泉岳寺駅
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泉岳寺駅(せんがくじえき)は、東京都港区高輪二丁目[1][2]にある、東京都交通局(都営地下鉄)・京浜急行電鉄(京急)の駅である。2社局の共同使用駅で、東京都交通局が駅を管轄している[3]。
都営地下鉄の浅草線と、京急の本線が乗り入れる[2]。両線は当駅を介して相互直通運転を行っている[2]。浅草線には駅番号が付与されており、A 07である[1]。
目次
歴史
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地下駅である[4]。押上側に主に西馬込・京急線方面からの当駅折返し列車が使用する引き上げ線(1線)があり、すべてのホームから出入りが可能である[3]。2・3番線の西馬込側には片渡り線もあるが通常時に使用されることはない。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | KK 京急本線 | 品川・横浜・16px羽田空港・三崎口方面 | |
2 | A 都営浅草線 | 五反田・西馬込方面 | |
3 | 押上・京成線・北総線・16px成田空港方面 | 西馬込方面からの列車 | |
4 | 京急本線からの列車 |
駅名標は1番線側を除いて都営地下鉄の様式となっている。開業当初は西馬込・横浜方面の次の駅が「1 品川・2 高輪台」だったが、2006年頃に分離され、西馬込方面は「高輪台」、京急本線方面は「京急線品川」に変更された。また、横浜方面の1番線側は2007年初頭から京急の駅名標をイメージし、中国語・韓国語表記が併記され、上下の赤のラインのうち、下部が水色の斜め線となっているものとされたが、2013年初頭には中国語・韓国語表記がなくなり、下部の斜め線は単純なラインとしたものに変更されている。
駅施設
改札口
西馬込・品川寄り改札口(高輪口)と三田寄り改札口(三田口)の2か所[4]がある。ホームの両端が改札口への階段となっている[4]。なお、両改札口を連絡するコンコースはない[4]。
バリアフリー設備
- エスカレーター:ホーム→改札階(高輪口)[4]
- だれでもトイレ(三田口改札外)[4]
- 車椅子昇降装置(三田口)[4]
- 高輪口のホームと地上とを連絡するエレベーターが2008年(平成20年)秋に着工し、2010年(平成22年)までに完成する予定であったが、2011年(平成23年)3月31日供用開始となった[5]。
トイレ
- 高輪口・三田口の改札外コンコース部に設置されている[4]。
その他の設備
付記
- 当駅は京急で2010年10月21日から導入した駅ナンバリングの対象外となっている。また、1番線の駅名標には品川方の駅ナンバリング(KK01)が表記されていない。
- 2011年7月14日から9月10日まで東京都江戸東京博物館で開催された特別展「東京の交通100年博」において、テンプレート:要出典範囲。
利用状況
- 都営地下鉄 - 2012年度の一日平均乗降人員は175,421人(乗車人員 87,293人、降車人員 88,128人)である[6]。
- 京浜急行電鉄 - 2013年度の一日平均乗降人員は168,009人である[7]。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 都営地下鉄 | 京浜急行電鉄 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員 | ||
1990年(平成テンプレート:02年) | 77,238 | 12,523 | [10] | ||
1991年(平成テンプレート:03年) | 79,260 | 13,079 | [11] | ||
1992年(平成テンプレート:04年) | 13,071 | [12] | |||
1993年(平成テンプレート:05年) | 78,312 | 13,167 | [13] | ||
1994年(平成テンプレート:06年) | 77,123 | 13,468 | [14] | ||
1995年(平成テンプレート:07年) | 73,421 | 15,645 | [15] | ||
1996年(平成テンプレート:08年) | 71,110 | 14,899 | [16] | ||
1997年(平成テンプレート:09年) | 69,216 | 14,403 | [17] | ||
1998年(平成10年) | 69,071 | 14,742 | [18] | ||
1999年(平成11年) | 71,344 | 60,232 | [19] | ||
2000年(平成12年) | 72,427 | 62,249 | [20] | ||
2001年(平成13年) | 76,584 | 66,485 | [21] | ||
2002年(平成14年) | 79,614 | 68,288 | [22] | ||
2003年(平成15年) | 80,402 | 70,437 | [23] | ||
2004年(平成16年) | 160,183 | 81,345 | 71,773 | [24] | |
2005年(平成17年) | 83,405 | 152,026 | 73,742 | [25] | |
2006年(平成18年) | 169,920 | 86,343 | 156,757 | 75,745 | [26] |
2007年(平成19年) | 180,061 | 90,177 | 162,390 | 79,585 | [27] |
2008年(平成20年) | 181,879 | 91,049 | 162,912 | 81,101 | [28] |
2009年(平成21年) | 179,860 | 89,899 | 68,632 | [29] | |
2010年(平成22年) | 177,533 | 88,691 | 158,974 | 78,978 | [30] |
2011年(平成23年) | 170,261 | 84,786 | 153,745 | 76,186 | [31] |
2012年(平成24年) | 175,421 | 87,293 | 158,504 | ||
2013年(平成25年) | 168,009 |
駅周辺
テンプレート:Vertical images list テンプレート:See also 高輪口にA1・A2出口が、三田口にA3・A4出口が設置されている。
- 萬松山泉岳寺 - A2出口[32]
- 京浜急行電鉄本社 - A1出口から地下部で直接アクセスできるようになっている[32]。
- 東海大学高輪キャンパス[32]
- NHK交響楽団本部
- 伊皿子坂[32]
- 東日本旅客鉄道田町車両センター
- 国道15号(第一京浜)
- 高輪皇族邸(旧高松宮邸) - A3出口
- 高輪大木戸跡 - A4出口[32]
- 泉岳寺駅前郵便局 - A1出口とA4出口の中間
- 高輪郵便局 - A3出口
- 高輪二郵便局
- 港区立高輪台小学校
- 高輪中学校・高等学校
- 品川バスターミナル - A1出口[32]
バス
最寄り停留所は、第一京浜と東京都道415号線上にある泉岳寺前 となる[33]。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局により運行されている[33]。
駅名の由来
赤穂浪士の墓所として知られる泉岳寺に近接していることに由来する[2]。すなわち、「泉岳寺前」の意味であり、「泉岳寺」という地名はない。地元では地名のようにも扱われているが、行政上の区分はない。
駅開業後の1993年に、泉岳寺は東京都に対して駅名に寺の名前を使うことについて、不正競争防止法、法人の氏名権、商法21条を根拠に使用差し止めを求めて東京地方裁判所に提訴した。東京地裁は「原告のような宗教法人が地下鉄事業を行うことは一般的にあり得ない。したがって、一般の人が駅名使用によって地下鉄事業を原告の泉岳寺かその関連事業で営業しているとの誤認をすることはあり得ない」として、寺側の訴えを退ける判決を1994年に下した。原告側は最高裁判所まで争ったが、1997年に原告敗訴で確定した。
未成線
- 都営地下鉄三田線の当駅 - 三田駅間と東急泉岳寺線(池上線)の当駅 - 桐ヶ谷駅間を建設する計画もあったが、ともに諸般の事情により中止となった。また、この経緯から目黒延伸まで三田線の起点は当駅とされていた。詳細は都営地下鉄三田線#建設経緯を参照。
隣の駅
- 東京都交通局・京浜急行電鉄
- A 都営浅草線・KK 京急本線
- テンプレート:Colorエアポート快特
- テンプレート:Colorエアポート快特以外の列車種別
- 高輪台駅 (都営浅草線) (A 06) / 品川駅(京急本線) (KK01) - 泉岳寺駅 (A 07) - 三田駅(都営浅草線) (A 08)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:鉄道路線フッター- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 テンプレート:Cite web
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:Cite journal
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 テンプレート:Cite web
- ↑ 東京都交通局 都営地下鉄ニュース
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 京急まちweb 駅別1日平均乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑
- ↑ 9.0 9.1 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)227,234ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)233,240ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 32.0 32.1 32.2 32.3 32.4 32.5 テンプレート:Cite web
- ↑ 33.0 33.1 33.2 33.3 33.4 テンプレート:Cite web