瀬棚町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瀬棚町(せたなちょう)は、北海道南西部の檜山支庁北部にあって、日本海に面していた町。
2005年9月1日、瀬棚郡瀬棚町・北檜山町・久遠郡大成町の3町が新設合併したことにより、瀬棚町区域は、久遠郡せたな町の合併特例区の一つ「瀬棚区」となった。せたな町の本庁舎は旧北檜山町役場に置かれている。
町名の由来はアイヌ語の「セタルペシュペナイ」(犬が泳ぎ渡る川)が略された「セタナイ」から。
日本初の女医である荻野吟子は1897年から1908年まで当地で生活した。
目次
地理
北東部は狩場山などの山岳地帯である。日本海に面した海岸は急峻で、狩場茂津多道立自然公園に指定されている。海岸線沿いに国道229号が通る。
- 山:狩場山(1,520m)
- 河川:馬場川、島歌川
- 岬:茂津多岬
隣接していた自治体
- 檜山支庁
沿革
- 1880年 戸長役場設置
- 1897年 瀬棚村から利別村(現・今金町)が分村
- 1902年
- 1919年 一級町村制施行
- 1921年1月1日 町制施行、瀬棚町
- 1959年 町内の5大字を再編。
- 瀬棚村 → 本町、三本杉、南川、共和、西大里、東大里
- 梅花都村 → 元浦、西大里
- 中歌村 → 元浦、西大里、島歌
- 虻羅村 → 元浦、西大里
- 島歌村 → 島歌、北島歌、西大里
- 2005年9月1日 北檜山町・大成町と合併し、せたな町となる
姉妹都市・提携都市
経済・産業
水産業と農業が盛ん。
教育
- 公立高等学校:北海道瀬棚商業高等学校
- 中学校:瀬棚
- 小学校:瀬棚、馬場川、島歌
交通
鉄道
国鉄瀬棚線は1987年3月15日に廃止された。瀬棚町内には瀬棚駅が設置されていた。鉄道代替バスは函館バスが運行。
バス
- 函館バス
- 瀬棚町営バス
道路
港湾
- 須築漁港
- 美谷漁港
- 吹き込み漁港
- 虻羅漁港
- 中歌漁港
- 瀬棚港
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身の有名人
関連項目
外部リンク
- 瀬棚町 Home Page - 閉鎖(2005年5月7日時点のアーカイブ)