米津駅
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テンプレート:駅情報 米津駅(よねづえき)は、愛知県西尾市米津町桜道にある、名鉄西尾線の駅である。急行停車駅である。
駅構造
4両編成対応の相対式2面2線ホームの行違い可能な地上駅。駅舎は設けられているものの、駅集中管理システム(西尾駅管理)導入の無人駅となっている。上下ホーム側に各1箇所ずつ出入口が設けられている。構内踏切で2つのホームはつながっている。ホーム部分の線路は半径400mのカーブである。
駅構内には6両編成の行き違いが可能な複線部分があるが、ホームの長さは4両分しかない。現在、標準ダイヤでは急行(準急)同士がすれ違う。かつては特急が停車していたが、2008年(平成20年)6月29日のダイヤ改正で通過となった(ただし停車する本数は従来とほとんど変わらない)。1999年~2000年に運行されていた休日の6連特急佐屋行きは当駅と碧海桜井駅にも停車していたが、そのときは前(新安城寄り)2両はドアカットしていた。ほんの僅かな期間だったが、8800系での数少ないドアカットが見られた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■西尾線 | 上り | 新安城・名古屋方面 |
2 | ■西尾線 | 下り | 西尾方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成18年度612人、平成20年度761人である。西尾線の駅の中では、13駅中7位である。
駅周辺
- 西尾市立米津小学校
- 西尾市立米津保育園
- JA西三河米中支店
- 西尾信用金庫米津支店
- 米津橋梁(矢作川):当駅と同橋梁の間に33.3‰の当線最急勾配が存在する。
- 愛知県道12号豊田一色線
- 愛知県道44号岡崎西尾線
歴史
- 1926年(大正15年)7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して開業。
- 1982年(昭和57年)頃 特急停車駅となる。
- 1985年(昭和60年)2月16日 - 無人化。
- 2007年(平成19年)11月14日 - トランパス導入。それに合わせて駅舎を改築し駅集中管理システムを導入。
- 2008年(平成20年)6月29日 - 特急の停車を取りやめ、快速急行停車駅に格下げ(現在は急行停車駅。同時に自動券売機でのミューチケットの発売も中止となる)。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。