美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox Film 『美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』(びしょうじょせんしセーラームーンスーパーズ セーラー9せんししゅうけつブラックドリームホールのきせき)は、テレビアニメ『美少女戦士セーラームーンSuperS』をもとにしたアニメ映画作品。
同時上映は『スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS 外伝』と『あずきちゃん ホワイト・バレンタイン 恋のチャンスがやってきた!!』。
概要
1995年12月23日、全国東映系で公開。上映時間は60分。
セーラームーンの映画すべてを収録した「美少女戦士セーラームーン THEMOVIE DVD-BOX」が2002年3月21日に発売。単巻は2005年8月5日に発売。
映画公開前の時点で脚本を担当する榎戸洋司から「ハメルンの笛吹き」、「トルテ城の笛吹き」のサブタイトルをベースにしたブロットが提出され、後に9戦士がせいぞろいすることなどが決定している[1]。第4シナリオ決定稿には、セーラープルートが新たな必殺技「クロノス・タイフーン」を披露する描写もあり、後に廃止された[2]。
全国280館の東映邦画系劇場の公開ながら、最終的には6億円を超える配給収入を上げている[3]。
キャラクター設定は、原作者の武内直子がこのアニメ映画のためにオリジナル・キャラクターの直筆設定を書き下ろしボードをもとに、香川久が起こしたもの[4]。
オープニングでは、幼児時代のセーラー戦士の姿(うさぎ・亜美・レイ・まこと・美奈子)が見られている。
ストーリー
世界中で子供達が失踪する事件が続発。その裏には子供達の夢の力を吸収してブラックホールを作り上げようとするバディヤーヌ一味が暗躍していた。その中でそれに異を唱え、兄弟達に追われる身となったペルルは、逃走の途中で出逢ったちびうさと仲良くなっていく。
声の出演
セーラー戦士
- 月野うさぎ - 三石琴乃
- ちびうさ - 荒木香恵
- 地場衛 - 古谷徹
- 火野レイ - 富沢美智恵
- 水野亜美 - 久川綾
- 木野まこと - 篠原恵美
- 愛野美奈子 - 深見梨加
- アルテミス - 高戸靖広
- ダイアナ - 西原久美子
- ルナ - 潘恵子
- 天王はるか - 緒方恵美
- 海王みちる - 勝生真沙子
- 冥王せつな - 川島千代子
ゲストキャラ
- ペルル - 坂本千夏
- ちびうさが知り合った少年。バディヤーヌ配下の妖精だったが、バディヤーヌのやり方をよく思っておらず、裏切った。
敵キャラ
- ププラン - 飛田展男
- バナーヌ - 風間信彦
- オランジャ - 中井和哉
- バディヤーヌの手下の妖精でププランはペルルの兄。駆けつけてきたウラヌスたちに弱点(笛)を攻撃され鳥の姿に戻る。
- ボンボンベピーズ - 小野綾子・宇和川恵美
- ププランらが持つキャンディが笛の音によって変化した風船型の兵士。完全に倒すことは不可能に近い。
- バディヤーヌ - 吉田理保子
スタッフ
- 企画 - 有迫俊彦、山本豪
- 原作 - 武内直子(講談社「なかよし」掲載)
- 監督 - 芝田浩樹
- 脚本 - 榎戸洋司
- キャラクターデザイン・作画監督 - 香川久
- 美術監修 - 窪田忠雄
- 美術監督 - 田尻健一
- 音楽 - 有澤孝紀
- 助監督 - 宇田鋼之介
- アニメーション制作 - 東映動画
- 配給 - 東映
- 製作 - 講談社、テレビ朝日、東映動画
主題歌
- オープニングテーマ「ムーンライト伝説」(歌 - ムーンリップス、作詞 - 小田佳奈子、作曲 - 小諸鉄矢、編曲 - 林有三
- エンディングテーマ「Morning Moon で会いましょう」(歌 - プリティキャスト、作詞 - 佐藤ありす、作曲 - 鈴木キサブロー、編曲:戸塚修)
脚注
外部リンク
テンプレート:美少女戦士セーラームーン テンプレート:芝田浩樹監督作品
テンプレート:Asbox- ↑ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第58頁より。
- ↑ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第58頁より。
- ↑ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第59頁より。
- ↑ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第60頁より。オリジナル・キャラクターの直筆設定は『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』が載っている。