砂川市
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テンプレート:Infobox 砂川市(すながわし)は北海道の空知総合振興局管内にある市。かつては石炭産業で栄えた。現在は市内に菓子店が多いことから「砂川スイートロード」としてPRしている。
市名の由来は、アイヌ語の「オタ・ウシ・ナイ」(砂浜・についている・川)を意訳したもの。なお、これを音訳した地名が「歌志内」である。町の緑化に力を入れており、市民一人あたりの都市公園面積は日本一(2006年(平成18年)3月現在、189平方メートル)。
目次
地理
空知総合振興局中部、石狩川と空知川の合流地点南部に位置する。
歴史
- 1890年 奈江村が設置される。
- 1895年 奈江村戸長役場が設置される。
- 1897年 一部を歌志内村(現在の歌志内市・芦別市・赤平市)として分離する。
- 1902年 二級町村制施行「奈江村」
- 1903年 奈江村を砂川村と改める。
- 1907年 一級町村制施行「砂川村」
- 1923年 町制施行「砂川町」
- 1944年 砂川町の南部が奈井江村(現在の奈井江町)として分立。
- 1948年6月30日 - 現在の市章となる町章を制定する。[1]
- 1949年 砂川町の東部が上砂川町として分立。緑化都市宣言を行う。
- 1958年 市制施行、砂川市
- 1980年 開基90周年記念式を挙行する。
- 1984年 環境庁より北海道初の「アメニティ・タウン」の指定を受ける。
- 1990年 砂川市開基100年記念式典を挙行する。
財政
平成22年度決算による財政状況
- 住基人口 18,976人
- 標準財政規模 68億2,402万2千円
- 財政力指数 0.32 (類似団体平均0.43)
- 経常収支比率 84.8% (類似団体平均86.8%)~ほぼ類似団体平均で、財政の弾力性が高まっている
- 実質収支比率 3.6%(類似団体平均5.0%)
- 実質単年度収支 6億2,912万7千円~標準財政規模の9.2%の黒字額
- 地方債現在高 134億4,405万8千円(人口1人当たり70万8,477円)
- 普通会計歳入合計 121億5,265万1千円
- 地方税 20億9,776万6千円(構成比 17.3%)
- 地方交付税 47億1,761万7千円(構成比 38.8%)
- 地方債 10億6,500万円(構成比 8.8%)
- 普通会計歳出合計 119億175万3千円
- 人件費 15億751万5千円(構成比 12.7%)
- うち職員給 8億7,087万3千円(構成比 7.3%)
- 扶助費 14億6,136万6千円(構成比 12.3%)
- 公債費 19億9,592万8千円(構成比 16.8%)
- 人件費 15億751万5千円(構成比 12.7%)
基金の状況
- 1財政調整基金 14億4,562万8千円
- 2減債基金 1億1,645万4千円
- 3その他特定目的基金 2億530万8千円
- 合計 17億6,739万円(人口1人当たり9万3,138円)
定員管理の適正度(平成22年度)
- 人口1,000人当たり職員数 8.75人(類似団体平均9.53人)~人口に比べて職員数が平均以下である:類似団体平均の0.9倍
- 一般職員164人 (うち技能系労務職4人)、教育公務員2人、消防職員0人、臨時職員0人 一般職員等合計 166人
- ラスパイレス指数 98.7 (道内市町村平均96.6)~道内平均よりも高い(北海道で32番目に高い。)
- 参考
- 一般職員等(166人)一人当たり給料月額 31万4,100円 (職員手当を含まない)
- 職員給(給料+手当)÷一般職員等(166人)=524万6千円~給料月額の16.7か月分
健全化判断比率・資金不足比率(平成23年度決算~確報値)
健全化判断比率
- (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)
人口
教育
- 小学校
- 砂川市立砂川小学校
- 砂川市立中央小学校
- 砂川市立豊沼小学校
- 砂川市立北光小学校
- 砂川市立空知太小学校
- 中学校
- 砂川市立砂川中学校
- 砂川市立石山中学校
- 高等学校
- 専修学校
医療
住宅団地
- 道営住宅すずらん団地
- 道営住宅三砂団地
- 道営住宅三砂ふれあい団地
交通
鉄道
バス
そのほか砂川市内⇔新十津川町内で乗合タクシーを運行。
タクシー
- 滝川圏エリア
- タクシー会社
- 砂川北星ハイヤー
- ふじ観光(砂川営業所)
- 三星ハイヤー(砂川営業所)
道路
経済
立地企業
農協
- 新砂川農業協同組合(JA新すながわ)
- 本所、空知太事業所
金融機関
郵便
- 砂川郵便局(集配局)
宅配便
公共機関
警察
- 砂川警察署
- 駅前交番
- 豊沼駐在所、空知太駐在所
消防
- 砂川地区広域消防組合消防本部
- 砂川消防署
市の文化財
- 街頭もちつき - 砂川もちつき保存会
出身者
- 金子誠治(版画家)
- 金田たつえ(歌手)
- 長井満也(プロレスラー)
- 林芳男(元滝川市長)
- 栗良平(小説家・「一杯のかけそば」作者)
- 吉澤一彦(テレビ朝日アナウンサー)
- 岩谷美里(女子野球選手)
- 寺岡のぞみ(フリーアナウンサー)
- 吉村克二(元函館短期大学学長)
マスコミ
- プレス空知中空知南支局
関連項目
脚注
- ↑ 図典 日本の市町村章 p15
外部リンク
- 行政
- 観光