葛飾八幡宮
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葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)は、千葉県市川市にある神社。旧社格は県社。
祭神
誉田別命(応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)、玉依比売命を祭神とする。
歴史
寛平年間(889年-898年)に宇多天皇の勅命により石清水八幡宮を勧請して建立されたと伝えられている。 下総の国を守護する総鎮守として崇敬されている。武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など関東武士の信仰を集めた。
八幡宮近くにある八幡の藪知らず(八幡不知森=やわたしらずのもり)でも知られる。
境内
- 千本公孫樹(せんぼんイチョウ) - 推定樹齢1200年。国の天然記念物に指定(指定名称は「千本イチョウ」)[1]
- 鐘楼 - 廃仏毀釈以前に天台宗の八幡山法漸寺が別当寺として管理していたもの。
- 随神門 - 神仏分離以前は別当法漸寺の仁王門であった。市川市指定有形文化財。[2]
- Ginkgo biloba, nicknamed Southand Tree Trunk (botany).JPG
千本公孫樹(国の天然記念物)、2009年4月撮影
- Katsushika Hachiman-gū 5.jpg
鐘楼
- Katushikahachimanguu.jpg
参道と随神門
境内の入口付近には、市川市役所の八幡分庁舎と市川市市民会館が隣接している。
文化財
- 梵鐘 - 元亨元年(1321年)鋳造。寛政5年(1793年)大風で倒れ社殿西側にあったケヤキの根元から掘り出された。千葉県指定有形文化財。
行事
例祭は毎年9月15日に行われる。この日より6日間、農具市(ボロ市)が開催され社頭門前には農具・日曜大工用品をはじめ各種の店が立ち並び、大勢の人出で賑わいを見せる。 また三十三年式年大祭と呼ばれる、三十三年毎に行われる大祭があり、次回は2017年(平成29年)に行われる。
- 1月
- 歳旦祭 (1月1日)
- 年頭祈願祭 (成人の日)
- 2月
- 節分祭 (2月3日)
- 初卯祭 (2月立春後の初卯の日)
- 紀元節祭 (2月11日)
- 祈年祭 (2月17日)
- 4月
- 昭和祭 (4月29日)
- 6月
- 夏越大祓(茅の輪神事、6月30日)
- 9月
- 例大祭(9月15日)
- 11月
- 新嘗祭 (11月23日)
- 12月
- 天長祭 (12月23日)
- 年越大祓(茅の輪神事、12月31日)
交通
最寄駅は京成電鉄京成八幡駅または総武本線・都営地下鉄新宿線本八幡駅。
脚注
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 文化財(市指定)随神門(市川市サイト内)2013年6月30日閲覧