西大井駅
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 西大井駅(にしおおいえき)は、東京都品川区西大井一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線の支線であり「品鶴線」の通称を持つ(詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照)が、当駅には横須賀線電車および湘南新宿ラインの宇都宮線 - 横須賀線直通列車のみが停車し、旅客案内では「東海道(本)線」や「品鶴線」とは案内されていない。特定都区市内制度における「東京都区内」に属し、横須賀線・湘南新宿ラインでは当駅が東京都区内の南限となる。
歴史
- 1929年(昭和4年) - 品鶴線開設。
- 1969年(昭和44年) - 日本国有鉄道(国鉄)が品川区に対して、品鶴線旅客化案を提示。
- 1972年(昭和47年) - 東京都第2区選出衆議院議員(5人、超党派)等が、西大井駅設置等の品鶴線旅客化5条件を運輸省および国鉄に申し入れ。
- 1973年(昭和48年) - 品川区は国鉄に、国鉄負担による駅建設、開かずの踏切対策、騒音対策(旧3条件)を提示し、3条件が実現されない限り品鶴線旅客化に反対する旨を申し入れ。
- 1975年(昭和50年) - 国鉄が品川区に、地元負担による駅建設案を提示。品川区議会が地元負担による駅建設等(新3条件)を可決[1]。品川区と国鉄が覚書を締結[2]。
- 1978年(昭和53年) - 駅建設費に品川区の公金投入を違法とする「新横須賀線西大井駅建設費支出禁止住民訴訟」提起。
- 1980年(昭和55年)2月12日 - 品川区議会が10月開業反対決議。6月10日 住民訴訟で原告勝訴(品川区の公金支出差止)判決[3]。10月1日 国鉄は品鶴線旅客化(SM分離)を実施。
- 1984年(昭和59年) - 第三セクターによる駅建設開始[4]。
- 1986年(昭和61年)4月2日 - 西大井駅開業(旅客営業のみ)[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2001年(平成13年)12月1日 - 湘南新宿ライン運行開始。
- 2007年(平成19年)2月19日 - 指定席券売機設置。
- 3月12日 - みどりの窓口営業終了。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、東海道新幹線高架の真下にある。
山手貨物線への連絡線の分岐点(蛇窪信号場)の南側に位置している。
横浜駅方面から横須賀線品川駅方面と湘南新宿ライン大崎駅方面への分岐駅となっているため、乗換駅として案内される。なお、当駅 - 大崎駅間は品川駅経由で運賃・料金が計算されるが、湘南新宿ラインの列車で大崎駅に行き、山手線で品川方面に(取扱い上)Uターン乗車しても、品川 - 大崎 - 品川間の運賃等は発生せず、西大井 - 品川( - 田町方面)の扱いで乗車できる。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。みどりの窓口は、指定席券売機設置に伴い営業を終了した。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Color横須賀線 | 横浜・大船・逗子・横須賀・久里浜方面 |
2 | テンプレート:Color横須賀・総武線(快速) | 品川・東京・船橋・千葉方面 |
テンプレート:Color湘南新宿ライン | 渋谷・新宿・池袋・大宮・宇都宮方面 |
利用状況
2013年度の一日平均乗車人員は15,483人である。東京都区内のJR駅の中では、越中島駅、上中里駅、尾久駅、三河島駅、潮見駅、葛西臨海公園駅、綾瀬駅に次いで8番目に利用客数が少ない。近年の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|
1992年 | 10,748 | [6] |
1993年 | 10,888 | [7] |
1994年 | 10,844 | [8] |
1995年 | 10,831 | [9] |
1996年 | 10,995 | [10] |
1997年 | 10,914 | [11] |
1998年 | 10,677 | [12] |
1999年 | 10,470 | [13] |
2000年 | 10,420 | [1] |
2001年 | 10,640 | [2] |
2002年 | 11,174 | [3] |
2003年 | 11,692 | [4] |
2004年 | 12,406 | [5] |
2005年 | 13,116 | [6] |
2006年 | 13,715 | [7] |
2007年 | 14,035 | [8] |
2008年 | 14,143 | [9] |
2009年 | 14,064 | [10] |
2010年 | 14,501 | [11] |
2011年 | 14,743 | [12] |
2012年 | 15,150 | [13] |
2013年 | 15,483 | [14] |
駅周辺
施設
- 品川区大井第三地域センター
- 品川西大井二郵便局
- 品川西大井五郵便局
- 伊藤博文公墓所
- ニコン大井製作所 - ニコンシステム本社
- 青稜中学校・高等学校
- 小野学園女子中学・高等学校
- 朋優学院高等学校 - 2001年に中延学園高等学校から改称
- 品川区立小中一貫校伊藤学園
- 品川区立伊藤小学校
- 品川区立冨士見台中学校
- 品川区立大井図書館
- 品川区立上神明小学校
バス
最寄り停留所は、駅前ロータリーにある西大井駅と付近の道路上にある西大井駅入口となる。以下の路線が乗り入れ、東急バスにより運行されている。
- 西大井駅
- 井05系統:大井町駅行
- 西大井駅入口(2010年3月31日までは三丁目会館であったが、同年4月1日に改称された)。
- 井01系統:荏原営業所行、大井町駅行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color横須賀線
- テンプレート:Color湘南新宿ライン
- テンプレート:Color特別快速・テンプレート:Color快速(いずれも高崎線直通)
- 通過
- テンプレート:Color普通(宇都宮線直通、一部は宇都宮線内快速)
- 大崎駅 - (旧蛇窪信号場) - 西大井駅 - 武蔵小杉駅
- テンプレート:Color特別快速・テンプレート:Color快速(いずれも高崎線直通)
- ※旧目黒川信号場、旧蛇窪信号場はともに大崎駅の構内扱い。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:湘南新宿ライン (宇都宮線・横須賀線)- ↑ 新3条件は「地元負担による駅建設」、「『道路と鉄道の交差に関する建設省 ・ 日本国有鉄道協定』に基づく踏切の立体交差化」、「国鉄負担による軌道改良工事」。
- ↑ テンプレート:Cite news
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- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
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