浪合村
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テンプレート:Infobox 浪合村(なみあいむら)は長野県下伊那郡の西南部に位置し、岐阜県に接する村。
地理
四方を1,000m級の山々に囲まれた谷間の村である。村内を三州街道(国道153号)が縦貫している交通の要衝で、江戸時代には関所が置かれていた。
村の南部、平谷村との村境にある治部坂峠(じぶざかとうげ)の周辺は古くから観光地化されており、中京圏からの観光客が多い。
- 山:大川入山、蛇峠山、横岳
- 河川:和知野川、大川入川、治部坂川、恩田川
隣接していた自治体
歴史
- 天野源蔵の『浪合記』によると、室町時代の元中2年/至徳2年(1385年、応永31年8月(1424年9月)の説もある)12月朔日に、尹良親王(南北朝時代の後醍醐天皇の孫、宗良親王の皇子)が、三河国を目指すために世良田政義・親季・義秋・政親(世良田氏一族)ら新田氏の残党とともにこの地で戦死したとする(浪合の合戦)[1]。
沿革
交通
道路
- 一般国道
- 国道153号(三州街道)
- 都道府県道
- 長野県道243号深沢阿南線
名所・旧跡・観光スポット
- 治部坂峠
- 浪合関所跡
- 浪合神社(尹良親王墓)
- あららぎ高原スキー場
- 治部坂高原スキー場