村の一部となる。
- 1957年(昭和32年)8月1日 - 川西村の一部(大字浦野の一部)を編入。
- 2002年(平成14年)10月25日 - 上田市・丸子町等で構成する任意合併協議会設立準備会への参加を拒否し、合併しないことを宣言。
行政
村政概要
- 村長:北村政夫(2013年5月7日就任 1期目)
- 職員数:52人(2007年4月1日現在)
- 予算規模(平成19年度): 22億2千万円(一般会計) 19億7千万円(特別会計)
歴代村長
福祉
- 青木村立保育園
教育
姉妹都市・提携都市
国内
海外
交通
鉄道
かつては上田温泉電軌青木線が上田市から青木村までを結んでいたが、1938年に廃線となり、現在鉄道は通っていない。
路線バス
(2009年5月11日より村営バスは、利用者が多い時間帯は大型バスで運行し、それ以外はワゴン車で運行するセミデマンド方式になった)
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
観光スポット
催事
- マラソン大会「義民の里を走ろう!」 - 4月上旬
- アイリス祭 - 5月中旬~6月
- 青木村夏まつり - 8月第1土曜日