那岐駅
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構内(2009年4月3日)
那岐駅(なぎえき)は、鳥取県八頭郡智頭町大字大背字中河原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅。因美線の中でも特に豪雪地帯として知られる駅である。
鳥取方面からの普通列車の一部が当駅で折り返すが、うち上り1本は智頭駅 - 津山駅間の列車の中で唯一、智頭駅を跨いで、鳥取駅へ直通する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、交換設備を備えた地上駅。駅舎は津山方面行きホーム側にあり、反対側の智頭方面行ホームへは構内踏切で連絡している(ただし、智頭方面行きの当駅折返し列車は、津山方面行きホームで折返しを行う)。傾斜面上にあるため、駅舎からホームへは階段を登る。駅舎の隣にトイレがあり、また駅舎内には小さな文庫が設置されている。
この区間はまだ岡山支社管内であるが、以前は米子支社の管轄(#歴史の項も参照)だったためか、米子支社管内でよく見かけるタイプの乗車位置標識がホームに立てられている。
旅客営業上は津山駅管理の無人駅となっており、自動券売機及び乗車駅証明書発行機は設置されていない。2008年3月より駅舎内に「那岐診療所」が併設され、月2回診察が行われる[1]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | テンプレート:Color因美線 | 下り | 津山方面 | |
2 | テンプレート:Color因美線 | 上り | 智頭・鳥取方面 | ただし当駅始発は1番のりば |
駅周辺
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 因美線智頭駅 - 美作河井駅間延伸時に開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1999年(平成11年)10月2日 - CTC化、タブレット閉塞廃止。同時に米子支社鳥取鉄道部から岡山支社津山鉄道部(2008年に廃止され支社直轄化)へ移管される。
- 2000年(平成12年)3月12日 - 直営有人駅から無人化。
隣の駅
※快速列車(全列車停車)の停車駅は路線記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color因美線