袋駅 (熊本県)
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袋駅(ふくろえき)は、熊本県水俣市袋永尾2112番地にある肥薩おれんじ鉄道線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。簡易駅舎を備える。無人駅。
海岸に近いことと、九州新幹線開業による第三セクター鉄道移行が決まっていたためか、九州旅客鉄道(JR九州)時代末期には駅名標が錆び放題となっていた。これは海浦駅、湯浦駅なども同様である。
かつては有人駅で木造駅舎が建ち、さらに駅前広場には大きな国鉄官舎「第2水俣荘」が建っていた。駅舎はかなり前に解体されたが官舎はJR九州時代まで残っており、2004年に肥薩おれんじ鉄道に経営移管された際に取り壊された。現在は官舎跡地は空き地や駐車場になっている。
のりば
1 | テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 | (上り)八代方面 |
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(下り)出水方面 | ||
2 | テンプレート:Color肥薩おれんじ鉄道線 | (上り)八代方面 |
駅周辺
駅南方を少し離れて北西流する境川は、古くは肥後国と薩摩国の国境を成しており街道沿いには関所も設けられていた。現在も熊本県と鹿児島県の県境であり、当線の走る境川鉄橋の山側には当時の国境であった境橋が今も現存していて車窓からもはっきりと見ることが出来る。 また、駅前を走る国道3号上には南国交通バスの袋駅前バス停が置かれている。
- グリーンスポーツみなまた(キャンプ場) - 徒歩20分
歴史
- 1926年(大正15年)7月21日 - 国鉄川内本線の駅として開業。
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 鹿児島本線編入により、鹿児島本線の駅となる。
- 1970年(昭和45年)9月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)3月13日 - 九州新幹線の部分開業に伴う鹿児島本線(八代駅 - 川内駅間)の経営移管により、肥薩おれんじ鉄道の駅となる。
駅名の由来
「袋」と言う地名の由来は、この地が山に囲まれて袋状になった小平地が多かった事から「袋」になったと言われる。