西三荘駅
西三荘駅(にしさんそうえき)は、大阪府守口市橋波東之町と大阪府門真市元町(表記上の所在地は後者)にまたがる、京阪電気鉄道京阪本線の駅。
駅構造
通過線2本を挟んだ相対式2面2線のホームを持つ高架駅。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は1ヶ所のみ。改札外にはコンビニエンスストア(アンスリー)があるほか、高架下には「エル西三荘」と呼ばれる店舗群がある。なお、駅前広場・ロータリーなどは設けられていない。
のりば
1 | テンプレート:Color京阪本線(上り) | 萱島・枚方市・三条・出町柳方面 |
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2 | テンプレート:Color京阪本線(下り) | 守口市・京橋・淀屋橋・中之島線方面 |
- 両ホームとも有効長は8両。1・2番線の間に通過線(A線)があるが、ホームは設置されていない。ホームがあるのは複々線の外側2線(B線)のみである。
- 2008年4月より番線表示が行われるようになった。
- バリアフリー化の一環としてエレベーター設置工事が行われ、2009年12月23日に竣工した[1]。
利用状況
2011年(平成23年)度の1日平均の乗降客数は25,196人である[2]。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1995年 | 27,268 | 13,163 | [3] |
1996年 | - | - | [4] |
1997年 | - | - | [5] |
1998年 | 25,357 | 12,155 | [6] |
1999年 | - | - | |
2000年 | 25,613 | 12,206 | [7] |
2001年 | - | - | |
2002年 | 25,291 | 12,052 | [8] |
2003年 | 24,781 | 11,927 | [9] |
2004年 | 24,555 | 11,801 | [10] |
2005年 | 24,232 | 11,700 | [11] |
2006年 | 24,990 | 12,093 | [12] |
2007年 | 26,032 | 12,563 | [13] |
2008年 | 26,263 | 12,682 | [14] |
2009年 | 25,198 | 12,373 | [15] |
2010年 | 25,252 | 12,288 | [16] |
2011年 | 25,196 | 12,090 | [17] |
駅周辺
パナソニック関連の事業場、工場が多い。そのため2000年頃までは車内放送の際「西三荘・松下前」と呼称していたこともあった。
施設
- パナソニック
- パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館
- さくら広場(約190本のソメイヨシノが植えられている)
- パナソニック エレクトロニックデバイス
- エスティック
- 門真元町郵便局
- 大阪電気通信大学高等学校
- エル西三荘(高架下のショッピングモール)
- 守口市現代南画美術館(南画家の直原玉青氏より作品の寄贈を受け開館)
- 天乃神社(境内に「直原玉青」の歌碑が有る)
- 西三荘ゆとり道(天乃神社付近から花博記念公園へと続く約2kmの散歩道)
歴史
守口駅(現・守口市駅)~寝屋川信号所間の連続立体交差化と複々線化工事が1972年11月28日に着工され、同工事に伴い新設された駅。当駅が開設されるまで、当駅の京都寄り約200m(門真元町郵便局の南西あたり)に「旧・門真駅」があった。当駅は新駅の扱いであるが、実質的には高架化に伴う門真駅の移転といえる。この新駅の名称案には当初西門真駅と東守口駅(仮称は「松下前駅」としているものもある[18])の2つがあったが、結局はどちらも採用されず駅下を流れる西三荘川(現在は暗渠)を駅名に採用した。
正式な開業は1975年3月23日であるが、1974年10月の下り線(大阪行き)高架化により旧・門真駅として先行開業、上り線(京都行き)が複線高架化された際(現在の大阪行きA線を使用)に「西三荘駅」と改められた。その後も複々線化工事の進展に合わせ、1976年5月に現在の京都行きホームの使用を開始(この時は京都行・大阪行とも外側線のみを使用)、最後に京都行き仮ホームを撤去して、同年9月のダイヤ改正にあわせて複々線の使用を開始した[19]。
複々線高架化工事完成後、高架下に商業スペース「エル西三荘」がオープン[20]。そのほか駐輪場の設置、8連に対応するためのホーム延長工事、冷房待合室の設置がなされている。
年表
- 1974年(昭和49年)10月6日 - 複線のうち下り線のみ高架化。下りホームを旧・門真駅のホームとして先行使用開始[19]。
- 1975年(昭和50年)3月23日 - 上り線高架化と同時に西三荘駅開業。併せて門真駅廃止[19]。
- 1976年(昭和51年)
- 1979年(昭和54年)10月6日 - 高架下に商業スペース「エル西三荘」がオープン[20]。
- 1988年(昭和63年)11月28日 - 有料駐輪場営業開始[23]。
- 1989年(平成元年)2月13日 - 上下線のホームを8両編成に対応させる為に延伸[24]。
- 1993年(平成5年)8月2日 - 上下線のホーム待合室を冷房化[25]。
- 2001年(平成13年)5月 - 車椅子用階段昇降機をコンコースと地上の間に設置[26]。
- 2009年(平成21年)12月23日 - 身体障害者対応のエレベーター3基が設置、使用開始[1]。
- 2010年(平成22年)12月24日 - 上下線のホームに異常通報設置を設置[27]。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- テンプレート:Color京阪本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急・テンプレート:Color準急
- 通過
- テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急・テンプレート:Color準急
脚注
- ↑ 以下の位置に戻る: 1.0 1.1 出典・「K PRESS」2010年1月号16面『くらしのなかの京阪』より
- 元の位置に戻る ↑ 大阪府統計年鑑(平成24年)
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:PDFlink
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- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:PDFlink
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:PDFlink
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:PDFlink
- 元の位置に戻る ↑ 出典・『鉄道ピクトリアル』1973年7月臨時増刊号(鉄道図書刊行会)105頁
- ↑ 以下の位置に戻る: 19.0 19.1 19.2 19.3 出典・『鉄道ピクトリアル』1980年8月号(鉄道図書刊行会)55頁「京阪電鉄複々線化工事完成とダイヤ改正」
- ↑ 以下の位置に戻る: 20.0 20.1 出典・『くらしの中の京阪』1979年10月号より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編137頁
- 元の位置に戻る ↑ 出典・『鉄道ピクトリアル』1980年8月号(鉄道図書刊行会)33頁の写真と解説より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・京阪電気鉄道開業80周年記念誌「過去が咲いている今」の巻末年表より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』444頁より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・『くらしの中の京阪』1993年9月号より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・「K PRESS」2001年6月号12面『くらしのなかの京阪』より
- 元の位置に戻る ↑ 出典・「K PRESS」2011年1月号16面の『くらしの中の京阪』より