能登部駅
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テンプレート:駅情報 能登部駅(のとべえき)は、石川県鹿島郡中能登町徳丸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。駅舎は下りホーム側にあり、ホーム間の連絡は跨線橋による。1957年(昭和32年)に竣功した駅舎にはギャラリーが併設されている。上りホーム側にも勝手口が存在する。
七尾鉄道部が管理し、中能登町が窓口業務を受託する簡易委託駅となっており、日中のみ駅舎の中でPOS端末による出札を行っている。無人時間帯に備えて自動券売機も設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color七尾線 | 下り | 七尾方面 |
2 | テンプレート:Color七尾線 | 上り | 津幡・金沢方面 |
1番のりば(下り線)が一線スルー化されており、行き違いを行わない通過列車に限り、上り列車も1番のりばを通過する。ただし、一般的な一線スルーとは異なり、上りと下りの本線は現在も分けられている。
利用状況
- 1日の平均乗車人員(石川県統計書より)
- 2004年度(平成16年度) 657人
- 2006年度(平成18年度) 678人
- 2007年度(平成19年度) 658人
- 2008年度(平成20年度) 642人
- 2009年度(平成21年度) 621人
- 2010年度(平成22年度) 615人
- 2011年度(平成23年度) 602人
- 2012年度(平成24年度) 604人
駅周辺
周辺は旧鹿西町の中心市街で、中能登町の出先機関や郵便局や銀行・学校などがある。
- 中能登町役場鹿西庁舎
- 眉丈山
- 中能登町立鹿西小学校
- 中能登町立鹿西中学校
- 石川県立鹿西高等学校
- 鹿西郵便局
- 雨の宮古墳群
- 能登上布会館
- ※能登部駅から徒歩10分ほどのところにある。このあたりはかつてより能登上布の産地として栄えており、この会館はそれを記念したものである。この会館で能登上布の展示や販売などを行っている。
バス路線
停留所 | バス会社 | 路線 | 行先 |
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能登部駅前 | 北鉄能登バス | 後山線: | 高浜 |
歴史
- 1898年(明治31年)4月24日 - 七尾鉄道 津幡仮停車場(本津幡駅の前身) - 七尾駅 - 矢田新駅(後の七尾港駅)間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1907年(明治39年)9月1日 - 七尾鉄道が鉄道国有法により国有化。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。七尾線の所属となる。
- 1957年(昭和32年)4月 - 現在の駅舎が竣功する。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color七尾線