水原町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 水原町(すいばらまち)は、新潟県の北東に位置し、白鳥の湖瓢湖で有名な町である。
2004年4月、安田町、京ヶ瀬村、笹神村と合併し、阿賀野市になった。
地理
新潟県の北東部に位置し、国道49号が南北に縦断して、国道460号と交わる。市街地は羽越本線水原駅周辺に集中し、南部には田園地帯が広がる。
町の南西は、阿賀野川を挟んで新津市と接する。
町の南東に、安田町、京ヶ瀬村、三川村に囲まれた飛び地が存在したが、阿賀野市の誕生により解消された。
隣接していた自治体
歴史
- 平安時代 - 白河荘と呼ばれる荘園で、藤原摂関家が支配した。
- 平安末期 - 城氏が越後守として支配。
- 鎌倉初期 - 源頼朝が城一族を滅ぼす。関東御家人大見氏(後の水原氏、安田氏、山浦氏)が地頭職として補任。
- 江戸時代 - 幕府、新発田藩、村上藩に三分。
- 1764年(延享3年) - 水原代官所がおかれた。
- 1868年(明治元年)9月 - 天朝山に新潟府がおかれた。
- 1869年(明治2年)2月 - 越後府と改称。
- 1869年(明治2年)7月 - 水原県と改め、新潟県を合併。
- 1870年(明治3年) - 新潟県と改め、県庁所在地が新潟市へ移った。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にともなう合併により、水原町、安野村、堀越村、社田村が発足。
水原町 | 水原町、中島村、外城村 |
---|---|
安野村 | 下条村、山口村、山口村新田 |
堀越村 | 堀越村、小境新村、福田村、牧島村、境新村、越御堂村、野地城村、田中村、七石村、庄ヶ宮村、里村、深町村、金澤村、百津村、土橋村、市野山村、上中村、上中ノ目村、荒屋村、下金田村、大野地村、境新田、中潟新村新田、五分市村、新飯田村、中野村 |
社田村 | 分田村、寺社村、浦新村、東町村、上福岡村、西岡村、水ヶ曾根村、山本新村、熊居新田、上江端村、切梅新田、飯田新田 |
- 1890年(明治23年)3月 - 社田村が分田村に改称する。
- 1901年(明治34年) - 水原町が安野村と合併。
- 1955年(昭和30年) - 水原町が堀越村、分田村と合併。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 水原町、安田町、笹神村、京ヶ瀬村が合併して、阿賀野市になった。
交通
鉄道路線
道路
名所・旧跡・観光スポット
- 瓢湖
- 瓢湖水きん公園
- 白鳥資料館
- 白鳥の里
- 水原代官所(復元)
- 越後府矢倉(復元)
- 郷土玩具 三角だるま
関連項目
このページはウィキプロジェクト 日本の市町村のテンプレートを使用しています。