越前大野駅
越前大野駅(えちぜんおおのえき)は、福井県大野市弥生町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)越美北線(九頭竜線)の駅である。大野市の代表駅。
当路線単独の距離としては、越前花堂駅からおよそ5分の3(全体で52.5km)に位置する。
当駅 - 九頭竜湖駅間で交換できる駅はない。
駅構造
島式ホーム1面2線と側線数本を有し、列車交換が可能な地上駅。コンクリート平屋の駅舎を備える。2003年、駅舎の表面に飾り板が取り付けられ雰囲気が変わった。駅舎からホームへは九頭竜湖寄りの構内踏切で連絡している。
福井地域鉄道部管理の直営駅で、みどりの窓口が設置されている。当路線内では唯一駅員が配置されている駅(ただし、北陸本線区間の福井駅は有人)。2008年5月31日までは越美北線の運営・管理を行う越前大野鉄道部が当駅に置かれていたが、翌日の組織改正により同鉄道部は福井地域鉄道部に統合される形で廃止されている。
夜間滞泊設定駅でもある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color九頭竜線 | 上り | 福井方面 | 行違い時のみ |
2 | テンプレート:Color九頭竜線 | 上り | 福井方面 | |
下り | 九頭竜湖方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
列車運転指令上では1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「下り本線」となっているが、2番のりばが上下双方向の入線・出発に対応しており、かつ構内踏切を干渉しない線路配置になっていることもあるためか、通常は両方向とも2番のりばに停車する(福井方面からの折り返し列車含む)。2009年10月現在、1番のりばに停車する列車は19時台の1本のみである。
また、当駅で分割を行う列車もあり、朝10時台に当駅まで2両で運転される九頭竜湖行きの列車の2両目が切り離されて折り返しの福井行きとなるパターンがある。
駅周辺
2011年3月から駅前広場再整備の工事に着手し、約8カ月の工事を経て、10月22日に新しい駅前広場の供用を開始した[1][2]。
- 大野市役所
- 大野城 (越前国)
- 大野簡易裁判所
- 大野市文化会館
- 大野市立有終西小学校
- 大野市立有終東小学校
- 大野郵便局 (福井県)
- 大野童子丸郵便局
- 大野神明郵便局
- 大野中野郵便局
- 大野本町郵便局
- 大野春日郵便局
- 大野市立図書館
- 本願清水のイトヨ生息地
バス路線等
- 京福バス 大野駅前停留所
- 大野市営各交通機関 大野駅停留所
歴史
- 代行バス乗り場は駅前に置かれた。
- 2007年(平成19年)6月30日 - 最後まで不通だった一乗谷駅 - 美山駅間の復旧により、3年ぶりに越美北線全面再開。
- 2008年(平成20年)6月1日 - 当駅に置かれていた越前大野鉄道部が廃止され、福井地域鉄道部管轄となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color九頭竜線(越美北線)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 中部の駅百選 - 第3回(2001年)認定25駅のひとつ。
- 相模大野駅 - 当駅と同じく、福島県の大野駅と区別するために神奈川県の旧国名「相模」をつけた。
- 京福大野駅 - 当駅の開業以前から大野市内に設置されていた京福電気鉄道越前本線の駅。福島県の大野駅と区別するために社名を冠した。
外部リンク
テンプレート:中部の駅百選- ↑ 名水のまち玄関口新装 JR大野駅前広場が完成 - 福井新聞ニュース 2011年10月19日午前8時35分
- ↑ JR越前大野駅 駅前で「名水」体感:ふくい地域テンプレート:リンク切れ - 日刊県民福井(CHUNICHI Web) 2011年10月29日