都島駅

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都島駅(みやこじまえき)は、大阪府大阪市都島区にある大阪市営地下鉄谷町線。駅番号はT17

概要

都島区のほぼ中央部に位置しており、駅周辺は商店街や医療センターがあることから賑やかである。また、多くのバスが発着する。かつては市電の都島車庫があり、現在も谷町線の半数の列車が当駅折り返すように、大阪市交通局の要衝となる駅の一つである。都島区内の駅では乗降客数では、京橋駅桜ノ宮駅に次ぐ3位となっている。とは言え、京橋駅は城東区中央区の区境付近に位置し、桜ノ宮駅も北区との区境にある(同駅の乗客の多くは北区側のOAPへの通勤客)ということもあり、都島区の中央部に位置する当駅の存在感は大きい。

建設中のおおさか東線JR西日本)の同名(仮称・JR都島駅)の駅が2018年に開業予定であるが、その位置は阪神高速12号守口線と交差する地点の赤川一丁目(かつて行き違いのため都島信号場があった)で、地下鉄の駅とは大きく離れている。それぞれ隣の野江駅(仮称)・野江内代駅が乗換駅となる予定である。

駅構造

島式1面2線の地下駅。大日方に折り返し線があり、文の里・喜連瓜破(ラッシュ時のみ)・八尾南方面行きの始発電車が発車する。

改札口は1ヶ所のみ。地上への出入口は5ヶ所で、東梅田寄りに1 - 4号出入口、大日寄りに5号出入口がある。詳細は外部リンク先を参照のこと。

のりば

都島駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Color谷町線 東梅田天王寺八尾南方面
2 テンプレート:Color谷町線 守口大日行き

利用状況

2013年11月19日の1日乗降人員32,554人(乗車人員:16,527人、降車人員:16,027人)である[1]。谷町線の他路線との乗換のない駅では第1位である。

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1990年(平成テンプレート:02年) 11月テンプレート:06日 15,572 15,018 30,590
1995年(平成テンプレート:07年) [2]テンプレート:02月15日 15,425 15,531 30,956
1998年(平成10年) 11月10日 15,083 14,965 29,778
2007年(平成19年) 11月13日 16,106 15,364 31,470
2008年(平成20年) 11月11日 16,225 15,567 31,792
2009年(平成21年) 11月10日 16,088 15,541 31,629
2010年(平成22年) 11月テンプレート:09日 16,162 15,521 31,683
2011年(平成23年) 11月テンプレート:08日 16,220 15,776 31,996
2012年(平成24年) 11月13日 16,728 16,237 32,965
2013年(平成25年) 11月19日 16,527 16,027 32,554

特徴

八尾南方面からの列車の半数近くがこの駅で折り返し、都島発の八尾南・文の里・喜連瓜破行きとなる。そのため、当駅から大日方面は日中1時間あたりの列車本数が半減する(文の里駅 - 八尾南駅間でも同様)。

歴史

  • 1974年(昭和49年)5月29日 谷町線東梅田 - 当駅間延伸時に開業。当初は終着駅であった。
  • 1977年(昭和52年)4月6日 谷町線が当駅から守口まで延伸、中間駅となる。

駅周辺

当駅周辺は都島区の中央部に位置しており、交通の要衝ということもあって賑わっている。 当駅真上には、都島通市道赤川天王寺線が交差しており、交通量は多い。交差点名は都島本通。都島本通の名称はかつて地上を走っていた大阪市電の電停名でもある。

公共施設

商業施設

金融機関

その他

バス路線

最寄り停留所は地下鉄都島となる。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局および都島区バス[3]により運行されている。 なお、当駅から徒歩すぐの大阪市立総合医療センターにはバスターミナルがある。

1998年10月の調査結果では、地下鉄都島停留所の1日の乗車人員(平日)は3995人である。これは、大阪市営バスの停留所中、5位である。

隣の駅

大阪市営地下鉄
テンプレート:Color谷町線
野江内代駅 (T16) - 都島駅 (T17) - 天神橋筋六丁目駅 (T18)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. 路線別駅別乗降人員 2013年11月19日
  2. 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。
  3. 都島区が京阪バスに委託し運行。

関連項目

外部リンク


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