備後西城駅
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備後西城駅(びんごさいじょうえき)は、広島県庄原市西城町大佐にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。
2002年(平成14年)3月22日の列車廃止までは急行列車も停車した。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、行違い設備を有する地上駅である。駅舎は三次方面行きホーム側にあり、反対側の備後落合方面行きホームへは構内踏切で連絡している。
三次鉄道部管理の簡易委託駅で、POS端末等の設置はなく、携帯用券売機で切符を販売している。ただし、早朝と夕方以降は無人となる。便所は、汲み取り式である。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color芸備線 | 下り | 三次・広島方面 |
2 | テンプレート:Color芸備線 | 上り | 備後落合方面 |
- のりば番号標は設置されていないが、当駅始発列車があった当時、駅掲示時刻表では上記の番号で表現されていた。
- 列車運転指令上では2番のりばの方が「1番線」となっており、案内上ののりば番号とは逆転している。
駅周辺
- 庄原市西城支所
- 庄原市立西城小学校
- 庄原市立西城中学校
- 広島県立西城紫水高等学校
- 庄原市立西城市民病院[1]
- 国道183号
歴史
- 1934年(昭和9年)3月15日 - 庄原線(当時)が備後庄原駅から延伸し、その終着駅として開業。
- 1935年(昭和10年)12月20日 - 庄原線が備後落合駅まで延伸、途中駅となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1985年(昭和60年)12月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)
- 3月23日 - ダイヤ改正で運行本数を削減。
- 秋 - 部活動の帰宅生徒対策として、備後庄原駅発着の便を登校日に限りここまで延長する。
- 2006年(平成18年)7月18日 - 大雨により備後落合駅 - 比婆山駅間で大規模斜面崩落が発生し、芸備線は備後落合駅 - 当駅間で不通となる。これに伴い、同年7月20日より、当駅からの代行バスを運転開始。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 復旧工事が完了し、全線で運転再開。
- 2012年(平成24年)3月17日 - ダイヤ改正で運行本数を削減。当駅折り返し列車の消滅。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color芸備線