神埼駅
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テンプレート:駅情報 神埼駅(かんざきえき)は、佐賀県神埼市神埼町田道ヶ里にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である。
旧・神埼町の中心駅で神埼市の代表駅である。3回の駅名変更を経験している。
歴史
- 1891年(明治24年)8月20日 - 九州鉄道(初代)の神崎駅(かんざきえき)として開業。
- 1907年(明治40年)
- 1945年(昭和20年)5月1日 - 神崎駅(現・尼崎駅)と区別するため、肥前神埼駅(ひぜんかんざきえき)に改称。
- 1956年(昭和31年)4月10日 - 再び神埼駅(かんざきえき)に改称。
- 1976年(昭和51年)2月19日 - 専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR九州・日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の設定を廃止。駅の東側にある三愛石油佐賀営業所(油槽所)へ至る専用線があり、鶴崎駅から石油輸送貨物列車が運行されていた。
- 2007年(平成19年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱いが終了。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。弥生時代の高床式倉庫をイメージしたデザインの橋上駅舎を備える。
南口・北口共にエレベータを備えるほか、鳥栖・博多方面への列車が発着する2・3番線ホーム(島式ホーム)へもエレベータが通じている。佐賀方面への列車が発着する1番線(単式ホーム)にはエレベータはない。特急列車の待避は2008年3月15日改正ダイヤでは上り2本で、島式ホーム内側の副本線に入る。ホームは817系電車に対応して2両分がかさ上げされており、段差なしで乗降できる。
JR九州鉄道営業が駅業務を受託する業務委託駅である。マルスは無いがPOS端末が設置され、自動券売機も設置されている。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は1,619人である[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,352 |
2001年 | 1,373 |
2002年 | 1,342 |
2003年 | 1,330 |
2004年 | 1,376 |
2005年 | 1,446 |
2006年 | 1,493 |
2007年 | 1,531 |
2008年 | 1,589 |
2009年 | 1,589 |
2010年 | 1,551 |
2011年 | 1,619 |
駅周辺
その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:長崎本線- ↑ 佐賀県統計年鑑