竹村駅
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竹村駅(たけむらえき)は愛知県豊田市竹町にある、名古屋鉄道三河線の駅である。駅名は竹村だが、住所は竹町である。
駅構造
島式1面2線の地上駅である。 通常では進行方向に対して左側に停車するが、この駅は右側に停車する(隣の若林駅も同様)。これはまだ三河線が自動閉塞でなかった頃、タブレットの交換を容易に行えるようにするためや、駅進入時に構内踏切を渡る乗客に対して安全性を確保するために右側通行にした[1] と言われている。実際、当駅のスプリングポイントも右側通行となるように設置されている。
駅集中管理システムを導入した無人駅であり、豊田市駅から遠隔管理されている。また、ワンマン運転支援用のセンサーポールがホーム上に設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■三河線 | 上り | 知立・名古屋方面 |
2 | ■三河線 | 下り | 豊田市・猿投方面 |
配線図
バス路線
駅周辺
駅前には休耕田が広がる。
- トヨタ自動車堤工場
- 豊田中町郵便局
- 愛知県立豊田工業高等学校
- 愛知県立豊田高等特別支援学校
- 豊田市立竜神中学校
- 豊田市立竹村小学校
- 豊田市立住吉こども園
- 国道155号
- 愛知県道12号豊田一色線
- 愛知県道232号鴛鴨三好線
- 光恩寺
利用状況
1日平均あたりの乗降客数は、2008年度2,746人、2009年度2,697人である。
歴史
- 1920年(大正9年)7月5日 : 三河鉄道の駅として開業。
- 1941年(昭和16年)6月1日 : 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
- 1945年(昭和20年)8月14日 : 空襲で付近を走行する列車が銃撃される[2]。即死2名、重軽傷者75人。
- 2003年(平成15年)10月1日 : 駅集中管理システム及びトランパスを導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
脚注
隣の駅
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 右側通行についてのみ:名鉄沿線おでかけマガジン Wind 2013年1月号より
- ↑ テンプレート:Cite book