比婆山駅
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比婆山駅(ひばやまえき)は、広島県庄原市西城町大屋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。
芸備線において、当駅から三次駅までは広島支社三次鉄道部の管轄駅である。隣の備後落合駅以東は岡山支社の直轄である。両支社の指令上の境界駅は備後落合駅であり、同駅の上り場内信号機が支社境となっている。
駅構造
三次方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。国鉄時代には列車交換が可能であった。現在も廃止されたホームの跡が残っている。
駅舎はあるが無人駅(前述したが三次鉄道部管理)となっている。かつては駅前の商店で乗車券を販売していたが、2008年(平成20年)春に委託発券は打ち切られた。便所は、簡易水洗式である。
駅周辺
- 美古登郵便局
- 国道183号
歴史
- 1935年(昭和10年)12月20日 - 庄原線の備後熊野駅(びんごくまのえき)として開業。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 庄原線が三神線に編入され、三神線の駅となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 芸備鉄道の国有化に伴い、芸備線の駅となる。
- 1956年(昭和31年)12月20日 - 比婆山駅に改称。
- 1972年(昭和47年)9月1日 - 無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月31日 - この日を以って乗車券委託販売終了。
その他
- 当駅と次の備後落合駅の間は、距離は5.6kmだが、徐行区間が多く16分かかる。以前は10 - 12分であった。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color芸備線