神奈川中央交通相模原営業所
神奈川中央交通相模原営業所(かながわちゅうおうこうつうさがみはらえいぎょうしょ)は、神奈川県相模原市南区下溝3038に位置する神奈川中央交通の営業所の一つで、相模原市全域を管轄している。営業所の略号は「さ」。
市の北東部にある路線(峡の原(はけのはら)操車所担当)は相模神奈交バス相模原営業所、津久井郡地区と町田市堺地域の路線(三ヶ木(みかげ)操車所および城山操車所担当)は津久井神奈交バス津久井営業所に、それぞれ管理を委託している。
ここでは、相模神奈交バス相模原営業所に委託している路線(峡の原操車所の路線)および、相模神奈交バス直轄の路線についても記述する。三ヶ木操車所・城山操車所(旧、津久井営業所・津久井営業所城山操車所)については、神奈川中央交通相模原営業所三ヶ木操車所の項を参照のこと。
目次
沿革
- 1944年11月28日 - 上溝営業所として高座郡相模原町上溝(現相模原市中央区上溝)に開設。
- 1958年9月22日 - 相模原駅前の相模原市小山(現相模原市中央区相模原)に移転、相模原営業所に改称。
- 1971年7月1日 - 相模原市相原(現相模原市緑区西橋本)に峡の原操車所(峡の原車庫)開設。
- 1973年9月28日 - 峡の原操車所に営業所を移転。
- 1996年8月1日 - 管内全路線でバス共通カードに対応。
- 1999年11月21日 - 相模原市下溝(現南区)に麻溝操車所を開設。一部を除く北里大学方面の各路線と古淵駅発着路線、町田-相武台前の小田急線各駅と相模原市内を結ぶ路線を担当する。これに伴い路線再編と大改正実施。
- 2001年
- 2003年12月1日 - 大規模な路線再編と改正を実施。多くの路線が廃止された一方、残った路線・新設路線の大部分がパターンダイヤでの運行に。
- 2005年4月 - 津久井営業所を統合。旧・津久井営業所三ヶ木操車所を相模原営業所三ヶ木操車所に、旧・津久井営業所城山操車所を相模原営業所城山操車所に組織変更した。(双方とも津久井神奈交バス津久井営業所に管理委託)
- 2007年3月16日 - 全路線でGPSによるバスロケーションシステムの運用開始。
- 2008年
- 2013年10月28日 - 全路線で乗降方法を「中乗り・前降り」に変更、また運賃支払い方法を「後払い」に統一。
- 2014年4月1日 - 「田名バスターミナル」の供用を開始し、同時に路線再編を実施[1]。また、水郷田名発着路線(相17・淵53・橋59)の高田橋廻りを廃止し、しろ坂廻りに一本化した。
現行路線
文中では、バスセンターを「BC」、バスターミナルを「BT」と略す。系統番号の太字は相模神奈交委託、または所管路線。
町田BC発着路線
- 町06:町田BC → 鵜野森一丁目 → グリーンハイツC2 → 柏木公園 → 鵜野森一丁目 → 町田BC
- 町08:町田BC → 鵜野森一丁目 → グリーンハイツC2 → 柏木公園
- 町08:グリーンハイツC2 → 柏木公園 → 鵜野森一丁目 → 町田BC
- 町田BCと相模原市のグリーンハイツを結ぶ。町06は循環系統で、町08はグリーンハイツC2始発・柏木公園止まりと系統番号で分けられている。路線開設時はグリーンハイツ内の周回道路に入らず、グリーンハイツ入口 → 鵜野森 → リリエンハイムと循環して、町08はリリエンハイム止まり・鵜野森一丁目始発だった。主にアヒルのイラストが描かれた中型車で運行される場合がある。
- 全区間均一運賃で、2013年10月27日までは前払い方式を採用していた。町田BC - 鵜野森団地入口間で東京都シルバーパスが使用可能。
- 町田BCと相模原市のグリーンハイツを結ぶ。町06は循環系統で、町08はグリーンハイツC2始発・柏木公園止まりと系統番号で分けられている。路線開設時はグリーンハイツ内の周回道路に入らず、グリーンハイツ入口 → 鵜野森 → リリエンハイムと循環して、町08はリリエンハイム止まり・鵜野森一丁目始発だった。主にアヒルのイラストが描かれた中型車で運行される場合がある。
- 町09:町田BC - 境川団地入口 - 古淵駅 - 大沼 - 国立相模原病院 - 小田急相模原駅
- かつては町田BCからグリーンハイツ入口までが町06・町08と同経路だったが、県道52号鵜野森交差点付近と国道16号の渋滞を理由として、2004年に経路変更を行った。中型車で運行される。
- この路線では、前面フロントガラス右下部にある運賃支払方法を示す、いわゆる「運賃幕」の表示だけでなく、フロントガラス部にも「運賃後払い」と大きく記したプレートを表示している。これは、町田BCで同じ停留所を使う町06・町08が終日、町田BCから境川団地入口で経路が重なる他路線において、始発から9時台までの町田BC行きのみ運賃前払い方式となっているため、町09では終日後払い方式となる事を明確に示すためである。町田BC - 境川団地入口間で東京都シルバーパスが使用可能。
- かつては町田BCからグリーンハイツ入口までが町06・町08と同経路だったが、県道52号鵜野森交差点付近と国道16号の渋滞を理由として、2004年に経路変更を行った。中型車で運行される。
相模大野駅発着路線
相模大野駅北口 - 大沼 - 北里大学方面
- 大15:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学 - 原当麻駅 - 下古山 - 上溝
- 大25:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学 - 麻溝車庫 - 光が丘小学校 - 光が丘一丁目
- 相模原駅まで運行する相25の区間便に相当する。運行されるのは夜間の相模大野駅発と早朝の光が丘一丁目発のみで、日曜・休日ダイヤの日は運休。
- 大53:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学
- 大68:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学 - 麻溝車庫
いずれの系統も、朝の相模大野駅北口発はグリーンホール前を経由しない。
相模大野駅北口 - みゆき台団地 - 北里大学方面
- 大54:相模大野駅北口 - 上原団地 - みゆき台団地
- 大55:相模大野駅北口 → 上原団地 → みゆき台団地 → 麻溝台 → 北里東病院 → 北里大学病院・北里大学 → 麻溝車庫
- 大59:相模大野駅北口 - 上原団地 - みゆき台団地 - 麻溝台 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学
- 大60:相模大野駅北口 - 上原団地 - みゆき台団地 - 麻溝台 - 総合体育館前 - 女子美術大学
- 大60:グリーンホール前 → 上原団地 → みゆき台団地 → 麻溝台 → 総合体育館前 → 女子美術大学
大59は相模大野駅と北里大学病院を結ぶ。大沼経由の相25・大53などと同額運賃で所要時間も同じだが、駅と病院のアクセスの役割よりも相模大野駅周辺商業施設と沿線住宅地との輸送が主流。大55は平日と土曜の深夜のみ運行。大59の区間便(相模大野駅北口 - 麻溝台間)系統で、新設当時は麻溝台発着であった。
大60は女子美術大学相模原キャンパスへのアクセス路線として使われるが、沿線の一般利用も多い。開設時は相模大野駅から徒歩3分ほどの所にあるグリーンホール前発着だったが、1999年の麻溝操車所開設時に相模大野駅への乗り入れを開始した。しかし、平日・土曜の始発便から朝9時台までの女子美術大学行きのみ、グリーンホール前始発で運行される。相模大野駅行きは、降車客がある場合のみグリーンホール前を経由する。
一方、大54はこれらの区間便として設定され、平日の日中以外に運行されている。
相模大野駅南口 - 上鶴間高校循環
- 大13:相模大野駅南口 → 中和田 → 県立上鶴間高校 → 上鶴間公民館入口 → 中和田 → 相模大野駅南口
行先表示では中和田循環と表示される系統で、相模大野駅南口を発着する唯一の路線。全区間170円の均一運賃で、2013年10月27日までは前払い方式を採用していた。
小田急相模原駅発着路線
- 小04:小田急相模原駅 - 国立相模原病院 - 麻溝台 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学
- 小14:小田急相模原駅 - 国立相模原病院 - 麻溝台 - 北里東病院 - 北里大学病院・北里大学 - 麻溝車庫
- 小06:小田急相模原駅 - 豊町 - 相模大野駅北口
- 大和担当だった町90(町田BC・TM - 相模大野駅 - 国立相模原病院)の一部区間で、この系統も1999年の麻溝操車所開設時に大和から移管された。
- 小11:小田急相模原駅 - 国立相模原病院 - 相模台団地 - 相武台グリーンパーク
相武台前駅発着路線
相武台前駅 - 団地センター・グリーンパーク方面
- 台01:相武台前駅 → 北相武台 → 団地センター → 保育園 → 北相武台 → 相武台前駅
- 台01:相武台前駅 → 北相武台 → 団地センター → 保育園
- 台02:相武台前駅 - 相武台グリーンパーク
小田急の駅と相模原市南部の住宅団地を結ぶ。台01・02とも1999年の麻溝操車所開設時に厚木から移管された。
相武台前駅 - 座間方面
- 台06:相武台前駅 - 座間 - 相武台下駅 - 磯部
- 台14:相武台前駅 - 座間 - 下溝 - 原当麻駅
2系統が相模線をはさむように運行されている。台14は、1999年の麻溝操車所開業時に相16を短縮する形で新設された路線で、台06は1999年の麻溝操車所開設時に厚木から移管された路線。
相武台前駅 - 北里大学方面
- 台13:相武台前駅 - 相武台団地 - 若草公園前 - 総合体育館前 - 北里大学・北里大学病院
古淵駅発着路線
- 古01:古淵駅 - ゴルフ場前 - 大野台四丁目 - 北里東病院 - 北里大学・北里大学病院
- 横浜線古淵駅と北里大学病院を結ぶ。古淵駅から大学病院へのアクセスを担うが、主な役割は古淵駅・その周辺の商業地区と大野台の住宅地の輸送。
- 古04:古淵駅 - 麻溝台一丁目 - 総合体育館前 - 女子美術大学
- 古05:古淵駅 → 総合体育館前 → 女子美術大学(急行)
- 古05は途中総合体育館のみ停車する急行便で、古淵駅発平日と土曜日の朝3本のみ運行。
淵野辺駅発着路線
淵野辺駅北口 - 相模団地 - 古淵駅方面
- 淵22:淵野辺駅北口 - 東町 - ニュー相模団地 - 竜像寺入口 - 古淵駅
横浜線の北側を沿うように淵野辺駅と古淵駅を結ぶ路線。途中立ち寄るニュー相模団地停留所は都県境に接しており、すぐ対岸の都立町田総合高校などにもほど近い。過去は「古淵」停留所(現・古淵一丁目付近)が終点だったが、古淵駅完成後に駅前へ乗り入れを開始した。なお、古淵駅前ロータリーは南側から北側への一方通行であり、進入のためラケット型に交差点を三回続けて右折する必要があり時間がかかるため、駅の北側路上に「古淵駅北停留所(降車専用)」が存在する。
ニュー相模団地の折返経路(マンション裏の一方通行路)および龍像寺入口 - 古淵駅間は狭隘区間であり、特に後者は軽自動車との離合すら困難な状態が度々生じるほど狭く、中型車に限定して運用に就いている。
淵野辺駅北口 - 鶴川駅 - 登戸方面
休日朝1往復のみ運行で[2]、神奈川中央交通において数少ない川崎市内乗入れ路線。いわゆる免許維持路線の代表格と目され、かつては向ヶ丘遊園への団体客バス輸送で同系統の存在が活用されていた。神奈中にも川崎市内乗入れ路線は他にも存在するが、いずれも麻生区の一部地域を走行する程度で、多摩区を走行する路線は同系統のみ。また、神奈中では唯一川崎市バスの運行エリアに乗り入れる貴重な路線でもあり、一部停留所を共用しているほか、川崎市バスの受託運行である相模神奈交バス菅生営業所所管路線と顔を合わせる唯一の路線でもある。
淵野辺駅北口 - 野津田車庫 - 鶴川駅間(淵23・鶴33・鶴37ほか)や、新百合ヶ丘駅入口 - 生田折返場 - 向ヶ丘遊園駅間(小田急バス)では並行路線の運行があるものの、鶴川駅から新百合ヶ丘駅入口の間を運行する路線バスは名実共にこの淵24の休日1往復のみである。なお、ほぼ全線にわたり町田・多摩営業所の管轄地域を走行しているが、当初より相模原の管轄となっている。登戸付近で狭隘道路を走行する関係で中型車が使用される。根岸 - 藤の木間で東京都シルバーパスが使用可能。
淵野辺駅南口 - 上溝団地循環
- 淵34:淵野辺駅南口 → 淵野辺十字路 → 千代田 → 上溝団地 → 光が丘一丁目 → 千代田 → 淵野辺十字路 → 淵野辺駅南口
- 淵34:淵野辺駅南口 → 淵野辺十字路 → 千代田 → 上溝団地 → 光が丘一丁目
- 淵35:淵野辺駅南口 → 淵野辺十字路 → 千代田 → 光が丘一丁目 → 上溝団地 → 千代田 → 淵野辺十字路 → 淵野辺駅南口
淵野辺駅から南側に位置する上溝団地と光が丘地区を循環する路線で、廃止された淵58・淵61を補完する形で朝夕ラッシュ時を中心に運行されていたが、2003年12月の路線再編で終日運行へ増発された。午前と午後で運行する系統(循環区間で周回する方向)が異なり、午前は淵35が、午後は淵34が運行される。淵34については、平日・土曜には光が丘一丁目止まりの深夜バスが運行される。
淵野辺駅南口 - 青葉循環
- 淵36:淵野辺駅南口 → 大野台三丁目 → 淵野辺公園 → 青葉児童館 → 国民生活センター → 市立博物館 → 淵野辺駅南口
- 淵37:淵野辺駅南口 → 市立博物館 → 国民生活センター → 青葉児童館 → 淵野辺公園 → 大野台三丁目 → 淵野辺駅南口
淵野辺駅から南側の住宅地・公共施設を循環する路線。2003年12月の路線再編により廃止された系統を統合・新設した。国民生活センター停留所は、淵62の運行時代は最寄り停留所だったが、この系統の新設によって弥栄一丁目停留所が設置された結果、現在のセンター最寄り停留所は弥栄一丁目となった(宇宙科学研究所も同様)。
淵野辺駅南口 - 上溝 - 田名BT方面
- 淵52:上溝 → 星が丘 → 千代田 → 淵野辺十字路 → 淵野辺駅南口
- 淵53:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星が丘 - 上溝 - 田名BT
- 淵53:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星が丘 - 上溝 - 田名BT - 水郷田名
- 2014年4月1日の田名BT供用開始による路線再編で、水郷田名発着便は朝夜の一部のみ運行することとなり、それ以外の全便が田名BT発着とされた[1]。
- 淵59:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星が丘 - 上溝 - 田名BT - 高田橋入口 - 箕輪辻 - 愛川BC
- 2014年4月1日に新設。淵野辺と半原を結んでいた(旧)淵59が田名バスターミナルを境に路線分断された際、平日に1往復のみ愛川バスセンター(愛川町役場)発着として運行が開始された。
相模原駅発着路線
相模原駅南口 - 相模大野駅方面
- 相02:相模原駅南口 - 淵野辺十字路 - 共和 - 古淵駅入口 - 鵜野森 - 相模大野駅北口
- 相05:相模原駅南口 - 市役所前 - 青葉児童館前 - 淵野辺公園 - 大野台三丁目 - ゴルフ場前 - 大野台四丁目 - 大沼 - 相模大野駅北口
横浜線の相模原駅と相模大野駅を結ぶ。相02はほとんどの区間で国道16号を走行するが、国道の慢性的な渋滞のため、早朝・夜間を除き定時運行の確保が難しい一方、相05は大回りで結ぶ。相模原駅から市役所・淵野辺公園などの公共施設へのアクセスと、大野台地区の住宅地と相模大野駅との間の輸送を主に担う。
相模原駅南口 - 上溝方面
- 相12:相模原駅南口 - 市役所前 - 上溝
- 相14:相模原駅南口 - 日金沢上 - 横山団地 - 上溝
相模原駅南口と上溝(上溝駅)を結ぶ路線で、グリーンプラザ・市役所を経由するのが相12、さがみ夢大通り・横山団地を経由するのが相14。
相模原駅南口 - 水郷田名方面
- 相17:相模原駅南口 - 日金沢上 - 日金沢下 - 田名BT - 水郷田名
2003年12月の路線再編までは上溝駅を経由しないため本数が少なかったが、同再編後は増便や深夜バスの新設が行われた。鳩川住宅前 - 水郷田名間は淵53と同一のルートを通る。
相模原駅南口 - 北里大学方面
- 相21:相模原駅南口 - 市役所前 - 千代田十字路 - 光が丘一丁目 - 麻溝車庫 - 北里大学・北里大学病院 - 北里東病院 - 麻溝台 - 国立相模原病院 - 小田急相模原駅
- 相25:相模原駅南口 - 市役所前 - 千代田十字路 - 光が丘一丁目 - 麻溝車庫 - 北里大学・北里大学病院 - 北里東病院 - 大沼 - 相模大野駅北口
- 相27:相模原駅南口 - 市役所前 - 千代田十字路 - 光が丘一丁目 - 麻溝車庫 - 北里大学・北里大学病院 - 総合体育館前 - 若草公園前 - 相武台団地 - 相武台前駅
- 相28:相模原駅南口 - 市役所前 - 千代田十字路 - 光が丘一丁目 - 麻溝車庫
- 相29:相模原駅南口 - 市役所前 - 千代田十字路 - 光が丘一丁目 - 麻溝車庫 - 北里大学・北里大学病院
その他相模原駅発着路線
- 相31:相模原駅南口 - 大河原 - 橋本十字路 - 峡の原車庫
- 相模原駅と峡の原車庫を国道16号経由で結ぶ。
- 相36:相模原駅南口 - 清新中央 - 昭和電線前 - 下九沢団地
- 橋52:橋本駅北口 - 宮下 - 相模原駅北口
- 橋55:橋本駅北口 - 三菱電機前- 氷川神社前 - 相模原駅南口
橋本駅発着路線
橋本駅南口・原宿五丁目 - 小沢方面
- 橋05:橋本駅南口 - 久保沢 - 小倉 - 葉山 - 小沢
- 宿01:原宿五丁目 - 久保沢 - 小倉 - 葉山 - 小沢
橋本駅と愛甲郡愛川町角田字小沢を結ぶ。小倉 - 小沢間では自由乗降制。利用者が少なく廃止も検討されたが、葉山島地区での公共交通機関確保のため、国・県・相模原市の補助を受けて運行を継続している。橋05は津久井が担当していたが、2003年に移管された。この時に北口から南口発着に変更、区間便で他系統に乗り換えも可能な宿01が新設された。
橋本駅南口 - 上溝・上大島方面
- 橋34:橋本駅南口 - 六地蔵 - 下九沢 - 作の口 - 上溝
- 橋36:橋本駅南口 - 六地蔵 - 上九沢団地 - 上大島
- 1997年の湘南神奈交バス相模原営業所開設時に移管、2001年の相模神奈交バス相模原営業所開設に伴いそのまま相模神奈交バスの路線となった。その後、橋36は2004年に経路変更、相模原総合高校(旧・大沢高校入口)経由から上九沢団地経由となった。
橋本駅南口 - 田名BT方面
- 橋57:橋本駅南口 - 六地蔵 - 榎戸 - 堀の内 - 田名BT
- 橋57:橋本駅南口 - 六地蔵 - 榎戸 - 堀の内 - 田名BT - 望地キャンプ場入口
- 橋59:橋本駅南口 - 下九沢 - 葛輪 - 堀の内 - 田名BT
- 橋59:橋本駅南口 - 下九沢 - 葛輪 - 堀の内 - 田名BT - 水郷田名
- 橋本駅と田名地区を下九沢・葛輪経由で結ぶ路線で、2003年12月の路線再編で新設された。
2014年4月1日の田名BT供用開始による路線再編で、水郷田名発着便は朝と夜のみ運行することとなり、大半の便が田名BT発着とされた[1]。
- 橋本駅と田名地区を下九沢・葛輪経由で結ぶ路線で、2003年12月の路線再編で新設された。
橋本駅南口 - 峡の原車庫・上の原方面
- 橋40:橋本駅南口 - 緑ヶ丘 - 峡の原車庫
- 橋41:橋本駅南口 - 西橋本三丁目 - 上の原
橋本駅南口と峡の原車庫を結ぶ出入庫路線である。区間が短く出入庫車の多くは回送で運転されることから、運行本数は少ない。途中の緑ヶ丘までは前記の橋34・36・57と同一経路である。橋41は、橋40と異なり国道16号線に入らず、そのまま西進する。終点上の原での折返しはなく、近くにある峡の原車庫との間を回送される。
北里大学発着路線
- 当02:北里大学病院・北里大学 - 原当麻駅 - テクノパイル田名工業団地 - 塩田 - 望地キャンプ場入口 - 田名BT
2003年12月の路線再編で廃止された大57・大65(相模大野駅 - 昭和橋 - 上溝・水郷田名)の代替として、一部区間の経路を変更して新設された。2014年4月1日に運行区間が延長され、同日に供用開始された田名BTに乗り入れることとなった[1]。
相模原市コミュニティバス
橋本地区および大野北地区にてそれぞれ運行されている。 コミュニティバスではあるが、運行取扱や運賃制度などは神奈中(相模神奈交)の通常路線と同様の扱いであり、車内掲示の相模原営業所路線図の表示、系統番号の設定、乗降方式(中乗り前降り・後払い)のほか、運賃支払にはPASMO・Suicaなどの交通系ICカード、かなちゃん手形等が使用可能で、「ちびっ子50円キャンペーン」も適用される。
せせらぎ号(橋本・大島地区)
- 橋30:橋本駅南口 - 北の丘センター - 中の郷 - 相模川自然の村
- 橋30:アリオ橋本 - 橋本駅南口 - 北の丘センター - 中の郷 - 相模川自然の村
自家用車の普及や慢性的な渋滞、雇用形態の変化など様々な要因により、相模原市内の路線バスの利用者は減少傾向にあった。これを踏まえ、2003年12月に大規模な路線再編が行われた。その後、交通不便地域などでの足を確保するために、2005年4月から「コミュニティバス検討委員会」を設置することで、コミュニティバス運行方法などの検討を行っていた結果、2006年1月30日から2年間を期限とした実証運行が行われることとなった。
その後、2009年2月に累積の利用実績が25万人を超えたことから、試験運行から本格運行へ移行することが相模原市から発表され、愛称も公募により、相模川の流れをイメージした「せせらぎ号」となった。なお、今後も運行継続条件が2年以上満たされなかった場合は、廃止される旨もあわせて広報されている。
車両は、橋30用として導入された薄緑色の三菱ふそう・エアロミディME3台が用いられる。なお、これら車両は通常燃料(軽油)仕様として導入されたが、2008年4月より1台(SK2016)が廃植物油を元にしたバイオディーゼル燃料の試験車として運用されている。
2012年10月には、一部の便がアリオ橋本まで延伸された。
大野北コミュニティバス(淵野辺・上矢部地区)
- 淵40:淵野辺駅北口 → 矢部駅・相模野病院前 → 児童相談所南 → 上矢部二丁目 → 上矢部一丁目 → 馬場十字路 → 上矢部二丁目 → 児童相談所南 → 矢部駅・相模野病院前 → 淵野辺駅北口
- 淵40:上矢部一丁目 → 馬場十字路 → 上矢部二丁目 → 児童相談所南 → 矢部駅・相模野病院前 → 淵野辺駅北口
2014年2月1日より大野北地区コミュニティバス(淵40)の実証運行が開始された。運行経路は、淵野辺駅北口を出ると一旦矢部駅へ立ち寄った後、淵野辺駅北口付近の住宅街や上矢部地区を走行、ラケット型に循環するため東京都町田市に入り馬場十字路停留所を経由した後に、元来たルートを戻る格好となっている。なお、平日朝のみ出入庫を兼ねて上矢部一丁目発の便が設定されている。
麻布大学及び桜美林大学の学生を対象に公募し、沿線住民等による投票により決定されたさくら色(濃いピンク色)の日野・ポンチョを使用する。但し、在籍は2台のみであるため、検査等で車両が不足する場合は橋30用のエアロミディMEが用いられる。
空港連絡バス
- 羽田空港線:相模大野駅・町田BC - 羽田空港(京浜急行バス新子安営業所と共同運行)
- 成田空港線:橋本駅南口・相模大野駅・町田BC - 成田空港(京成バス千葉営業所と共同運行)
羽田空港・成田空港行きは予約制で、乗車日の前日までに予約が必要である。当日飛び込みの利用も可能だが、相模大野地区で空席があっても町田BCから乗車の予約客もあり、必ずしも乗車出来るとは限らない。空港行きバス乗車時は予約客の名簿確認が行われる。
成田空港線の橋本駅南口乗り入れ便は1日2往復のみ。使用車両は2時間以上の走行のため、全車トイレ付きである。成田空港行きは空港到着前に検問所を通るが、その際に身分証の提示を求められるので、パスポートや免許証の携帯が必須。
高速バス(アクアラインバス)
- 相模大野駅・町田BC - (保土ヶ谷バイパス・首都高速湾岸線・東京湾アクアライン) - 三井アウトレットパーク木更津(小湊鉄道と共同運行)
2012年12月13日開業。空港連絡バスを除くと、神奈中が初めて運行する他県への昼行高速バス路線となった。なお、往復ともに乗車日の前日までに予約が必要であるが、羽田線や成田線と同様、空きがある場合に限り飛び込み乗車も可能。
廃止・移管路線
営業エリアが広大なうえ、過去に数回大きな路線改変があった。特に大規模なのは、1999年11月21日と2003年12月1日に行われた再編で、1999年は前述の通り麻溝車庫開設に伴う再編、2003年は神奈川県生活交通確保対策地域協議会に出された退出意向路線の撤退と合わせた再編であった。
- 廃止年月不明
- 淵31:淵野辺駅南口 - 共和 - 昭石グランド - 鵜野森 - 相模大野駅北口
- 淵57:淵野辺駅北口 - 淵野辺駅南口 - 矢部駅 - 市役所 - 相模原駅南口
- 淵野辺駅発着で唯一、矢部駅を経由するという点と、淵野辺駅南口を途中停留所とする点など、廃止当時の他系統には見られない特徴を持っていた。廃止以降、矢部駅を通る路線は無かったが2013年2月より北口に淵40の停留所ができた。
- 相11:相模原駅南口 → 市役所 → 上溝 → 橋本十字路 → 大河原 → 相模原駅南口(上溝・大河原回り)
- 相13:相模原駅南口 - 市役所 - 富士見町 - 仲町 - 上溝
- 富士見町は、現在の職業安定所前停留所(以降も同様)。
- 相30:相模原駅南口 → アイワールド → 上溝団地 → 横山団地 → アイワールド → 相模原駅南口
- 相模原からアイワールドと上溝・横山両団地を結ぶ循環路線。
- 相32:相模原駅南口 → アイワールド → 相模原駅南口(アイワールド循環)
- 相33:相模原駅南口 → 大河原 → 橋本十字路 → 上溝 → 市役所 → 相模原駅南口(大河原・上溝回り)
- 相模原駅南口を起終点とした循環路線が存在したが、度重なる路線再編で姿を消した。アイワールド循環には、専用塗装車が投入された事もあった。
- 橋38:橋本駅南口 - 南橋本 - 相模原駅
- 橋51:橋本駅北口 - 南町 - 作の口 - 上溝
- 橋51:橋本駅南口 - 南町 - 作の口 - 上溝
- 溝54:上溝 - 上田名 - 高田橋入口 - 水郷田名
- 1999年11月21日廃止
- 町04:町田BC - 古淵駅入口 - 共和 - 淵野辺十字路 - 相模原駅南口
- 町05:町田BC - 古淵駅入口 - 共和 - 大野台三丁目 - 淵野辺公園 - 青葉児童館 - 千代田 - 星ヶ丘 - 上溝
- 星ヶ丘は、現在の星が丘停留所(以降も同様)。
- 大07:相模大野駅北口 - 鵜野森 - 昭石グランド - 共和 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星ヶ丘- 上溝
- 現在の相02と淵52の一部を繋げた形で、相模大野駅 - 淵野辺十字路間は相02、淵野辺十字路 - 上溝間は淵52と同一経路だった。
- 大52:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 原当麻駅入口 - 昭和橋 - 望地キャンプ場入口
- 大56:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 総合体育館 - 若草公園 - 相武台前駅
- 相模大野駅 - 北里大学間は相25・大53と、北里大学 - 相武台前駅間は相27・台13と同一経路だった。
- 相06:相模原駅南口 - 淵野辺十字路 - 共和 - 古淵駅入口 - 古淵駅 - 鵜野森 - 相模大野駅北口
- 現在の相02が古淵駅を経由する形で運行。町04・町05と同様、運行区間がほとんど変わらないことから統合廃止された。
- 相08:相模原駅南口 - 日金沢上 - 横山団地 - 千代田十字路 - 淵野辺十字路 - 共和 - 古淵駅入口 - 鵜野森 - 相模大野駅北口
- 相16:相模原駅南口 - 市役所 - 富士見町 - 仲町 - 上溝 - 番田駅 - 原当麻 - 下溝 - 座間 - 相武台前駅 - 小田急相模原駅 - 国立相模原病院
- 代替として相18(相模原駅南口 - 上溝 - 原当麻駅)が新設されたが、そちらも既に廃止されている。
- 溝18:上溝 - 番田駅 - 原当麻 - 下溝 - 座間 - 相武台前駅 - 小田急相模原駅 - 国立相模原病院
- 廃止に伴い、原当麻 - 相武台前駅間は台14に移行された。
- 2000年3月5日廃止
- 大66:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 原当麻駅
- 相15(→大15)の原当麻駅乗り入れにより、統合廃止された。
- 2000年4月16日廃止
- 大15(初代):相模大野駅北口 → 鵜野森 → リリエンハイム → 鵜野森 → 相模大野駅北口
- 町01廃止とともに開設。当初から町06・町08と同様に、グリーンハイツ周回道路へは乗り入れず、小型車で運行されていた。2000年4月から町06・町07がグリーンハイツ周回道路への乗り入れを開始すると、大15は廃止され町07に統合され、出入庫便として大16が設定された。
- 2001年6月4日廃止
- 摩11:三ツ目山公園 - 響きの丘 - 多摩境駅 - 坂本橋 - 小山小学校
- 摩12:三ツ目山公園 - 響きの丘 - 多摩境駅
- 2000年に、町田市小山ヶ丘の宅地造成と道路整備の進展により、小山小学校へ通学する児童向け路線として開設された。2001年、都道47号久保ヶ谷戸交差点から三ツ目山公園方面へつながるトンネルの完成により、橋73・橋74(多摩営業所開設とともに移管)へ変更された。
- 2002年10月16日廃止
- 大67:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 原当麻駅入口 - 昭和橋 - 望地キャンプ場入口 - 高田橋入口 - 箕輪辻 - 愛川町役場
- 橋58:橋本駅南口 - 白雨台 - 上田名 - 水郷田名 - 箕輪辻 - 愛川町役場
- 2003年12月1日廃止
- 町07:町田BC - グリーンハイツC2 - 柏木公園 - 鵜野森 - 相模大野駅北口
- 大16:相模大野駅北口 → グリーンハイツC3 → 柏木公園
- 大16:グリーンハイツC3 → 柏木公園 → 鵜野森 → 相模大野駅北口
- 大57:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 原当麻駅入口 - 昭和橋 - 望地キャンプ場入口 - 上田名 - 上溝
- 大58:相模大野駅北口 - 豊町 - 小田急相模原駅 - 国立相模原病院
- 元々は大和所管で1999年の麻溝操車所開設時に移管されたが、小06に一本化するため廃止された。
- 大65:相模大野駅北口 - 大沼 - 北里東病院 - 北里大学 - 原当麻駅入口 - 昭和橋 - 望地キャンプ場入口 - 高田橋入口 - 水郷田名
- 淵32:淵野辺駅南口 → 淵野辺十字路 → 青葉児童館 → 淵野辺公園 → 大野台三丁目 → 共和 → 淵野辺駅南口(淵野辺十字路回り青葉循環)
- 淵33:淵野辺駅南口 → 共和 → 大野台三丁目 → 淵野辺公園 → 青葉児童館 → 淵野辺十字路 → 淵野辺駅南口(共和回り青葉循環)
- 淵36・淵37の新設前までは、この系統が青葉循環を名乗っていた。
- 淵51:淵野辺駅南口 - 榎町 - 千代田十字路 - 横山団地 - 日金沢上 - 相模原駅南口
- 相08と共に横山・千代田経由。淵野辺駅南口発では上溝・上溝団地方面と違い千代田は経由しないため、晩年は千代田十字路・横山経由と呼ばれた。末期は1日1本の運転。
- 淵55:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星ヶ丘 - 上溝 - 上田名 - 望地キャンプ場入口
- 淵野辺駅南口 - 上田名間は淵53・淵59と、上田名 - 望地キャンプ場入口間は橋57と同一経路であった。
- 淵58:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 上溝団地 - 千代田十字路 - 富士見町 - 市役所 - 相模原駅南口
- 本数は比較的確保されていたものの、光が丘三丁目 - 相模原駅間は相25などの頻発系統が運転されたことが災いし、淵34・淵35の終日運転化と同時に廃止された。
- 淵61:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 上溝団地 - 千代田十字路 - 横山団地 - 小町通 - 大河原 - 橋本十字路 - 橋本駅南口
- 千代田十字路までは淵58と同一経路で、その先は横山団地・橋本十字路を経由し橋本駅南口へ向かっていた。
- 淵62:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 国民生活センター - 宇宙科学研究所 - 大野台三丁目 - ゴルフ場 - 古淵駅入口 - 古淵駅
- 相03:相模原駅南口 - 淵野辺十字路 - 相模大野駅北口(急行)
- 国道16号を経由する相02の急行便で、末期には平日朝に相模原駅行き1本が運転されるのみだった。
- 相15:相模原駅南口 - 市役所 - 上溝 - 下古山 - 原当麻駅 - 北里大学 - 北里東病院 - 大沼 - 相模大野駅北口
- 相模原駅南口 - 上溝間を短縮し、大15に変更された。原当麻駅乗入れはロータリー整備後だった。
- 相18:相模原駅南口 - 市役所 - 富士見町 - 仲町 - 上溝 - 番田駅 - 原当麻駅
- 相16廃止により開設されたが、相模原駅 - 上溝間は他路線が、上溝 - 原当麻駅間は相模線と並行することもあり、1日4本のみ運行され廃止された。
- 相22:相模原駅南口 → 市役所 → 横山団地 → 日金沢上 → 相模原駅南口(市役所回り)
- 相23:相模原駅南口 → 日金沢上 → 横山団地 → 市役所 → 相模原駅南口(日金沢回り)
- 全区間で経路が重複する相12・相14に振り替えられ廃止された。
- 相24:相模原駅南口 - 昭和電線 - 塚場 - 葛輪 - 桜山 - 上溝
- 平日1本を除いて、三菱重工正門経由の経路だった。
- 橋35:橋本駅南口 - 六地蔵 - 榎戸 - 上田名 - 上溝 - 市役所 - 相模原駅南口
- 橋37:橋本駅南口 - 六地蔵 - 榎戸 - 上大島
- 橋53:橋本駅北口 - オハラ - 相模原駅南口
- 横浜線を橋本寄りの踏切を渡って越え、横浜線の南側を進んでいた。
- 橋54:橋本駅北口 - 大山工業団地 - 峡の原車庫
- 橋56:橋本駅南口 - 白雨台 - 上田名 - 水郷田名
- 溝25:上溝 - 作の口 - 峡の原車庫
- 溝60:上溝 - 上田名 - 高田橋入口 - 箕輪辻 - 田代 - 愛川橋 - 半原
- 当01:原当麻駅 - 下溝 - 座間 - 相武台前駅 - 北相武台 - 小田急相模原駅 - 国立相模原病院
- 末期は1日2往復が運行されていた。
- 2014年4月1日廃止
- 淵59:淵野辺駅南口 - 淵野辺十字路 - 千代田 - 星が丘 - 上溝 - 上田名 - 高田橋入口 - 箕輪辻 - 田代 - 愛川橋 - 半原
現在の淵59とは別の系統。淵野辺駅から上溝、上田名を経由し相模川を高田橋で渡り、愛甲郡愛川町の半原を結ぶ長距離路線であった。国鉄時代にはこの路線で連絡運輸を取り扱っていた。路線名は「中津線」となっていたが、これは淵野辺 - 上溝町 - 水郷田名 - 愛甲田代 - 半原線の名称で、淵59の経路にほぼ該当する。国鉄との接続駅は淵野辺駅のみで、上溝町は上溝駅から少し離れた現・上溝中央停留所。開設当時の上溝営業所の所在地であり、2001年に上溝駅ロータリーに乗り入れるまではこの停留所が「上溝」を称した。
2014年4月1日の田名BT供用開始による系統再編で、淵53(淵野辺駅 - 田名BT)と田01(田名BT - 半原、厚木営業所所轄)に分割されることとなり廃止された[1]。
下記路線の詳細については、多摩営業所もしくは町田営業所を参照。
- 多摩への移管路線
- 橋70:橋本駅北口 - 片倉台
- 橋73:橋本駅北口 - 三ツ目山公園 - 多摩境駅
- 橋74:橋本駅北口 - 三ツ目山公園 - 多摩境駅 - 小山小学校
- 八71:八王子駅 - 片倉台
- 八72:八王子駅 - 橋本駅北口
- 淵21:淵野辺駅北口 - 小山田
- 淵23:淵野辺駅北口 - 図師 - 野津田車庫
- 淵25:淵野辺駅北口 - 日大三高 (直行)
- 桜84:聖蹟桜ヶ丘駅 - 南大沢駅 - 相模原駅北口
- 鶴37:鶴川駅 - 野津田車庫 - 図師 - 淵野辺駅北口
- 町田から移管もしくは共管し、後に多摩へ移管した路線
- 南51:南大沢駅 → 大平公園 → 赤石公園 → 南大沢駅 (南大沢団地循環)
- 南52:南大沢駅 → 赤石公園 → 大平公園 → 南大沢駅 (南大沢団地循環)
- 堀01:京王堀之内駅 → せせらぎ橋 → 見附橋(循環) → 蓮生寺 → 京王堀之内駅
- 堀02:京王堀之内駅 → 蓮生寺 → 見附橋(循環) → せせらぎ橋 → 京王堀之内駅
- 古02:古淵駅 - 境川団地 - 山崎団地センター - 山崎団地
- 古03:古淵駅 - 境川団地 - 山崎団地センター - 藤の台団地
- 町27:町田TM・BC - 小山田
- 町29:町田BC - 市民病院 - 淵野辺駅北口
- 鶴32:鶴川駅 - 小野路 - 青木葉公園 - 多摩センター駅
- 多03:多摩センター駅 - 豊ヶ丘四丁目
- 多04:多摩センター駅 - 豊ヶ丘四丁目 - 京王多摩車庫前 - 鶴川駅
- 多61:多摩センター駅 - 鶴牧団地循環
- 永65:永山駅 - 豊ヶ丘四丁目 - 多摩センター駅
- 永66:永山駅 - 豊ヶ丘四丁目
- 町田・津久井から移管もしくは共管し、後に多摩へ移管した路線
- 町30:町田TM・BC - 市民病院 - 橋本駅北口
- 町60:町田TM・BC - 市民病院 - 多摩境駅 - 橋本駅北口
車両
路線車
麻溝車庫、峡の原車庫ともに大型車は殆どの所属車両が三菱ふそう製。他にはいすゞ自動車製車両の所属もあり一時は少数派であったが、現在ではいすゞ・エルガミオワンステップ車の割合が増えており、三菱ふそう製やいすゞ自動車製の経年中型車の置き換えが進められている。かつてはUDトラックス(旧:日産ディーゼル)製車両の所属もあったが、経年のため廃車された。1990年頃までは全長11m級の長尺車も導入されていたが、現在は標準尺車を中心に中型車も所属している。特に、中型車は麻溝・峡の原を合わせて77台と、所属台数の半数近くを占めている。2013年4月に入り、麻溝車庫所属の中型車の一部で500番台(貸切輸送用)への改番が行われた。
麻溝操車所には、神奈中全体でも1台だけしかいない三菱ふそう・エアロノーステップミディ(KK-MJ26HF改・さ32)が配置されている。その他、三菱ふそう・エアロスターに女子美術大学カラーの車両が3台(PKG-MP35UM・さ35 - 37。白色をベースにさ35は赤、さ36は緑、さ37は青のカラーリング)存在している。また、過去には伊勢原から転属してきた日産ディーゼルの車椅子用リフト付車両(U-UA440LAN改・旧さ35)が1台配置されていた。
高速車
空港線用の車両は三菱ふそう車(エアロバス・エアロエース)で統一されている。成田空港線用の車両は直結クーラー装備のリムジン仕様。
なお、空港線の車両は平塚・相模原で予備車を共通化している。成田空港線専用のリムジン仕様車は、相模原所属車が予備車となるため、平塚の専用車が検査の際には相模原の車両が平塚に貸し出される。逆に、羽田空港線については、平塚所属の車両が予備車となり、相模原の専用車が検査の際には平塚の車両が相模原に貸し出される。
その他
- 1992年に行なわれたイベント全国都市緑化フェア「グリーンウェーブ相模原'92」において、原当麻駅・相模大野駅(グリーンホール)・淵野辺駅からノンストップのシャトルバスが運行され、相模原駅・淵野辺駅から会場へ各駅停車の臨時バスが運行された。シャトルバスのうち原当麻駅・相模大野駅からはロンドンバスとして有名な「ルートマスター」も使用された。シャトルバスや臨時バスの一部は他営業所の車が用いられたが、ルートマスター運行は当所が担当した。相模大野駅 - 会場については、狭隘路であるものの歩道橋がなく、高さ制限をクリアできることから大60と同一経路を経由した。運賃箱は路線車と同型のものを設置し、バスカードの利用も可能だった。なお、出入口のドアが車両後方に位置していたため、ワンマン運転は不可能だった。
- KK-MJ26HF kai Kanachu Sa32 front.jpg
神奈中唯一のエアロノーステップミディ(さ32)
- MP117N-Kanachu-Sa102.jpg
試作冷房車 (さ102)
- P-MP218Pkai Kanachu Sa145.jpg
長尺車も導入されていた (さ145)
- Route-Master.jpg
イベントで運行されたルートマスター
付記
- 以前は、淵野辺の表記を渕野辺とした表示が存在した(上記のさ102の写真では渕野辺と表記されているほか、系統番号でも淵と渕があった)。
参考文献
- バスラマ・インターナショナル68号(ユーザー訪問・神奈川中央交通)
- バス・ジャパン・ハンドブックシリーズR・57「神奈川中央交通」