竹田駅 (兵庫県)
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青倉側よりホームを望む
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和田山側よりホームを望む
竹田駅(たけだえき)は、兵庫県朝来市和田山町竹田字中町西側にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。
かつては急行「但馬」の一部が停車していた。現在は普通列車のみ停車する。ただし2013年4月から土・休日の一部の特急「はまかぜ」が臨時停車している。
駅構造
単式ホーム2面2線を持ち、交換設備を備えた地上駅。かつては単式・島式の複合型2面3線のホームを有していたが、現在では真ん中の1線が外されて、2面2線となっている。一線スルーではなくY字分岐の配線で、ホームは上下線で別になっている。
重厚な造りの木造瓦葺きの駅舎が、現役で使われ続けている。その駅舎は元々単式であった寺前方面行きホーム側にあり、反対側の和田山行きホームへは跨線橋で連絡している。なお簡易委託駅(福崎駅管理)のため、早朝と夕方以降は無人となる。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color播但線 | 上り | 寺前・姫路方面 |
2 | テンプレート:Color播但線 | 下り | 和田山方面 |
※撤去された1線はのりばカウントに含まれていない。
利用状況
1日平均の乗車人員は138人である(2010年度)。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 177人(2000年度)
- 161人(2001年度)
- 169人(2002年度)
- 150人(2003年度)
- 154人(2004年度)
- 152人(2005年度)
- 141人(2006年度)
- 135人(2007年度)
- 139人(2008年度)
- 136人(2009年度)
- 138人(2010年度)
駅周辺
路線バス
歴史
- 1906年(明治39年)
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
- 1963年(昭和38年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
その他
竹田城跡への観光客増加により2012年度より竹田駅の利用客が増加している[1]。そのため、2013年4月27日から6月30日までの土日祝日に特急「はまかぜ」が下り2本、上り1本臨時停車することとなり、臨時停車と同時に全但バスが周遊バス「天空バス」の運行を始めることとなった[2]。
その後、利用が好調なことから、同年10月14日までの土曜日・休日と、10月19日から11月30日まで平日を含め毎日、特急「はまかぜ」1号・3号・4号・6号の臨時停車を継続している[3]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color播但線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:播但線- ↑ |天空の城最寄り 竹田駅 土日祝に一部の特急停車へ - 神戸新聞 2013年3月5日
- ↑ 天空の城「竹田城跡」観光に便利なアクセス、播但線竹田駅に、特急「はまかぜ」の一部を臨時停車いたします。竹田駅からは「天空バス」を運行(予定)します。 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2013年3月15日
- ↑ 特急「はまかぜ」、土曜日・休日に加えて平成25年10月21日からは平日も竹田駅に臨時停車! - 西日本旅客鉄道 2013年8月23日付