横浜環状北線
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横浜環状北線(よこはまかんじょうきたせん)は、首都高速道路の建設中の路線である。第三京浜道路 港北ICから首都高速神奈川1号横羽線 生麦JCTまでの8.2kmを結ぶ路線である。横浜市を環状につなぐ構想(横浜環状道路)の一部である。2016年度供用開始予定。事業計画は横浜市道高速横浜環状北線。
横浜環状道路はこの北線と、戸塚から保土ヶ谷バイパスと交差して港北に至る西側区間、及び国土交通省と東日本高速道路株式会社によって建設が進められている横浜環状南線(釜利谷 - 戸塚)からなる。西側区間は構想のままで長らく進展がないが、港北から東名高速道路を結ぶ横浜環状北西線(総延長 7.1km)は2012年度に事業化された。
なお、横浜環状北線の関連街路として、新生麦出入口と接続し、国道1号(第二京浜)と東京大師横浜線(産業道路)を結ぶ都市計画道路岸谷生麦線が整備される。
概要
横浜環状北線
- 起点 : 神奈川県横浜市都筑区川向町(第三京浜道路 港北IC)
- 終点 : 神奈川県横浜市鶴見区生麦2丁目(横浜羽田空港線 生麦JCT)
- 車線数 : 4車線(片側2車線)
- 設計速度 : 60km/h
- 完成時期 : 2016年度(予定)
- 都市計画道路名 : 横浜国際港都建設計画道路1・4・6号高速横浜環状北線
沿岸部と内陸部を結ぶ幹線道路が少ない横浜市北部の渋滞解消を目的とする。 周辺環境への影響を少なくする為に、全体の約7割がトンネル構造である。
(参考)岸谷生麦線
- 起点 : 神奈川県横浜市鶴見区岸谷2丁目(国道1号)
- 終点 : 神奈川県横浜市鶴見区生麦3丁目(東京大師横浜線)
- 車線数 : 往復2車線(片側1車線)(片側歩道)
- 設計速度 : 40km/h
- 完成予定 : 2016年度(予定)
- 都市計画道路名 : 横浜国際港都建設計画道路3・4・51号岸谷生麦線
出入口など
なお、名称は仮称である。
- 路線名の特記がないものは市道。
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 |
---|---|---|---|
横浜環状北西線(事業中) | |||
港北JCT・港北出入口 | 第三京浜道路 港北IC | 0.0 | 建設中 |
新横浜出入口 | 神奈川県道13号横浜生田線 | 1.2 | |
馬場出入口 | 東京都道・神奈川県道111号大田神奈川線 横浜市主要地方道85号鶴見駅三ツ沢線 |
4.5 | |
新生麦出入口 | 国道1号 東京都道・神奈川県道6号東京大師横浜線 |
7.4 | |
生麦JCT | (K1)横羽線 | 8.2 | |
(K5)大黒線 (B)湾岸線・大黒ふ頭方面 |
歴史
- 2000年7月14日 : 都市計画決定
- 2001年度 : 首都高速道路公団が事業着手
- 2011年3月15日 : 都市計画変更決定(港北出入口の追加・横浜環状北西線との接続等)[1]
- 2016年度 : 全線開通予定
脚注
関連項目
外部リンク
- 首都高速道路株式会社
- 横浜環状北線 - 首都高速道路株式会社神奈川建設局調査・環境課